D1グランプリ Rd.8&9 最終戦 エビスサーキット
11月12日(土)13日(日)福島県にある「ドリフトの聖地」「エビスサーキット」にて、D1GP(D1グランプリ)シリーズ第8戦、第9戦が行われました。
コースレイアウトは、エビスサーキット西コース内に新たに設置されたバンク部分を使ったレイアウトにしたコースです。
4月に「富士スピードウェイ」から始まった2022 D1グランプリシリーズも、今回のRd.9で最終戦を迎えました。
この大会にスピードマスターのエンジンオイル、デフ、ギヤオイルをご使用頂き参戦されたチーム「RS WATANABE スピードマスター BUY NOW JAPAN」の参戦報告です。
前戦オートポリスから約1 ヶ月、今年2 回目の開催となったエビス。
早いもので今年も最終戦となりました。
そして2 回目のエビス、コースは前回とは違い改修工事で新たに作られたバンクコーナーでの開催となりました。
このコーナーを使っての大会は今回のD1 が初で、恐らく全選手が初走行だったと思います。
初走行だった事もあり、今回は2 台とも木曜日から走行致しました。
コースはバンクの外側に置かれたブロックの圧迫感がすごく、エスケープゾーンは全くない状態でした。
ですが金曜日にブロックを約1 メートルほど下げて、エスケープゾーンが作られました。
さらにバンクに上っていく瞬間の段差は車の挙動が乱れやすく、またその段差でタイヤのビードが外れてしまう車両もありました。
天候は木曜日からほぼ快晴で、ドライでの走行となりました。
最終戦の日曜日、ベスト4 の対戦でのクラッシュで、車両の部品が客席に入ってしまうという事故があり、その事象に対する対策がすぐには出来ないとの判断で、今年の最終戦はベスト4 の対戦をもって終了となってしまいました。残念な終わり方ではありましたが、この判断は仕方のないことだったと思います。
それでは、先日参戦致しましたエビス西戦の結果をまとめましたので、ご報告させて頂きたいと思います。
開催日:2022.11.12/13.
開催地:エビスサーキット 西コース 福島県二本松市沢松倉1 番地
入場者数:2,959 名
結果 田所 RD.8 リタイヤ 単走 20 位 単走 敗退 26 台出走
RD.9 リタイヤ 単走15 位 総合15 位 26 台出走
シリーズランキング 30 位 16 位
単走シリーズランキング 28 位 15 位
岩井 RD.8 単走 20 位 単走 敗退 26 台出走
RD.9 単走15 位 総合15 位 26 台出走
シリーズランキング 16 位
単走シリーズランキング 15 位
#51 岩井 照宜(TERUYOSHI IWAI)選手
チーム名:RS WATANABE スピードマスターBUY NOW JAPAN
マシーン:Projectμ ARMYTRIX HID信玄 RW 7(RX-7 FC3S)
エンジンオイル:スピードマスター「RE Tuning 7.5W-55」
オートポリスで感じたトラクション不足。
これの対策としてフェデラルタイヤジャパン様にご対応頂き、タイヤサイズを255/40-17 から265/35-18 に変更しました。
去年は18 インチを使っていたのですが、なぜかうまくかみ合わず17 インチに戻した経緯がありました。
ですがどうしてもトラクション不足を強く感じて18 インチに戻してみました。
結果としてはやはりうまくかみ合わず、うまく操作できませんでした。
さらに必要なアライメントも変わってしまったようで、タイヤの溝が半分ぐらいのところで剥がれてしまうというトラブルも発生しました。
ですがうまく行きそうな雰囲気も感じたので、サスペンション、アライメント、空気圧、時間をかけて煮詰めていきたいと思います。
走行は木曜日からしました。
かなりの選手が手こずっていて、自分もバンク、壁の圧迫感にうまく対応することが出来ず、木曜日、金曜日時間を使って練習とセット変更を行いました。
金曜日の練習までDOSS の点数が出てなく、解決策も全くつかめませんでした。
ですが動画を見て土曜日のチェック走行を走った所、点数が少し伸びたのでそれで予選に臨みました。ですが、1 セクターの振り出しを2 本とも失敗してしまい予選敗退でした。結果としては朝のチェック走行の点数で予選通過の点数だっただけに悔しかったです。
日曜日は土曜日のミスを再確認して予選を走りました。
チェック走行では土曜日と同じ点数が出ていたので、予選でその点数は出せました。
15 位で予選は通過できました。
ベスト16 の追走では、やはり加速区間でついていくことが出来ず上手く走る事が出来ず、先行ではゾーン3前でエンジンが止まってしまいコース外走行してしまい、ベスト16 敗退となってしまいました。エンジンが止まってしまった理由は今から調べていきたいと思います。
今シーズンはこのエビス戦で終了しました。
今シーズンも皆様のご支援、ご協力頂いた事で無事走り切る事が出来ました。
これからもまだまだ走りたいと思っています。
これからも是非ともご支援、ご協力の程、宜しくお願い致します。
本当にありがとうございました。
#43 田所 義文(YOSHIFUMI TADOKORO)選手
チーム名:RS WATANABE スピードマスターBUY NOW JAPAN
マシーン:USED PARTS TADOKORO VE86 (TOYOTA AE86)
エンジンオイル:スピードマスター「F1 PROレーシングスペシャル 10W60」
ご存じかとは思いますが、今回D1GPエビス最終戦はクラッシュによりリタイヤ致しました。
本当に申し訳ございませんでした。今回はエビス西コースでバンクを使った初コースという事もありまして、木曜日から練習が開催されて走行をしておりました。
練習開始後ファイナルギアトラブルが出て交換し、高いギアでの走行になった事もクラッシュの原因の一つであると思います。
今思えば練習走行からのセットアップの順番も間違えていたと思います。
いきなり攻めるのでは無く余裕のあるセットから始めていれば違う結果になったかもしれませんが、今後に活かしていきたいと思います。
今回も色んな方にご協力頂いていてこの様な形で終わるのは本当に悔しいです。
反省しております。
今シーズンのトラブルや詰めれてない部分を来年の車両に活かせるようにシーズンオフに頑張って煮詰めたいと思います。
なるべくはやく皆様の前に車が出せるように頑張ります。
心配をおかけして申し訳ございませんでした。
今後ともよろしくお願いします。以上がエビス戦での結果となります。
このエビス戦をもって、2022年D1グランプリは終了致しました。
今シーズンも課題がたくさん残ってしまうところ、良かったところ、たくさんありました。
それぞれをクリアし、さらに伸ばし来シーズンに向かって活かしていきたいと思います。
今シーズンもご支援、ご協力頂き、ほんとうにありがとうございました。