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D1 Lights Rd.6&7 備北 塙選手 参戦レポート

D1Lights Rd.6&7 BIHOKU

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9月4日(土)5日(日)岡山県の「備北ハイランドサーキット」にて、2021年「D1ライツシリーズ Rd.6&7備北」が開催されました。

4日(土)が第6戦、5日(日)には第7戦と、デュアルファイナルズにて開催となりました。
イベント当日は、コロナウイルスの感染拡大に伴い無観客開催となりました。
この「D1ライツRd.6&7 備北」にスピードマスターの油脂類をご使用頂き参戦された塙選手の参戦レポートです。

【選手、車輌紹介】

#35 塙彰拡 選手

チーム名:Y’s FACTORY eternal × REOS
マシーン:SPEED MASTER(スピードマスター) × VITOUR SILVIA S14

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【塙選手参戦報告】

●Rd.6
デュアル開催となった今回のラウンドではRd.6において通常のコースレイアウトと異なり、1 コーナー進入時の道幅が大きく規制されていた。
このことによってホームストレートでの姿勢の作り方や進入スタイル及び旋回の軌跡等に変更が生じる特別なレイアウトである。

前日練習は完全ウェット路面であり、当日はドライ予報の為、走りの組み立てが若干異なるが複数のセットや走り方などを試すことで走りの基礎的な感覚を体に染み込ませていたため、当日朝のチェックラン3週でドライ路面に走りを切り替えることが出来た。

<1本目>
前日からの作戦通りの組み立てで一連の走りをこなすことが出来、審査員からも好評を得る走りであった。
しかし進入時の車幅規制用パイロンに若干タッチしてしまったため、1点減点となりベース点的には余裕をもって決勝進出できるスコアであったが、決勝進出が際どいスコアになってしまった。

<2本目>
1本目の反省からパイロンタッチに気を付けた上で、同様の作戦で走りきることとするが、2本目では想像以上にタイヤが発熱しておりグリップ力が発現し全体的な走りのリズムが手前気味となりゾーン減点やパイロン減点も無く、振りの速さは評価されたものの流れが悪くスコアを伸ばすことが出来なかった。

<統括>
1本目のパイロンタッチ、また2本目でのリズムの崩れと、大きな反省を生んだラウンドとなったが、原因がクリアであったことから翌日の本番では同様のミスをしないように強く意識することが出来た。
また、走りに関しては周囲からも好評であったことから結果には繋がらなかったが自身に繋がるラウンドであった。

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●Rd.7
Rd.7では備北サーキットの通常レイアウトのコース幅となり、走りの組み立てが若干違うが、昨日のラウンドでミスはあったものの走りに自信があったことと、セットも若干改善させていた為、朝のチェックラン3周でおおよその感覚をつかむことが出来自信をもって本番に挑むことが出来た。

<1本目>
自分の持ち味である振りの鋭さと角度を意識したスタイルで進入し全体的な流れも問題なく距離感もあっていたが若干進入アウト側にある第一ゾーンを通過することが出来ず1点減点となった。
しかしベース点が高かったことから予選通過はギリギリ可能なスコアにはなっていた。

<2本目>
1本目でかなりいい感覚をつかんでいた為、第一ゾーンをしっかり通過することを意識し同様のスタイルで走りきる作戦で2本目に挑んだ。
昨日の単走の際に2本目での1本目に対するグリップ力の上がり代もわかっていたため、その分アクセルワークを意識し走ることで、走りは総じてまとまり、減点なく審査員からも良い評価を得て決勝トーナメント進出を決めることができた。

<追走トーナメント>
「BEST16」では現在シリーズトップのヴトー選手との対戦となった。
全局面において自分より強い相手であるため、下手にセットを追走向きに変更することなどなく、正直あまり速く走ることを意識してセットしていない単走セットのまま追走に挑むこととした。

●後追い
スタートから離される可能性が高く注意して挑んだものの、若干噛み合わず離されてしまった。
その後必死に追いかけるもヴィトー選手のペースが速く想定していたギア(2速)では吹け切ってしまい距離を詰めることが出来ず、終始追いかけモードでの追走となってしまい1 ランク奪われる判定となった。

●先行
後追いでランクを逆に取られてしまっていたが、集中して自分の走りを行うように心がけ、単走としては良い走りを行えたが、ヴィトー選手を距離として引き離すことが出来ず0.5 ランク相手に与え、敗北となった。

<統括>
今回のラウンドでは車両トラブル等も特になく、走りに集中して取り組むことが出来、また車としても単走で充分に戦えるセットが出てきたためドライバーとして攻め甲斐があり楽しいラウンドとなった。
練習・単走・追走を通して自信につながる点や、ネガな部分がクリアになった点など多岐にわたり実りのあるD1 LIGHTS Rd.6-7であった。

参戦にあたりサポートしていただいたスポンサー様やチームメイトの為にも、もう少しいい結果を残したいところであったので、次の最終戦 奥伊吹ではより内容の濃い戦いをしたいと思っております。

次戦の「2021 D1 Lightsシリーズ Rd.8」は、「201 D1グランプリRd.7&8」と共催にて、滋賀県の奥伊吹モーターパークで行われます。

更なる活躍応援しています。

 

 

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