SUZUKA SUNDAY ROADRACE Round.4
10月24日(日)「F1日本グランプリ」「鈴鹿八時間耐久レース」等ビッグイベントが開催され、日本を代表するサーキット、「鈴鹿サーキット」東コースにて、「鈴鹿サンデーロードレース・第4戦」が開催されました。
「鈴鹿サンデーロードレース」とは、参加するライダーは、MFJが発給するフレッシュマンライセンス~国際ライセンスを所有するライダーです。。この「鈴鹿サンデーロードレース」でウデを磨き、技を競い合いながら、国内最高峰の全日本ロードレースへの昇格を目指します。「鈴鹿サンデーロードレース」は、「全日本ロードレース選手権」、さらには世界を目指すライダーの登竜門となっているレースイベントです。
このレースにスピードマスター「PRO BIKE」をご使用され参戦された「Team Kissy」の参戦レポートです。
※※※※「Team Kissy 」リザルト※※※※
■NAT-ST600 クラス(予選出走台数:55 台決勝出走台数:34 台)
西口裕之選手(ガレージモトジョーキ&Team Kissy) 総合32 位(予選Agr 16 位) 決勝: 28 位
※競技結果に15 秒加算MFJ 国内競技規則付則4 4-1-3-1(黄旗区間中の追越)
森井孝輝選手(bahati&テックR) 総合40 位(予選Bgr 18 位)(予選落ち)
藤原臣之助選手(SEA SCAPE Team Kissy) 総合48 位(予選Bgr 23 位)(予選落ち)
塚原渓介選手(SPEED SHOP FUSE Team Kissy) 不出走
■CBR250R DREAM CUP E クラス(出走台数:32 台)
藤原臣之助選手(SEA SCAPE Team Kissy)予選: 21 位決勝: 20 位
ライダーコメント
■ 藤原臣之助選手《NAT ST-600 》
10月23日特別スポーツ走行
土曜日の特別スポーツ走行は、事前練習で57 秒フラットだったので56 秒台を目標に走りました。
しかし上手くタイムをまとめることができず、あっと言う間に35 分間の走行が終わってしまいました。
56 秒台が出ずダメダメの走行でしたが、監督から「やっと600 に乗れてきている」と言われた事でモチベーションが上がり、予選では必ずタイムを出す!と気合を入れました。
10月24日予選
10 分間の予選、クリアを取らないとタイムが出せないと分かっていたので、周りより少し遅く出てクリアをとることにしました。
上手くクリアを取ることは出来たのですがなかなか良いライディングに持って行けず、その間ペースの遅い車両に引っ掛かり、抜くことも出来ないままタイムアップ。
昨日の走行のようなリズムで走れずタイムの出ないまま終えた予選は、全く歯が立たず予選落ち・・・と
最悪の結果となってしまいました。
今回の反省点は「タイムを出すのが遅い」「自分より遅い前走者を抜くのに時間がかかってしまう」といった点であり、全て自分の弱いメンタルが原因です。
最終戦までに何がなんでも克服し、NGK 杯では恥ずかしくない結果を出せるように日々の練習などに励んでいきたいと思います。
■ 藤原臣之助選手《CBR250R DREAM CUP 》
10月23日特別スポーツ走行
土曜日の特別スポーツ走行では前回のレース中では一回しか出なかった4 秒台を数ラップマークする事が出来たことで、次の日に繋がる大きな自信を掴むことができました。
10月24日予選
予選では前日に自信を得たことで、短い時間の中良いアタックができベストタイムを更新できました。
しかし全体のタイムが高かったこともあり、21 番手スタートとなってしまいました。
決勝
ものすごく良いスタートを切ることが出来てポジションを上げることが出来ましたが、前走者とバトル中に1コーナーでオーバーランしてしまいポジションを1つ落としてしまいました。
抜かれたライダーに必死で付いて行きましたが少しづつ差をつけられてしまい、最後には単独走行でゴールしました。
