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2024 D.I.D全日本モトクロス選手権 Rd.2/Rd.3 佐野雄太、壮太選手 参戦報告

D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ2024 第2戦/第3戦 HSR 九州大会

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D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2024 第2/3戦 HSR九州大会が、2024年4月20日(土)〜21日(日)に熊本県の「HSR九州」にて開催されました。
予定されていた第3戦中国大会の中止の為、第2戦と第3戦が連日行われるイレギュラーなスケジュールとなりました。

会場となるHSR九州はコース幅の広いハイスピードコース。
4月20日(土)はお昼頃から雨が降ったり止んだりという不安定な天候でのバトルとなりました。

この大会にスピードマスターのエンジンオイル「PRO BIKE 10W40」をご使用頂き、兄弟で参戦する佐野雄太選手、壮太選手の参戦報告です。

佐野雄太選手

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チーム:カワサキ プラザ前橋
マシーン:Kawasaki KX250 2024年式
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:曇り
IA-2クラス:43台

レースレポート 第2戦

予選
今大会のレースフォーマットは、土曜日に第2戦、日曜日に第3戦が行われるダブルヘッダーでした。
ヒート1は30分、ヒート2は15分の2ヒートで行われました。
予選はタイムアタック形式で行われました。
コンディションはベストコンディションでした。
ハイスピードコースの為、大きなライン取りを意識し、タイムアタックスタートをしました。
序盤からアタックを開始し、早めにベストタイムをマークしようと意識し走りましたが、ハイスピードコースになかなか目が慣れなくタイムが出ませんでした。
1度ペースを落とし落ち着いてから再度アタックをし、ラスト3周でベストタイムを更新し、6番手で予選を終えました。

【ヒート1】
決勝グリッドは予選の順位順で、選択します。
スタートグリッドは真ん中を選択しました。
スタートの反応も悪くはなく上位集団で1コーナーに進入をしましたが、目の前で多重クラッシュが起き、それを避けるためスムーズに1コーナーを通過することが出来ませんでした。
1コーナーを15番手付近で立ち上げました。
スピードコースで抜かすのが難しい為、序盤の混戦のうちになるべく順位を上げておこうと心掛けました。
2周目には9番手、3周目には8番手に順位を上げます。
この時点で前との差は、5秒ほどでした。
更に順位を上げようとラインを変え、ペースを上げようとしましたが、ラインの変更が中々スピードアップに繋がらず、差を縮めることが出来ませんでした。
最終ラップまで攻めますが、順位は変わらず8番手でゴールしました。

【ヒート2】
ヒート2もヒート1同様の位置からスタートしました。
スタート直後隣のライダーと接触してしまい、20番手付近で1コーナーを通過しました。
ヒート2は15分とレース時間が短い為、とにかく早く追い上げることを意識しました。
2周目には13番手、4周目には11番手に順位を上げました。
レース後半も常に前を意識し、ラスト2周目で10番手、最終ラップで9番手に順位を上げゴールしました。

【次戦への課題】
翌日の第3戦に向け、コースウォークを行い、ライン取りやライディングを見直し初日を終えました。

【スピードマスター PRO BIKE 10W-40 インプレッション】
今回はハイスピードコースでサンドセクションもあり常にエンジンに負荷がかかる状態でしたが、エンジンが垂れることなくライディングに集中出来ました。

レースレポート 第3戦

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予選
今大会のレースフォーマットは、土曜日に第2戦、日曜に第3戦が行われるダブルヘッダーでした。
ヒート1は30分、ヒート2は15分の2ヒートで行われました。
予選はタイムアタック形式で行われました。
コンディションは雨の影響でマディコンディションでした。
予選組がAグループであった為、まだラインが出来ておらず予選後半にベストタイムを狙おうと決め出走しました。
序盤は、様々なラインを試し、コースが良くなってきたラスト2周目にベストタイムを記録し、5番手で予選を終えました。

【ヒート1】
決勝グリッドは予選の順位順で、選択します。
スタートグリッドは真ん中からややイン側を選択しました。
スタートの反応は良かったものの、ぬかるんだ1コーナーに手間取り順位を下げてしまいました。
1周目は17番手で通過しました。
スピードコースのマディになかなか対応することが出来ず、思うように順位を上げることが出来ませんでした。
レース中盤になり、ようやくリズムがつかめ10周目に13番手に順位を上げますが、前との差は大きくそこから追い上げられず、13番手でゴールしました。

【ヒート2】
ヒート2はイン側のグリッドを選択しました。
雨も強くなり水たまりや轍も深くなりハードなコンディションでした。
スタートの反応も良く、4番手付近で1コーナーに進入しましたが、前のライダーの転倒に巻き込まれてしまいました。
そこから復帰をし、一つでも順位を上げようとしましたが、店頭によるマシンの破損でゴールすることが出来ませんでした。

