D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 2025 第6戦 21Group カップ 東福寺保雄記念
「D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025 第6戦 21Group カップ / 東福寺保雄記念」が、令和7年10月18日(土)〜19日(日)に埼玉県の「オフロードヴィレッジ」にて開催されました。
この大会にスピードマスターのエンジンオイル「PRO BIKE 10W40」をご使用頂き、兄弟で参戦する佐野雄太選手の参戦報告です。
佐野雄太選手 レポート
チーム:カワサキ プラザ前橋
マシーン:Kawasaki KX250 2025年式
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:晴れ
IA-2クラス:41台
【予選】
予選はタイムアタック方式で行われました。
今シーズン2回目開催のオフロードヴィレッジは、1周が短くタイム差が出にくいコースのため、コーナーワーク重視のライディングを意識しました。
散水でウェットになった路面の影響もあり、序盤は良いタイムを出すことが出来ませんでしたが、後半になるにつれラインも定まりペースを上げることが出来ました。
残り時間5分のタイミングで、ベストタイムを記録し5番手でゴールしました。
【決勝/ヒート1】
スタートグリッドの選択は9番目で中央付近からのスタートでした。
タイミング良くスタートが切れ、1.2番手で1コーナーに進入しました。
しかし直後コーナー立ち上がりでスリップしてしまい、15番手付近でターンしました。
路面も滑りやすく難しいコンディションだった為、とにかく淡々と走ることを意識しました。
レース展開全体を通して10番手から12番手での混戦でした。
2周目には12番手、3周目には11番手に順位を上げました。
レース中盤ミスが続き、7周目に12番手に順位を下げてしまいました。
しかし、前はまだ混戦状態だった為、気持ちを立て直し走りました。
その後は冷静に走り、レースラスト2周で10番手に順位を回復しゴールしました。
【ヒート2】
スタートはイン側のグリッドを選択しました。
反応は良かったものの、加速でミスをしてしまいほぼ最後尾からのスタートとなりました。
レース中は雨が降りスリッピーで、ヒート1よりも更にシビアなコンディションでした。
2周目には15番手に順位を回復し、前も混戦状態だった為、前を追いますが、スリッピーな路面に苦戦し思うように追い上げることが出来ませんでした。
徐々に順位を上げ、8周目に12番手まで順位を回復しました。
しかし、レース後半ミスも多く、ライン取りも小さくなってしまい、最終ラップに13番手に順位を下げてしまいゴールしました。
【ヒート3】
スタートは中央のグリッドを選択しました。
反応も良く6番手付近で1コーナーに進入しました。
1周目でのミスもあり8番手でレースをスタートしました。
前との差は少し離れていた為、ライン取りを大きくコーナースピードを速く、またヒート1・2の反省点であった冷静なレース運びを意識しました。
前のライダーとの差は徐々に詰まっていき、レース中盤には7番手、後半ラスト3周でさらにペースアップをし、6番手に順位を上げてゴールしました。【次戦への課題】
今大会は地元大会だった為、コースも乗り込み好調の中迎えた大会でした。
しかし、スタートやレース中の自身のメンタルから起こるミスを連発してしまい結果に結びつける事が出来ませんでした。
2週間後には最終戦が行われる為、今回の失敗を学びに変えて、抜かりなく準備をしてまいります。
エンジンオイルインプレッション
オフロードヴィレッジはタイトなコーナーと、様々なジャンプが特徴のコースです。
私のポイントとしたコーナーワークでは、立ち上がりで半クラッチを多用する場面も多々ありましたが、3ヒート全くタレること無く、ベストなパフォーマンスを発揮しました。






















