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2024 FD JAPAN Rd.4 SUGO 塙選手 参戦報告

フォーミュラードリフトジャパン2024  Rd.4 スポーツランドSUGO

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日本上陸11年目、そして10年目のシーズンに突入した、「フォーミュラードリフトジャパン2024」Rd.4 が、7月6日(土)7日(日)宮城県にある国際サーキット「スポーツランドSUGO」で開催されました。

この大会にスピードマスターのエンジンオイルをご使用頂き参戦された塙選手の参戦報告です。

 【開催概要】

日時:令和6年7月6日(土)〜7日(日)
大会名称:2024 FORMULA DRIFT JAPAN Rd.4
会場:宮城県 スポーツランド

●参戦体制
・チーム :DGR RACING with GOODRIDE
・車両  :DGR SPEEDMASTER Z4 (BMW Z4)
・ドライバー:塙彰拡選手
・エンジンオイル:スピードマスター F1 PRO RACING SPECIAL【10W-60】

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●FDJ Rd.3 EBISU

FOMULA DRIFT JAPAN 2024シリーズの第4戦はスポーツランドSUGOで開催された。
前戦のEBISU ラウンドでは車体が安定せず攻めた走りが出来なかったため、フロントのセットアップを大幅に見直してレースに挑んだ。
SUGOはFDJ2時代にも単走優勝を飾ったことがある比較的、得意なコースであることから今回もZ4で攻めの走りに徹して上位入賞を目指していた。
練習走行では大きなトラブルは無く、バネレート/車高/減衰を煮詰めていき、万全の体制で予選に挑んだ。

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【予選】

●1本目 : 76点
練習走行で意識していた大きなラインどりの走りに徹し、イニシエーションからゾーン1-2は上手く走れたが、ゾーン2からゾーン3の振り返しが素早く決まらず、若干脱輪。その後ゾーン4は深く通過して、フィニッシュ。
全体の走りの仕上がりは良かったが、点が全体的に伸びきらず予想外の結果となった。

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●2本目 : 0点
1本目の走行に対してよりイニシエーションからゾーン1までの短い区間でアクセルを踏めるように意識して走ったことで大きな角度でゾーン1からゾーン2を通過することができた。1本目の走行ではゾーン3で脱輪してしまっていた為、ゾーン2に入るタイミングでアクセルをコントロールしトラクションを稼いだところ回転数が落ち切ってしまい振り返しのタイミングで一瞬ドリフトが戻り0点となってしまった。

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【BEST32】

●GOODRIDE ワークスの日比野哲也 選手と対戦。
予選時の走行を解析するとZ4 と日比野選手のZ34はほぼ同じペースで審査区間を走行していることが解った為、日比野選手のキレのある深い角度の走行に後追いで合わせきり、後追いのポジションも煙に巻かれない場所をキープする事が重要となっていた。
後追いスタートの対戦では、スタートから何とか日比野選手についていき、進入から懐に入ることに成功。日比野選手の角度や煙に惑わされない様に冷静に後追いのポジション確保したことで、ゾーン2~3の振り返し時における抜き差しも成功し後追いで優位な展開で後追いを終えることが出来た。
入れ替えての先行では先日の予選で意識していた進入から早めのアクセルオンで深いアングルで走り、ゾーン2では単走と同様に回転がドロップしかけたが、同じミスはしない様にクラッチを蹴ることで何とかフィニッシュし、チームとしてやり切れた走行ではあったが、その走りに日比野選手も上手く後追いを合わせ、ほぼ互角の戦いとなった。
長い審査の結果、One More Timeを望んでいたが若干の差で日比野選手に軍配が上がり、BEST16に駒を進めることが出来なかった。

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【総括】

✓予選        :32位
✓追走        :32位
✓シリーズランキング :23位

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前回のEBISUに引き続きBEST32での敗退となってしまい、シリーズランキングを大きく伸ばすことが出来なかった。
しかし、大幅にフロント周りのセットアップを変更したことで操作性が向上し単走も追走も安定感のある走りが可能となってワンランク上の仕上がりになったと実感した。
追走ではこれまで見せることが出来なかったドッグファイトをシリーズトップランカーの日比野選手と演じることが出来、チームとしてもドライバーとしてもFDJの中で充分に戦っていける証明ができる有意義なラウンドとなった。
ドライバーとして、更なる高みを目指して邁進したく、残るRd.5 とRd.6では単走は勿論、追走でも、強い「塙 彰拡」と「Z4」をお見せし、輝く姿を応援していただいている皆さんに届けたいと思っておりますので、引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

 

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