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全日本モトクロス選手権第2戦(最終戦) 中国大会 佐野選手参戦報告

D.I.D JMX Rd2全日本モトクロス選手権 シリーズ第2戦(最終戦) 中国大会

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5月に開催予定の「D.I.D JMX Rd.2 2021全日本モトクロス選手権シリーズ第2戦」は、コロナ禍による延期のため、11月27日(土)- 28日(日)広島県の「世羅グリーンパーク弘楽園」にて開催いたしました。

ライダー紹介

ライダー:佐野雄太選手(19歳)
チーム:ジュニアライダース
マシーン:KAWASAKI(カワサキ)KX250 (2021式)
エンジンオイル:スピードマスター「PRO BIKE 10W-40」

レース開催日:11月27日(土)28日(日)
レース名:D.I.D JMX Rd.2 全日本モトクロス選手権シリーズ2021 第2戦 第59回 中国大会
会場:世羅グリーンパーク弘楽園(広島県)
天候:晴れ
コースコンディション:ドライ
参加台数:44台
観客数:2,185人

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佐野選手参戦報告

レースレポート/予選

今大会は、今年5月に開催予定だった「全日本選手権」が、新型コロナで延期されていた大会で、今年最後のレースとなります。「世羅グリーンパーク弘楽園」は私の得意なコースの一つです。

予選は2クラスで、各クラス上位15台が決勝進出です。
予選のスタートグリッドの選択順は現時点のランキング順で、私は11番目でした。
私はアウト寄りの1コーナーまでほぼストレートなベストの位置でのスタートでした。

スタートのクラッチミートのタイミングも良く、5番手で1コーナーに侵入しました。
しかし、1コーナーでイン側から来たライダーに押し出される形となり、10番手に順位を落としてしまします。
しかし、冷静に前のライダーの動きを見て1周目で8番手に順位を上げます。
その後も安定したペースで周回を重ね、8番手のままフィニッシュしましした。

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レースレポート/決勝

【ヒート1】
レース時間は大会運営の関係で5分短縮の25分+1周で行われました。
決勝グリッドは予選の順位順で私は予選同様アウト側からのスタートを選択しました。

クラッチミートの瞬間、フロントタイヤが浮きすぎてしまいました。
1週目は21番手で通過しました。
レース序盤、混戦の中で冷静な判断

ラインとりが出来ず、28番手まで順位を落としてしまいます。
ですが、一度落ち着き、冷静さを取り戻すことが出来、周回ごとに順位をあげていきます。
レース終盤まで追い上げを続け2週で19番手に上がりフィニッシュしました。

序盤のペースが悪く追い上げにも時間がかかってしまったので、ラインどりやペース配分等を見直し、ヒート2に挑みます。

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【ヒート2】
ヒート2も予選、、ヒート1同様アウト側からのスタートを選択をしました。
クラッチミートでの反省を活かし、前のライダーのラインどりを見極めて冷静なライディングに努めました。
1週目を18番手で通過しました。
とても接戦でワンミスが命取りになる状況でした。
前のライダーを攻略するのに時間がかかってしまい、こう着状態でした。
レース終盤のライダーのミスした隙を狙い、10週目に17番手、13週目に16番手に上がり、さらに上位を目指しましたが、時間ぎれとなりフィニッシュしました。

来季への課題

シーズン始まる前から覚悟はしていたものの、国際A級の厳しさは想像以上のものでした。順位1つ、その1週、その1レースに賭ける意気込みや絶対に勝つという気持ちの重要性を改めて強く実感しました。

また、絶対的なスピード、体力がもっと必要であるという事も痛感しました。

今年は最終戦が遅かった為、例年より短いオフシーズンとなります。
来季はポイント獲得、上位入賞をする事が目標です。
日々のトレーニング・練習でもその一瞬にこだわり、視野を広く持ち様々な事を取り入れ数段レベルアップするべく、充実したシーズンオフを過ごしていきます。

スピードマスター PRO BIKE 10W-40

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今回のレースで佐野選手が使用したエンジンオイル、スピードマスターのPRO BIKE 10W-40のインプレッションをご紹介します。

このコースは標高が高く、朝の気温がマイナスになるほど低い中で、ハイスピードなコースでのレースでした。
気温が低い中でも低、中、高速の全域でレスポンスよくエンジンが回りレースに集中することが出来ました。
何より「PRO BIKE 10W-40」を使用してから一度もエンジントラブルがなく、今年1年安心してレースに挑めました。

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