先日、筑波サーキットにて行われた「D1 グランプリ Rd.1/2」に参戦された岩井選手からの参戦報告です。
開催地: 筑波サーキット・コース 2000
茨城県下妻市村岡乙 159
開催日6 月 29、30 日
入場者数:2 日間公式入場者数 6,776 名
RD.1単走 26 位(33 台中) 単走敗退
RD.2単走24 位(33 台中)単走敗退
大幅なレギュレーション変更により、開幕戦が6月になった今シーズンのD1グランプリ。 近年、開幕戦はお台場が恒例でしたが、今シーズンの開幕は筑波。梅雨時期の開幕という事もあり、雨の開幕戦となりました。
今年からチーム体制、車両共に変わる事になり、チーム名はオイルメーカーのスピード マスター様と、埼玉県の BUY NOW JAPAN 様の「スピードマスター BUY NOW JAPAN」 としてエントリーさせて頂き、使用する車両は FC3S RX-7 を使用し、「Project μ メイクヒロタ HID 信玄 Old Star 7」 という車両名にさせて頂きました。
車両準備が押してしまい、出発5日前にエンジンのセッティングとなりました。 しかもそのセッティング中にエンジンがブローしてしまいました。その直後にシェイクダウンを行う予定にしていたので、シェイクダウンも出来なくなってしまいました。 その時点で部品手配も含め、とても間に合いそうになかったのですが、サポートして頂いている方々が部品の手配、作業を間に合わせてくれたおかげで、なんとか動く状態で 会場入り出来ました。
練習走行(金曜日) 雨のち曇り
車輌は動くようになりましたが、エンジン、サスペンションのセッティング共に出来て無く、 完全なシェイクダウンとなり、3 回の練習走行で両方のセッティングを進めることにな りました。
しかし、配線の接触不良等のトラブルも出てしまって、練習走行ではエンジンのセットだけがある程度出来ただけでした。
RD.1(土曜日) 雨
配線の不具合も無事特定出来て迎えた土曜日、それでもスロットルポジションセンサートラブルで、アクセルハーフの状態が上手くセットできませんでした。
やっとドリフトも開始しましたが、最初につけて行ったナックルのアッカーマン差具合が良くなく、角度を安定させて走る事が出来ませんでした。
チェック走行は1回しかないので、トーをアウトに、ダンパーの減衰をフロントを固くして本番に臨みました。
結果は 89.94、グループ5位、全体26位で単走敗退となってしまいました。 とにかく角度を安定させて走る事が出来なかったので、もう1セット持って行っていた ナックルに交換し、日曜日に備えました。
RD.2(日曜日) 雨
迎えた日曜日。 チェック走行走行でナックルの具合を確認し、前日よりかなりアッカーマン差具合がよくなり、唐突な動きもなくなり、かなり乗りやすくなりました。 リアタイヤの空気圧を少し下げ、リアの減衰を少し硬くし本番に臨みました。ほんとは トーも調整し、もうちょっとだけセルフステアの具合を調整したかったのですが、どう なるかが予想しずらかったのでそのままとしました。
結果 94.00 グループ 6 位、全体 24 位で単走敗退となってしまいました。
点数はかなり上げる事が出来ましたが、すぐに通用するわけもなく単走敗退となってしまいました。雨なこともあり、アクセルもハーフの状態をかなり使ってしまい、スロポジトラブルでスロットル補正が効かず空燃比がかなり濃い状態で走る時があり、エンジ ンがカブってしまったりして、そこも走りの安定に繋げることが出来なかったのも残念なところでした。ですがナックルも調子が良くなったりと前向きな事もありました。 今年から使い始めた 3 ローターのトルク感もかなり良いなと実感できました。これからテストを重ねれば、かなり良くなるのではないかと期待を持つこと事が出来ました。
以上が筑波戦の結果となります。
今年から全てが変わり、この 1 戦でかなりの課題が見えました。特にかなり急務なのが水温です。今年から採用したリアラジエターの水温がとにかく上 がってしまって、これからの季節をとても乗り切れないので急いで対策を考えないといけないと思っています。 次のラウンドまで時間がありませんが、出来る事をしっかり準備しようと思います。
岩井選手、お疲れ様でした。
次戦は、7月26日（金）27日（土）「フジスピードウェイ」で行われる『FORMULA DRIFT JAPAN 2019 Round.3 FUJI SPEED WAY』です。
前戦の課題を克服し、更なるご活躍期待しております。
そして、強靭なモンスターマシーンのエンジンを支えるのは「スピードマスター のエンジンオイル F1 PROレーシングスペシャル 10W60」
さらに、低温から高温まで安定したシフトフイールを特長とし、ギヤの耐摩耗性とシンクロ摩擦レベルをバランスさせる高性能エステル系100%化学合成ギヤオイルがドライバーの要求する過酷なシフトチェンジを可能にします。
また、ロータリーエンジン RX-7専用オイルは、RX-7エンジンを熟知し、本来のポテンシャルを最大限発揮する為に開発したこのエンジンオイルは、スポーツ性とロングライフに主眼を置き、レスポンスアップとエンジン保護に卓越した効果を発揮します。
高粘度エステル+アルキルナフタレンを高配合することにより、耐熱性と耐加水分解安定性を強化し、耐久性を大幅に向上しています。
また、特殊無灰系FM剤を使用しカーボンの発生を抑制しながら、アペックス、コーナー、サイドシールの磨耗を防止します。
さらに優れた耐オイル消費性能を発揮します。
ドリフト走行はもちろん、街乗り、ドライブ、普段使いにも「スピードマスター 」を是非！
