「MCA CAPRICCIO 2022 in 上毛」
3月12日~13日 福岡県上毛町にて、「九州ラリー選手権第1戦」「MCA CAPRICCIO 2022 in上毛」が、選手権クラス20台、オープンクラス5台、計25台にていよいよ開幕です。
まだまだコロナ禍の中では有りますが感染対策を十分に行い開催されました。
スピードマスターの油脂類をご使用頂き、RH-1(エボX)クラスで見事に優勝されたドライバー津野選手、コ・ドライバー森若選手の参戦報告です。
ドライバー、マシーン紹介
ドライバー: 津野 裕宣 選手
コ・ドライバー 森若 晃太朗 選手
マシーン:ミツビシ ランサーエボリューションⅩ
エントリー名 CSおぎWM宮尾SPM(スピードマスター)ランサー
エンジンオイル: PRO RACING 10W-60
ミッション,トランスファー、デフ:PRO SUPER GEAR 80W-140
天候:曇り
路面状況:ドライ
エンジンオイルは、今回も昨年使用し信頼性も十分のスピードマスター PRO RACING 10W-60、トランスファー、ミッション、デフオイルは、PRO SUPER GEAR 80W-140を使用 させていただきました。
エンジンの更け上がりの良さとトルク感もあり、また低回転から高回転まで使用の多いラリーでもエンジンへの負担軽減、安心感を実感しました。3月12 日(土) にレッキ(事前試走)本番コースを2 回走行を行いペースノートを作成し、競技は13 日(日)8 時30 分より1 号 スタート、SS1,3 5.05km SS2,4 4.16km SS5,6 7.42km 33.26km にてタイムを競います。
「九州ラリー選手権」は、RH-1、RH-2、RH-3、RH-4、RH-5、RH-6 の計6クラスにて争われます。クラス区分(排気) が変わり昨年は別クラスであったGR ヤリスと同クラスで走行します。
当日天気は曇り、予報では少し雨も心配されましたが競技中は何とか持ちそう。8 時30分に皆さんに見送られてスタート。
今回コ・ドライバーの森若選手とは 2013 年以来の出場で何となく緊張。
今回のラリーは、1 本の林道とその林道に接続する林道を使いSS6 本で争います。
先ずは今シーズン初のSS 、ベストタイムを取るつもりで走りましたが結果はベストタイムから1.5 秒差の3 番手。
SS1 はスタートし1km ちょっと登ってジャンクションを右に、曲がってからがかなりハイスピードコース、好きな道だけどいつもタイムが悪い…。
走りは悪くなかったのでちょっとがっかり、ベストタイムは今シーズンから同クラスの城戸選手のGR ヤリス、あぁ~ やっぱ早いなぁ……。
初タイヤの感触も良かったので気持ちを入れ替えSS2 に、SS2は途中までSS1と同じ順送でジャンクションを左に、ジャンクション後は下りのタイトコーナーの続くコース、ここはヤリス2台が速いだろうと思っていました。
しかし、ふたを開けてみるとまさかのベストタイム。
続くSS3 はSS1の再走、5.2 秒アップのベストタイム、感じはあまりよくなかったのですが結果ベストなので良しとする。
SS4はSS2の再走、タイヤのグリップ感が少し変わったのでどうかと思いましたが何とかベストタイム。
ここで 1 ステ終了サービスに向かう。
1ステは同コース再走が二本あったので1 本目のタイムをターゲットに走ったので良い方向に転がりました。
サービス時間は、車のトラブルは有りませんでしたのでクルーの腹ごしらえのみ。
2 ステは7.42kmを2 本走ります。
スタートから中盤までは SS1,3の逆走(途中まで)後半はSS2,4の順走、前半は軽い上りでハイスピード、後半は下りタイトコーナーの続くリズムの変わる難しいレイアウト、SS5はハイスピード区間も意識的にアクセル戻すのを我慢し走りました。
結果ベストタイム、続くSS6も同コース順走でほぼSS6と同タイム、ベストタイムは取れませんでしたがまずまずの内容でした。
結果は1位フィニッシュ、第1 戦を最高の形でシーズンスタートが切れました。今回は、足回りのセッティングやブレーキについても変更点があり不慣れな部分が有りましたが、完走できたことによりセッティング変更にも慣れることが出来ました。しかし、まだまだ課題が有りますが少しでも修正し次戦も良い報告が出来る様に準備を進めて行きます。
津野選手、森若選手、素晴らしい走りで優勝おめでとうございます。
次戦も更なる活躍、応援しております。