このエントリーをはてなブックマークに追加

全日本ジムカーナ選手権 第3戦 工藤選手参戦報告

全日本ジムカーナ第3戦MAZDA SPIRIT RACING CUP in TAMADA

スクリーンショット 2022-05-13 13.35.52

開催日:5月7日(土)〜8日(日)
開催場所:広島県広島市「スポーツランドTAMADA」
イベント名:全日本ジムカーナ第3戦MAZDA SPIRIT RACING CUP in TAMADA
天候:晴れ時々曇り
コンディション:ドライ

ドライバー:工藤典史選手
参加クラス:JG7 class
マシーン:YHwmxITOスピードマスター スイフト
エンジンオイル:PRO RACING 5W-30

画像1

工藤選手 参戦報告

今年から同クラスに新型GR86&BRZが多数参し、昨年チャンピオンマシンのアバルト124スパイダー含めFR勢が約6割の中、残4割のFF車勢はスイフトスポーツとシビックR。
全国転戦の中で車両によって戦況が大きく左右されるコースも多いが、今回のコースはその有意差が少ないと予想した。

5月7~8日広島県広島市あるスポーツランドTAMADAは、ミニサーキット系のコースであるが、その高低差や独特なコーナーRは攻略が難しく、コース慣れした地元勢が速いとの前評判。
東北宮城から1200㎞の移動も大きな戦いだが、このコースは過去2回出場して3位入賞の結果を残しているゲンの良いコースであるので、絶対の自信と好成績への期待で心の目的地は近く感じた。

画像2

金曜練習は晴れのドライ路面で4本走行したが、最初の走りからクラスベストタイムを争う好タイムとなり、マシンの感触も悪くない。
この時のフロントタイヤは6分山だったがキレイに全面が摩耗していたので、この先程度の良い山ありタイヤで更なる戦力アップと考え、あまり深く考えずに練習走行を終えた。

土曜の公開練習も晴れドライ路面であり、フロントタイヤは9部山の物を装着して走行するも、昨日よりドライビングフィールが良くない。
コース設定も大幅に変わっていたので、コース慣れ不足と考えて2ヒート走行するも、結果は9位で地元スイフトに1.3秒の大差を付けられてしまう。ここでセッティングの変更をするにも、決勝1発勝負ではあまりにも大バクチである為、いつものル―ティンで準備を進めた。

画像3

エンジンオイルはスピードマスターPRO RACING 5W-30。今回1200㎞を高速連続走行したが、自分移動スタイルは200㎞走行毎に約10分休憩というハードルーティンの為、マシンのエンジンは油温が下がる事は殆ど無い過酷な連続走行。
しかしエンジン保護信頼性の高いオイルのお陰で、しっかりと走り切り、現地でオイルを新油にする事で、より良いパワーを期待して決勝へ挑んだ。

画像4

決勝当日も晴れのドライ路面であり、フロントタイヤは新品を投入。いつもの勝負ルーティンで挑んだ第一ヒートは前半少し気負いがあり、前半区間タイムのロスがあったほか、中盤の複合Rコーナーで痛恨のアンダーステアを出してしまい、タイムが伸びすに入賞圏外の7位となる。

同車スイフト勢も軒並みタイムが出ない中、地元スイフト1台のみが表彰台圏内のタイムを出しており、走らせ方が全く違っていた。
またタイヤもライバルメーカーのコンパウンド固めな物を使用しており、この状況から推測すると、自分の金曜練習フロント6分山タイヤは山が低かった事からステアリングレスポンスが良かった・・・これが決勝に向けタイヤを良品に替える事で、タイムが出にくくなっていたと振り返る。

画像5

そして挑んだ第二ヒートは路面温度が上昇し、タイムアップ困難な状況となり、一発セッティング変更を試みるも、タイムは伸びずに大幅タイムダウン。
結果更にライバルにも抜かれ9位で終わってしまう。

画像6

帰路1200㎞は長時間の反省時間となってしまった。
次回第5戦名阪ラウンドは事情により欠場の為、第6戦北海道砂川ラウンドに挑みたい所だが、この参戦も危うい事情が少々・・・しかしながら、出るからには確実に表彰台を狙いたいと思います!

画像7

走行動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=QcXoANTcVuk&t=3s

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連する記事