前のライダーとのバトルに勝てなかったのは悔しいですが、レース中に自己ベストとなる1分3秒台に入り、そのことは次戦に繋がる良い自信になりました。
今回のレースはたくさん学ぶことがあり次につながるものがたくさん得られたレースでした。
今回得られたものを最終戦のNGK 杯で発揮できるよう精進して行きたいと思います。
次戦も頑張りますので引き続き応援よろしくお願いします。
■ 森井孝輝選手
今回初めて鈴鹿サンデーロードレースNAT-ST600 に参戦するにあたり、今回は目標は完走と設定して挑みました。
事前テストとして10月30日に鈴鹿東コースで600 での初走行を行い、ベストラップは59.2 秒でした。
【10月22日金曜日レース前練習走行】
この3日前辺りから気温が冷え込み始めましたが、天候は良くドライコンディションでの走行が出来ました。
600cc での走行ラインが確立していなかった為、ライン取りを意識して走行しました。
1本目の走行が終了して岸田監督にアドバイスを頂くと、2 コーナーの立ち上がりから3コーナー目の進入を教えて頂き、午後2本目の練習走行はそこを意識して走行しました。
2 本目走行終了後に3コーナーの進入と各コーナーごとの立ち上がりでもっとアクセルを開ける事を課題にして、特別スポーツ走行に挑み、ベストタイムは57.1 秒でした。
【10 月23 日土曜日特別スポーツ走行】
前日に引き続きドライコンディションでの走行。
課題にしていた事を意識して走行を迎えましたが、タイヤが3 時間30 分使用していた為グリップの感触が悪く思う様な走行が出来ませんでした。限られた中でアクセルを早く開けられるライディングを意識しましたが、金曜日のベストタイムに及ばす57.4 秒でした。
【10 月24 日予選】
ウィーク一番の冷え込みでしたが、ドライコンディションで予選に挑む事が出来ました。
予選で初のフレッシュタイヤを履きベスト更新を狙いました。
台数が多い為クリアラップを作るべく、少し間を置いて予選をスタート。
アウトラップはコースの様子を見ながらタイヤのフィーリングを確かめて走行。2周目からタイムアタックを開始致し、初のフレッシュタイヤでの感触は良好で今まで使用していた中古タイヤより遥かに安心して走行することができ、4 周目にこの日のベストタイム56.2 秒を記録しました。
5 周目には4 コーナーまでで前の周より0.4 秒削っていましたが、前のライダーに詰まりベストを更新する事は出来ませんでした。
その後前のライダーを抜きクリアラップを取れたのですが、グリップレベルが分からず自分の走りに迷いが出てきてしまい、ベストタイムを更新する事が出来ず出走台数が多い今回の予選を通過する事が出来ませんでした。
今回の結果を踏まえ岸田監督のアドバイスを取り入れ練習で迷いのないような走行をして本番でしっかりタイムを出したいと思います。
次戦は12 月のフルコースになりますが、それまでに西コース区間の練習も励みたいと思います。
■ 塚原渓介選手 《CBR600RR 》
来シーズンも引き続きナショナルST600 クラスへの参戦を予定しておりますが、来期以降の参戦計画を考慮した結果、新型車両(’22CBR600RR)へ乗り替えをする事とし、つきましては今年度の鈴鹿サンデーロードレースは、結果に繋げるため限られたリソースを来期に集中する方向とし、チームと話合いを行い最終戦も含めて参戦を見送ることに致しました。
初めてのロードレース参戦で右も左も分からない中、チームの方々に支えて頂けた事で第2 戦には6位、第3 戦には2 位表彰台の結果を残すことが出来ました。
来年は全戦優勝、年間チャンピオンを目標に参戦致します!
次のレースまでの時間はもう一度自分の走りを見直して、効率的な基礎練習を行なっていきます。
また今年の活動を踏まえた準備を行い、より良いレース活動にしていきたいと思っております。
来シーズンは表彰台の真ん中に立ちますので、今後ともご声援の程よろしくお願い致します!