2021 MCFAJ CLUBMAN ROAD RACE Rd.1 筑波大会
以前、スピードマスターのブログでご紹介したレーシングサイドカー「team TRS」が2021年4月4日に茨城県の筑波サーキットで行われた「2021 MCFAJ CLUBMAN ROAD RACE Rd.1 筑波大会」に参戦され予選1位、決勝1位と完全優勝を果たしました。おめでとうございます!
CLUBMAN ROAD RACE(クラブマンロードレース)とは?
「CLUBMAN ROADRACE」とは、「レジェンドオブクラシック」(主に大排気量の外国産旧車レース)や、「Super Monster80’s」(バイクブーム全盛期の80年代鉄フレーム車によるレース)、「クラブマンオールドタイマーツーリストトロフィー」(主に国産・125ccの小排気量・旧車レース)等様々なカテゴリー分けの中で競われ、「筑波サーキット」、「富士スピードウェイ」にて年間4戦で行われます。
この「MCFAJ 2021 CLUBMAN ROADRACE(クラブマン ロードレース)」内の「サイドカー」レースにスピードマスターのエンジンオイルをご使用頂き「team TRS」ドライバー:小沼秀明 選手、パッセンジャー:冨本至高 選手が参戦されました。
レーシングサイドカーレースとは?
レース専用のサイドカー「レーシングサイドカー」を使用し、マシンのアクセルワーク・ブレーキングを担当するドライバーと、全身を使っての体重移動により、マシンのパーツの一部となり常に最適なマシンバランスをコントロールするパッセンジャーの2名1チームでアンバランスな3輪マシンを操るモータースポーツです。
元々は「MOTO GP」のワンカテゴリーにも入っていましたが、残念ながら96年に撤退となり、今ではクローズドサーキットでの「スーパーサイド世界選手権」そして行動レースではイギリスでの「マン島TTレース」が有名です。
レーシングサイドカーチーム -team TRS-
ドライバー:小沼秀明 選手
パッセンジャー:冨本至高 選手
マシン:KUMANO-LCRーGSX-R1000 (F1)
エンジンオイル:スピードマスターPRO BIKE 10W40
車重230kg 190馬力
チーム略歴・戦歴
2017 年 チーム結成、JRSA F4 クラス参戦開始 年間ランキング3 位
2018 年 JRSA F4 クラス 年間ランキング2 位 F1 クラスチームのteamOZEKI に加⼊
2019 年 2020 年F1 クラス参戦を⽬指しF4 参戦休⽌ F4 通算予選1 位獲得率82%、優勝2 回
茂原ツインサーキット レコードホルダー
teamOZEKI としてチャンピオン獲得
2020 年 MCFAJ サイドカークラス(F1)参戦開始 全戦予選決勝1 位、年間チャンピオン獲得
2021 MCFAJ CLUBMAN ROAD RACE Rd.1 筑波レポート
レース結果︓予選1 位/決勝1 位
2021/4/4 に「筑波サーキット」で開催された「MCFAJ CLUBMAN ROAD RACE 開幕戦」に出場いたしました。天気は下り坂という予報で時折⾬粒が落ちてくるような状況でしたが路⾯状況が悪化するようなことはなくドライコンディションで⾛⾏することができました。
予選開始直前にカウルをフレームに固定するピンが折れて脱落するというトラブルが発⽣、応急処置を施し途中不具合があればピットインすることにして開始時刻に間に合わせました。
幸い不具合は起きず⾃⼰ベストとなる1’05.25 を記録し予選1 位となりました。
予選終了後にピンの修復作業を⾏い⾛⾏に問題ないレベルまで修理ができたため不安なく決勝に挑むことができました。決勝レースでは⾛⾏ラインやブレーキの掛け⽅などいくつかのパターンを試すことを打ち合わせてコースイン。
1 周⽬で2 位以下に⼤きなリードを築きましたが3 周⽬のダンロップコーナーでドライバーとパッセンジャーのタイミングが合わずコースアウト、幸い後続との差も⼤きくそのままコースに先頭のまま復帰し無事に開幕戦を優勝で終えることができました。新たな課題も⾒つかりましたが、変更を加えたエンジンや⾜回りの感触は⾮常に良く、4/24 富⼠⼤会でも更なる成⻑を⽬指して準備を進めていきます。
「team TRS」サイドカー車輌のエンジンはSUZUKI(スズキ)GSX-R1000を使用しており、エンジンオイルはスピードマスターPRO BIKE 10W40を使用しております。”エンジンオイルについては全く問題なく、最高速も196km/hに達しました。”
”自己ベストも1秒以上更新、サーキットレコードまであと1秒を切りました。”
とのご報告も頂いております。