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2022 D.I.D 全日本モトクロス選手権 開幕戦 佐野雄太/壮太兄弟 参戦報告

D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 2022第1戦 HSR九州大会

パドック

4月9日(土)~10日(日)熊本県のHSR九州にて「2022年D.I.D.全日本モトクロス選手権シリーズ」が開幕しました。初夏のような陽気に恵まれ、コースコンディションも良好。両日とも多くのファンがコースに詰め掛けて、各クラスで繰り広げられた熱戦に熱い声援を送っていました。

この大会にスピードマスターの油脂類をご使用頂き参戦したジュニアライダースの佐野雄太選手/壮太選手兄弟び参戦報告です。

レース詳細

レース開催日:令和4年4月9日(土)10日(日)
レース名/開催場所:D .I.D 全日本モトクロス選手権 第1戦 HSR九州大会 / HSR九州
天候/コースコンディション:晴 / ドライ

佐野雄太選手【IA2クラス】
チーム:ジュニアライダース
マシーン:Kawasaki KX250 2022
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40

雄太1

予選:12位
決勝:ヒート1:15位 ヒート2:25位 ヒート3:リタイア

今大会はレース時間15分ヒートで、スプリントレースだった為、通常の30分ヒートに比べバイクにも人間にも瞬発力が求められるレースでしたが、「スピードマスター PRO BIKE 10w-40」は終始アクセルのレスポンスも良くラグ無く攻めることができました。

雄太2

【予選】
予選は全45台が2クラスに分かれ、各クラス上位15台が決勝進出です。
今大会は2022シーズンの開幕戦でした。
私は予選A組での出走でした。
スタート、1コーナーは10番手で通過しました。
しかし、混戦でのラインどりのミスや序盤のペースが悪く、12番手に順位を落としてしまいました。
その後も前のライダーを抜かすのに苦戦し、12位でフィニッシュしました。
開幕戦ということもあり、緊張で体の動きが硬くなってしまいました。
ですが、決勝に向けての情報収集や課題点も見つかり次につながる予選ヒートでした。

雄太3

【決勝】
●ヒート1
今大会は15分+1周を3ヒート行うレースフォーマットでした。
決勝グリッドは予選の順位で私はアウト側からのスタートを選択しました。
スタートでの出だしは良かったのですが、1コーナーの処理に手間取り15番手でスタートしました。
終始15番手争いで中々攻めきる事ができませんでしたが、最終ラップに15番手に順位を上げゴールしました。
序盤のペースが悪く追い上げにも繋げられなかったので、次のヒートに向け改善していきます。

●ヒート2
ヒート2もヒート1同様、アウト側からのスタートを選択しました。
クラッチミートの反応も反応も良く、1コーナーを10番手で通過しました。ヒート1での反省を活かし、序盤の攻めを意識して走りました。
3周目には7番手に順位を上げ、6番手争いを繰り広げました。
しかし、6周目に前のライダーを抜かそうとジャンプのラインを変えたところ、フロントが滑りジャンプで転倒してしまいました。
リスタートに時間が掛かり、マシンも壊してしまった為、追い上げる事が出来ず25番手でのフィニッシュとなってしまいました。
しかし、体へのダメージもほとんどなかった為、気持ちを切り替えヒート3に挑みます。

●ヒート3
ヒート3も前ヒート同様アウト側からのスタートでした。今ヒートもスタートが決まり1周目を7番手で通過しました。
しかし、前後共に接戦でワンミスで順位が入れ替わる中、10番手に順位を落としてしまいました。
順位を挽回しようと果敢に攻めましたが、7周目にそれが仇となり他のライダーと接触転倒してしまいました。
その転倒で、再度マシンの損傷、また体も痛めてしまった為リタイアとなりました。

雄太4

【次戦への課題】
今シーズンを迎えるにあたり、シーズンオフは何事も計画的にしっかりとやりきるという事をテーマとして過ごしてきました。
ライディングホーム等も改善をし、自身を持って開幕を迎えることができました。
その甲斐もあり、ヒート2・ヒート3では上位を走ることが出来ました。
反省点、改善点としては、レース序盤のバトル時の冷静さを保つ事、ライディング時の体の力の入れ方です。
練習ではレース形式の練習を積極的に取り入れ、常にレースを意識していっていきます。

佐野壮太選手【IBOPENクラス】
チーム:ジュニアライダース
マシーン:Kawasaki KX250 2022
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
参加台数:52台

壮太2

予選:9位
決勝:ヒート1  7位  ヒート2  7位

HSR九州はスピードが乗るコースです。スピードマスターのPRO BIKE 10W-40を使用したエンジンは高回転までしっかりエンジンが回り強い武器になりました。

壮太1

【予選】
私は今年国際B級に昇格し、兄雄太(国際A級)と揃って全日本選手権に参戦します。
今年の目標は、年間チャンピオン獲得です。
場に呑まれず、その時、自分の出来ることをしっかりと発揮し目標達成を目指します。
HSR九州は地元関東にはない、とても広大なハイスピードコースです。
当日は気温も上がり、タフなレース展開となりました。

予選時間は10分間で、2クラスにて各15台が決勝進出です。
グリッド位置は真ん中でスタートの反応が良く、1コーナーを2位でターンしました。
その後S字コーナーの立ち上がりでアウトラインから前車に仕掛けた際、フロントタイヤが外側へ流れ、転倒し12位でリスタート。追い上げをしましたが、混戦の中、順位を上げることが出来ず9位でフィニッシュでした。

壮太3

【決勝】
●レース1
スタート反応は良かったのですが、直後マシンが振られてしまい前に出れず、最後尾からの1コーナー進入のスタートでした。
その後1周目で12位、混戦の中追い上げをし6位争いになりましたが、7位にてフィニッシュとなりました。

●ヒート2
ヒート1のスタートの反省点から慎重にクラッチミートしたのですが、ストール気味で前に出れず、最後尾から1コーナー進入のスタートでした。
ヒート1と同じ様な展開となり焦らずに走り、1周目で13位、4周目で7位に上がり6位の前車を追走しましたが、前車に2秒追いつかずにフィニッシュとなりました。

壮太4

【次戦への課題】
今レースの反省点として、予選・決勝共に、緊張して体が硬くなり、本来のペースでパフォーマンスを十分に発揮する事が出来なかった点です。
スタートも得意なのですが、2ヒートとも出られませんでした。
転倒後も冷静になれず、やたら前車に仕掛けたりと落ち着きのないレース展開でした。
次戦までに約1ヶ月ありますので、レース本番になり緊張しなくて済む位、今以上に自分の走りに自信を持てるように練習していきます。

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