2022 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
スーパーバイクレースin 岡山
9月17日(土)18日(日)岡山県の国際サーキットで行われた「2022 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦 スーパーバイクレース in 岡山」が行われました。
このレースにスピードマスターの油脂類をご使用頂き参戦されたチーム「MATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOH」の参戦報告です。
■大会名:2022 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 スーパーバイクレース in 岡山
■開催場所:岡山国際サーキット(1周=3,747km)
■開催日時:9月17日(土)18日(日)
■ST-1000クラス
■ライダー:#30 中村 竜也 選手
■チーム:MATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOH
■マシン:Kawasaki(カワサキ)Ninja ZX-10R(2021)
■スピードマスター PRO-BIKE
■予選:12位 ■決勝:11位
全日本ロードレース選手権第7戦が、岡山国際サーキットで開催された。長谷川聖は、前戦のオートポリスのレース2決勝で、背骨を傷め、医師の診断の結果、今大会は欠場となった。
長谷川は「手術が出来ない箇所の骨折により、自然治癒で1ケ月は固定して骨がつくことを待ち、その後の経過で、リハビリなどを考えて行きたいと思っています。1日でも早く復帰するために出来る限りの努力をして過ごします」と回復に努めることになった。チームは、代役は立てず、中村竜也のみの参戦で挑むことを決めた。
事前テストからチームは中村のサポートに集中することになった。
中村は、そのサポートを受け予選12番手となる。
決勝は台風の影響を考慮してタイムスケジュールが見直され、周回数も18周から15周に短縮して行われることになった。
決勝朝のウォームアップランは、雨の影響が残るコンデションで走行を見合わせるライダーたちもいたが、中村は6周をこなし、5番手に付けた。
決勝はドライコンデションとなり、一斉にスタートが切られた。
中村はポジションアップして9番手を走行、バトルを繰り広げながらも、そのポジションをキープする力走を見せるが、終盤に順位を落とし11位でチェッカーを受けた。
中村竜也 選手コメント
目標のシングルフィニッシュが出来そうだったのに、届かず悔しいです。
レース序盤のペースは悪くなく、前の2台を抜いて行こうと思っていましたが、急激にタイヤのライフが無くなってしまい、コントロールが出来なくなり、タイムが落ち、順位も落としてしまいました。
途中までは自信を持っていたのに…。
そこが、自分の課題だと思います。
最後まで、コントロールをしてレースを終えられるように頑張ります。
今回は、長谷川選手がいないことで、チームに集中してサポートしてもらい、学ぶことの多い大会になりました。
今回の経験を、しっかり、最終戦に生かすことが出来るようにと思っています。
井筒仁康アドバイザー コメント
予選までは、1000㏄のセッティングの進め方を学びながら進むことが出来て手応えもあったと思う。
決勝ではスタートも良く、9位までポジションアップしましたが、終盤に来てポジションダウンしてしまう。
そこからがレース、終盤の強さを身に着けてほしい。
1000㏄に乗り始めたのが、今年からなので、まだ、経験も少なく難しいことにトライしていることは分かっているが、終盤に来て2秒もタイムが落ちてしまった。
その原因を探り、なんとかしてあげたいと思う。
最終戦に向けて、しっかりと準備を進めたい。
黒川治監督コメント
今大会は長谷川選手が参戦出来ずに、1台体制となり、ここまで、しっかり見ることが出来なかった中村選手にテストから集中することが出来ました。
テストからレースウィークと、確実に成長があったと思います。
もちろん、期待は、もっと高く、予選でも決勝でも、セカンドグループに入ってほしいと思っています。
決勝では、9番手を走行していましたが、ペースが落ちて順位を落としてしまいました。
その原因を最終戦に向けて探って、しっかり対策して挑みます。