2020 FINAL ALL JAPAN MOTOCROSS Rd.6 KAWAGOE
11月28日(土)29日(日)埼玉県の川越市にある「ウエストポイント・オフロードヴィレッジ」にて「全日本モトクロス2020 Rd.6”最終戦”関東大会」が開催されました。
新型コロナウイルスの影響により、今シーズンは全4戦で争われる事となった全日本モトクロス選手権シリーズの最終戦。曇天の中、シリーズでは関東唯一の大会という事もあり、多くのモトクロスファン、モータースポーツファンが熱き戦いを注視していました。
モトクロスとは?全日本モトクロスとは?
ダートの路面で速さを競うモトクロス。コースにはジャンプあり、ブースト(低く連続するジャンプのセクション)あり、バンクあり。また、接触するほどの激しいバトルや、順位の入れ替わりが多々あり、選手、メカニックのみならず、観客、ファン全てが楽しめるレースです。
また、コースとスタンド一周を覆う観客の間が非常に近く、手の届く様な距離から観戦する事ができるのがモトクロスの最大の魅力の一つです。
「MFJ全日本モトクロス選手権」は日本の最高峰のモトクロスレースのシリーズ戦です。ロードレースで例えると「全日本ロードレース選手権」と同じ位置ずけになり、ここでの勝利がすなわち日本で最速のモトクロスチャンピオンとなります。
「全日本モトクロス」は4つのクラスに分かれて、最高峰のトップクラスは「IA」クラスで、450ccのマシンで戦う「IA-1」と250ccクラスのマシンで戦う「IA-2」に分かれており、その次のクラスが「IB」「NA」「NB」とに分かれます。
また、全日本のレースと同じ会場で「レディースクラス」「ジュニアクラス」「キッズクラス」も開催され、モトクロスの裾野の広さが感じられます。
モトクロスの魅力の1つがスタートです。
スタートは、ロードレースの様に予選タイムに従ってグリッドが決まり、そこからスタートではなく、全車横一列に並び、マシンの前のバーが倒れたらスタートになります。並び順は、予選上位から好きなグリッドを選んでいきます。
スピードマスターエンジンオイル
●IA-1クラス
#322 横澤拓夢選手
チーム:N.R.T
マシーン:HONDA(ホンダ)CRF450R
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE10-W40
決勝1:10位
決勝2:12位
「全日本モトクロス選手権」の最高峰「IA-1」(ロードレースで例えると「JSB1000」)にHONDA(ホンダ)ファクトリーのサテライトチームから参戦中の横澤選手。
●IB-OPENクラス
#7 富岡 寿弥選手
チーム:Team SAKURAI with FFF &AMF
マシーン:HONDA(ホンダ)CRF250R
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE10-W40
決勝1:5位
決勝2:3位
総合:2位
怪我により一年間を棒に振りながら、今シーズン素晴らしい成績のもと、来シーズンはいよいよ最高峰の「IA」クラスに参戦する富岡選手。
2位、おめでとうございます。