【次戦への課題】
今大会はダブルヘッダーということもあり、成績をまとめる事を意識し、臨みました。
初日は入賞こそ出来ませんでしたが、最低条件の順位で終えれました。
しかし、2日目はコンディションの悪さに気をとられてしまい、自分のすべきライディングが全く出来ませんでした。
シーズンを戦う中でのリタイアは重く受け止め反省します。
次戦は一ヶ月後に行われ、少し時間が空くためライディングでの技術面での成長、体力強化を図り次戦に臨みます。

【スピードマスター PRO BIKE 10W-40 インプレッション】
今回は雨でコンディションも悪く、クラッチを多用する場面が多かったですが、クラッチも焼けることなく、また、スリッピーな路面でもエンジンの回転数のコントロールがしやすかったです。

佐野壮太選手

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チーム:カワサキ プラザ前橋
マシーン:Kawasaki KX250 2024年式
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:曇り
IA-2クラス:43台

レースレポート 第2戦

予選
予選はタイムアタック形式で行われました。
2クラスに分かれ上位13台が決勝へ、それ以下はラストチャンスと称される10分間のレース形式で行われ、上位4台が決勝へ進めます。
私は前戦からの流れを維持し、準備を重ね挑みました。
タイムアタックは15分間、1周2分前後のコースなので、開始序盤からのアタックをかけました。
しかし緊張から中々リズムに乗れず、タイムを通過ラインに乗せる事が出来ないまま時間が過ぎ15位でフィニッシュ、予選通過できませんでした。
【ラストチャンス】
17台で、上位4台が決勝へ進める10分+1周のレースです。
スタート後、1コーナー進入の混戦から脱出できず、ほぼ最後尾からのレース展開でした。
レース時間からも6周程度しかなく、とにかく前へ前へとマシンを進めました。
6位まで順位を上げるも転倒し12位へ。
あきらめず最後まで走りましたが、9位フィニッシュ、予選落ちとなりました。

【次戦への課題】
意気込んできた第2戦でしたが、私の人的ミスが多く出てしまい、ふがない結果となりました。
幸いにも第3戦が翌日に行われますので、気持ちを切り替えて明日へ挑みます。

【スピードマスター PRO BIKE 10W-40 インプレッション】
ハイスピードでコース幅の広いコースは、回転を落とし切らない様、アクセルワークが重要でした。
回りっぱなしのエンジンですが、【PRO BIKE 10W-40】を入れたエンジンはグングン前へ進めてくれて、安心してレースに集中する事ができました。

レースレポート 第3戦

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予選
今大会は土日のダブルヘッダーで、前日同様予選はタイムアタック形式で行われました。
2クラスに分かれ上位13台が決勝へ、それ以下はラストチャンスと称される10分間のレース形式で行われ、上位4台が決勝へ進めます。
昨日のミスを繰り返し反省し、イメージを沸かせて雨でのレースは得意な方なのでレースに臨みました。
前日同様タイムアタックは15分間、1周2分前後のコースなので、開始序盤からのアタックをかけました。
トップランカーの後ろにつきタイムアップをはかりますが、雨で荒れてくる路面にライディングで対応できず、通過ラインのあと1秒を縮めることができずフィニッシュ、予選通過出来ませんでした。【ラストチャンス】
15台で、上位4台が決勝へ進める10分+1周のレースです。
スタートでスピードに乗せる事ができ1コーナーをトップで進入しましたがマディ路面で転倒し1周目を6位で通過。
その後の焦らず丁寧なライディングを心掛け、4周目に4位とのタイム差なしに上がりました。
ラスト2周の時、前車のインに入り、立上りで並びましたが滑って転倒、すぐにリスタートし、もう1度4位のライダーに追いつこうとペースを上げましたが、タイムアップとなり5位でフィニッシュ。
予選落ちとなりました。

次戦への課題
事前練習を重ね、今大会に向け準備を重ねてきましたが、練習通りの走り屋、メンタルでレースをすることが出来ず、2戦連続の予選落ちとなってしまいました。
支えてくださった皆様申し訳ございません。
原因は私のメンタルな部分や、レース組み立ての悪さだったと思います。
もっと自分を追い込んで、甘さを拭い去るよう次戦に向けて、また一から準備します。

【スピードマスター PRO BIKE 10W-40 インプレッション】
深夜から降り続く雨で、コースはマディ状態でした。
時折強い雨も降り、深い轍もできて、クラッチワークも重要な状態でしたが【PRO BIKE 10W-40】はエンジンやクラッチをしっかりと守ってくれ、コースに集中してレースをする事ができました。

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