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FDJ3 Rd.2レーシングサービスワタナベ Jr☆ZEGRACE 前田選手 参戦報告

FDJ 第2戦 鈴鹿ツインサーキット

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5月6日(火・祝)三重県の「鈴鹿ツインサーキット」にて「FDJ3(フォーミュラ・ドリフト・ジャパン3)」が開催されました。

「FDJ3」は、「FDJ2」の下部リーグとしての位置づけとなります。全6戦のシリーズ戦となり、シリーズランキングの上位10名には来シーズン(2026年)のFDJ2ライセンスの取得権利が与えられます。
審査方法はFORMULA DRIFT JAPANFDJ2と同様、各クリッピングゾーンにパイロンを設置し予選はスタイル、ライン、アングルを3名のジャッジで確認。決勝は予選上位16名のトーナメントで、追走方式のチェイスバトルでの対戦となります。

この大会にスピードマスターのエンジンオイル、ミッションオイルをご使用頂き参戦された14歳の前田選手の参戦報告です。

ドライバー:前田 慶選手 14歳
チーム名:Racing Servise WATANABE Jr☆ZEGRACE
マシーン:USED PARTS TADOKORO VE86
エンジンオイル:スピードマスター「F1 PROレーシングスペシャル 10W60」

リザルト:単走11位  追走決勝11位

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前田 慶選手 リポート

5月5日(月)練習日
ほぼ初めての鈴鹿ツインサーキットですが、AE86にも慣れ始めてきたので、ドライコンディションの中、高得点を期待できる走行を行う事が出来ました。
本番はウェットコンディションの情報が流れていたので、ウェット路面想定で、タイヤのエア圧を高くして滑りやすくして練習を行いました。
ウェットの走行経験は1度のみ、しかもAE86では初めてとなるのでどこまで対応する事が出来るか、本番前の練習で確認する事として挑みました。

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5月6日(火・祝)練習走行
予想通りウェットコンディションとなったので、コースアウトやクラッシュ等で車を壊さないよう走行を重ねました。
スポッター田所氏との連携も上手くいき、普通に走れば予選は上位通過できるであろうという状態までになりましたが、コース上はスケートリンクのように滑り、ワンミスで台無しになるので、気を付けて予選に挑む事にしました。

単走予選 1本目
前回3位だったので、49台中46番目の走行となりました。
出だしから各選手のミスが目立ち、点数が入ればベスト16に残れそうな雰囲気の中、落ち着いてまずは点数を出す為に、ミスだけはしないよう注意しながら走行し、63ポイントを獲得。
大きなミスこそないものの、細かなミスの積み重ねで減点され、高得点を得る事が出来ませんでした。
修正すべき点は理解出来たのと、単走予選はベスト16に残れる得点があったので、2回目の走行では1位を目指して挑む事にしました。

2本目
1コーナー進入~2ゾーンまでは良かったのですが、3ゾーンへの振り返しで角度を付け過ぎてしまい、スピン。
0ポイントとなりました。
高得点を目指して攻めた事でミスとなりましたが、そこは仕方が無いと思っています。
ウェットでの限界を学べたので、このイメージを持ってベスト16の戦いに気持ちを切り替える事にしました。

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ベスト16(追走決勝)
#840田村選手との追走、まずは後追いから始まりました。
1コーナーから2ゾーンまでは良い追走となりましたが、3ゾーンへの振り返しでスライド量が多くなり、スピン回避の対処をしている間に田村選手との差が広がり、ラインこそトレース出来たものの、僅かにアドバンテージを取られた状態となりました。
先行では、普通に走れば勝てると見越して、ラインと角度を重視して走りましたが、僅かに進入スピードが高かったようで、2ゾーン出口で脱輪からの戻りとなり、敗退しました。

第2戦の結果は
単走予選11位
追走決勝11位
とても中途半端な成績ですが、初めてのウェットコンディションで予選を通過できた事は大きな経験となりましたので、残りのラウンドに生かす事が出来ます。
また車の限界も理解しつつありますので、第3戦エビスサーキットでは優勝を目指して挑みたいと思います。
サポートをしていただき、有難う御座います。
ご期待に沿えるよう今年1年、精いっぱい頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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