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2022 全日本モトクロス選手権 第6戦 関東大会 佐野雄太選手 参戦報告

D.I.D ALL JAPAN MOTOCROSS CHAMPIONSHIP 2022D.I.D全日本モトクロス選手権 第6戦 関東大会埼玉トヨペットCUP

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10月29日(土)30日(日)埼玉県の「オフロードヴィレッジ」にて「本全日本モトクロス選手権第6戦 関東大会 埼玉トヨペットCUP」が秋晴れの中、行われました。
この大会にスピードマスターの油脂類をご使用頂き「全日本モトクロス選手権」フル参戦されている佐野雄太選手選手の参戦報告です

今シーズン、兄弟でフル参戦している佐野兄弟の弟、国際B級参戦の弟壮太選手は、近畿大会時の転倒により肩を脱臼してしまい、手術を行い今大会は見送りとなりました。
まだまだ17歳、将来のある身。まずは完治を目指し、復帰後は更なるご活躍応援しています。

#29 佐野雄太選手(20歳)

クラス:IA-2クラス(国際A級)参加台数 43台
チーム:ジュニアライダース
マシーン:Kawasaki KX250 2022年式
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W40

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佐野選手レースレポート

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【予選】

今大会は今年初のドライコンディションでのレースでした。
予選は2クラスで、各クラス上位15台が決勝進出です。
予選のスタートグリッドの選択順は現時点でのランキング順で9番目。
スタートグリッドは少しでも1コーナーへの距離が近いイン寄りを選択しました。
通常の土ではなく、全日本唯一の金網でのスタートです。
クラッチミートのタイミングは良かったのですが、上手く加速に繋げられず、ほぼ最後尾で1コーナーへ進入しました。
その後、冷静に前のライダーの動きを見ながら、1周目で9番手に順位を上げます。
最終ラップで8番手に順位を上げゴールしました。

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【決勝】

●ヒート1
今大会のレースフォーマットは15分+1周の3ヒート制で行われました。
決勝グリッドは予選の順位順で、真ん中のグリッドを選択しました。
金網スタート後、土に出てからの加速が上手くいかずまたもや最後尾で1コーナーを通過。
1周目は19番手、レース中盤の6周目に17番に順位を上げました。
抜かしどころが少なく、タイム差の出にくいコースでしたが、冷静に1周1周着実に前のライダーをパスしていき8周目に13番手に順位を上げゴールしました。
ジャンプセクションが多く、抜かし所の少ないコースな為、しっかりとスタートを切る事と、冷静にミスなくスムーズなライディングを意識し、ヒート2に挑みます。

●ヒート2
ヒート2もヒート1同様真ん中のグリッドを選択しました。
予選、ヒート1の反省を活かし、土に出てからの対策を図ったのですが、やはり加速に上手く乗れず1コーナー進入時では最後尾でした。
1周目を21番手で通過、前車を冷静にパスしていくのですが、中盤の混戦でなかなか前に出れず、自分のペースを掴めずペースアップすることが出来ませんでした。
その後も冷静さを保ちつつ攻めますが、思うように順位を上げることが出来ず8週目に18番手に順位を上げゴールしました。
ヒート1同様、何が何でもスタートを出る事に集中しヒート3に挑みます。

●ヒート3
イン寄りのグリッドから順次埋まっていくのでヒート3も真ん中のグリッドを選択しました。
スタートの反応も良く、土に出てからの加速の乗り、8番手で1コーナーに進入しました。
しかし序盤の混戦の中、自分の走りたいラインを走らせてもらえず、落ち着いた展開に出来ず、1週目を13番手で通過しました。
その後も混戦の中、ライン取りに手間取り周かいタイムが上がらず、順位を上げられませんでした。
5週目に16番手まで順位を下げましたが、8週目に再度15番手に順位を上げゴールしました。

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【次戦への課題】

今大会は、地元関東での開催で意気込んだレースでしたが、度重なるスタートの失敗や、混戦でのライン取りミス等で、タイムを上げられず上位で終える事が出来ませんでした。
混戦で攻め切れない走りが1番の原因だと感じたレースでした。

次戦の11月12日の宮城県SUGO大会が今シーズンの最終戦となります。
今シーズン取り組んできた事を課題を再度確認し、ちょっとした様々な事に気を配り、必ず上位入賞を目指します。

スピードマスターエンジンオイル

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ジャンプセクションが大半を占めるコースでは、手前のコーナースピードが重要となってきました。

アクセルの開け閉めが多い中でも、常時レスポンス良く過酷なレースでエンジンを守ってくれました。
高いギアで高回転を維持しながらの状況下でも【スピードマスター PRO BIKE 20W-40】は熱ダレなどのトラブルなど一切なくレースに集中する事が出来ました。

今回のモトクロスのトップカテゴリー「全日本モトクロス選手権」をはじめロードレース「全日本ロードレース選手権」「JSB1000クラス」「ST1000クラス」「J-GP3クラス」や旧車レース「Taste おdTsukuba」等多くのレースでご使用いただいたエンジンオイルはスピードマスターの「PROーBIKE」です。
ベースオイルに耐熱性の優れた二重櫛型構造特殊高粘度エステルをベースオイルに使用することで耐熱性に優れ、長時間の高温状態でも劣化しづらく、添加剤に頼らずとも要求性能の大部分をカバーします。 ハイエンドユーザー層を満足させる品質にこだわり抜いた100%化学合成油です。

エンジンオイルの粘度低下の原因に添加剤「ポリマー」があげられます。ポリマーは熱に弱く、せん断に弱いというデメリットがあります。特に油温が上がる中ではポリマーは劣化しやすく、せん断が切れやすくなってしまいます。
しかしながら、スピードマスターの「PRO BIKE」シリーズは、JASO(日本自動車技術協会)のMA規格に適合し、は、完全ノンポリマー処方でせん断による粘度低下が少ないため、新油に近いフィーリングを長時間維持します。
エンジン本来のパフォーマンスを最高に発揮しながら、湿式クラッチの滑りを最大限抑制しトルク伝達を改善し、パワーアップを体感します。

「熱ダレ防止」や、ワインディング、林道を楽しまれる方や渋滞の多い都市部のライダーをはじめ、サーキットユーザー、レーシングユースや常に油温の高いエンジンにオススメです。

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