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レーシングサイドカーの世界

RACING SIDECAR TEAM (レーシングサイドカー) -team TRS-

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8月23日(日)に茨城県の「筑波サーキット コース1000」にて行われたジムカーナ大会時にデモランとして、「team TRS」によるレーシングサイドカーのデモランが行われました。

普段、中々見る機会が無い迫力満点の走行に、多くの来場者が釘つけになっていました。

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レーシングサイドカーレースとは?

レース専用のサイドカー「レーシングサイドカー」を使用し、マシンのアクセルワーク・ブレーキングを担当するドライバーと、全身を使っての体重移動により、マシンのパーツの一部となり常に最適なマシンバランスをコントロールするパッセンジャーの2名1チームでアンバランスな3輪マシンを操るモータースポーツです。

元々は「MOTO GP」のワンカテゴリーにも入っていましたが、残念ながら96年に撤退となり、今ではクローズドサーキットでの「スーパーサイド世界選手権」そして行動レースではイギリスでの「マン島TTレース」が有名です。

日本においてはフルスケール(F1・F2クラス)が、「富士スピードウェイ」「筑波サーキット」「岡山国際サーキット」等にてシリーズ戦が年間4〜5戦行われています。また、カテゴリーが1つ下のクラスの「ミニサイドカー(F4クラス)」は千葉県に茂原ツインサーキットで年間5戦のチャンピオンシップを争っています。

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レーシングサイドカーチーム -team TRS-

「team TRS」は国内サイドカーレースの存在と技術・技能の継承と海外への挑戦を目標として活動するレーシングチームです。

ドライバー:小沼秀明 選手
パッセンジャー:冨本至高 選手
マシン:KUMANO-LCRーGSX-R1000 (F1)
TOMBOY KX85(F4)

エンジンオイル:スピードマスターPRO BIKE 10W40
車重230kg 190馬力

2018年まで「ミニサイドカーF4」を主軸に活動しており、茂原ツインサーキットのコースレコードも保持しております。

そして、今年2020年より、レーシングサイドカーレースのトップカテゴリー「F1クラス」への参戦を開始しました。8月現在までに行われたレース2戦2勝とランキングトップでチャンピオン獲得に大手をかけております。

将来的には、世界戦への出場を目指しています。

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サーキットでも、中々、目にする機会は少ないですが、ドライバーとパッセンジャーの息のあった動き、迫力満点のスピード、是非、一度間近で観戦して頂ければと思います。

「teamTRS」はレーシングサイドカーの発展、普及に向けミニサイドカーF4マシンを使用したレーシングサイドカー体験やイベントでのデモ走行、展示等も積極的に行われています。

体験してみたい方、参戦を検討される方にマシンや乗り方についてのレクチャーや中古マシンの紹介等もさせて頂いておりますので、お気軽にご相談いただければです。

連絡はTwitter (@Tommyniwatori1)まで。

 

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