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「T’s square Racing Team」2024 FORMULA DRIFT JAPAN Rd.4 参戦報告

2024 FDJ (フォーミュラドリフトジャパン)第4戦 スポーツランドSUGO

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去る7月5日から7日にかけてスポーツランドSUGOにて開催された、FORMULA DRIFT JAPAN 第4戦に参戦してまいりましたので、ご報告いたします。

【開催概要】

日時:令和6年7月5日〜7日
大会名称:FORMULA DRIFT JAPAN 第4戦 主催:MSC株式会社
会場:宮城県 スポーツランドSUGO

参戦結果:予選 32位 通過 決勝 ベスト32 敗退 32位

●参戦体制
・チーム :DGR RACING with GOODRIDE
・車両  :eternal SPEEDMASTER Z4 (BMW Z4)
・E/G       : VQ35 3.5L  TTC35-1050 TURBO
・HP        : 700PS
・TORUQUE : 100Kg
・ドライバー:塙彰拡選手
・エンジンオイル:スピードマスター F1 PRO RACING SPECIAL【10W-60】

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今大会に参戦するにあたり、車両のトラブル対策のためのメンテナンス等機関系統のリフレッシュを行いました。
また、フロントの足回りを大幅に変更し、更にクイックかつコントローラブルに走行できることを見据え、勝負のラウンドとなる第4戦に臨みました。
昨年も走行したコースでもあり、練習走行では足回りのセットアップの変更やエア圧の調整を行いながら更に高レベルの走行を心がけて走行しました。
単走予選ではミスもありながらも32位にて突破しましたがベスト32の対戦において日比野選手に力及ばず敗退しました。

レースレポート

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7月5〜6日 練習走行
前戦のエビスラウンドでは車体が安定せず攻めた走行が困難であったため、フロントのセットアップを大幅に見直してレースに臨みました。
塙にとってSUGOはFDJ2時代に単走優勝の経験のある比較的得意なサーキットであることから、Z4で攻めの走りに徹することで上位入賞を目指しました。
練習走行では大きなトラブルもなくセットアップの変更をすることで走行を煮詰め、単走予選に臨みました。

7月6日土曜日 予選走行

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予選走行1本目 路面:ドライ 76ポイント
練習走行で意識していた大きなラインを通過する走行に徹することで、イニシエーションからゾーン1からゾーン2にかけては概ね理想の走行を行うことが出来ました。その後ゾーン3では若干の脱輪をしたもののゾーン4は深く通過しフィニッシュとなりました。
全体の走行の仕上がりとしては悪くなかったが76ポイントと予想外に低いポイントとなってしまいました。

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予選走行2本目 路面:ドライ 0ポイント
1本目の走行を考慮し、イニシエーションから早めにアクセルを入れることを意識しました。そのお陰で大きな角度でゾーン1からゾーン2を通過することが出来ました。
ですが、その後のゾーン3へのアプローチにてわずかに走行が乱れ、振り返しのタイミングで車両が真っ直ぐに戻ってしまいました。
すぐにリカバリーをしたものの、ドリフトの中断と見なされ、0ポイントとなりました。
その結果、76ポイントを獲得、32位で予選通過となりました。

6月16土曜日 決勝トーナメント

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ベスト32
同じGOODRIDEタイヤを装着する日比野選手との対戦となりました。
後追いからのスタートとなるため、まずは離されないことが絶対条件であり、更には日比野選手の深い角度にも合わせきることが重要と考え、走行しました。
スタートからなんとか離されることなくイニシエーションから懐に入ることが出来ました。その後も日比野選手の角度や煙に惑わされないよう冷静に後追いのポジションを確保しました。
ゾーン2からゾーン3にかけての振り返しも成功し、有意な展開で後追いを終えることが出来ました入れ替えての先行走行時では先日の単走予選で意識した早めのアクセルオンを行うことで深いアングルで走行することが出来ました。
その後もゾーン2から3にかけて、わずかにコースオフをするものの、大きなミスもなく、全力を出し切った走行となりました。
客観的にはほぼ互角での走行だったと感じたため、ワンモアタイムでの再戦を期待しましたが、長いジャッジの末日比野選手の勝ち上がりとなりました。

その結果、ベスト32にて敗退、32位で第4戦を終える結果となりました。

ドライバーコメント

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前回のエビスラウンドに引き続きベスト32にて敗退となり、シリーズランキングを大幅に伸ばすことはできませんでした。
しかし足回りのセットアップを大幅に変更したことにより操作性が向上し、安定感のある走行が可能になったと実感しました。
追走ではこれまで見せることが出来なかったドッグファイトを行うことができ、敗退こそしましたがチームとしてもドライバーとしてもFDJのなかで十分に戦っていけるという実感を持てる有意義なラウンドとなりました。
ですが未だ勝利も上げることができずスポンサー様やファンの皆様には非常に申し訳なく思っております。
これからもこれで満足することなく更なる高みを目指して残りの2戦を戦って行きたいと思っております。

SUMMARY

いつもT’s square Racing Teamをご支援いただいておりますことを重ねて御礼申し上げます。
今大会では敗退したとはいえ、追走トーナメントにおいて爪痕を残せたと一定の評価をしております。
ただ、その中で単走予選での通過順位が低いこともまた課題点であることも明白でした。今回の結果に満足することなく、如何にして結果に繋げるかを思案し、実践をしていきたいと思っております。
次戦は昨年苦渋を飲んだ奥伊吹ラウンドということもあり、いつも以上に万全の体制で臨みたいと思っております。
皆様に最高のドキドキとワクワクをお届けするために我々は邁進して参ります。
引き続き T’s square Racing Teamと塙彰拡の応援をよろしくお願いいたします。

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