2024 FDJ (フォーミュラドリフトジャパン)第2戦 鈴鹿ツインサーキット
去る5月17日から19日にかけて鈴鹿ツインサーキットにて開催された、FORMULA DRIFT JAPAN 第2戦に参戦してまいりましたので、ご報告いたします。
【開催概要】
日時:令和6年5月17日〜19日
大会名称:FORMULA DRIFT JAPAN 第2戦 主催:MSC株式会社
会場:三重県 鈴鹿ツインサーキット
参戦結果:予選:0ポイント 敗退
●参戦体制
・チーム :DGR RACING with GOODRIDE
・車両 :eternal SPEEDMASTER Z4 (BMW Z4)
・E/G : VQ35 3.5L TTC35-1050 TURBO
・HP : 700PS
・TORUQUE : 100Kg
・ドライバー:塙彰拡選手
・エンジンオイル:スピードマスター F1 PRO RACING SPECIAL【10W-60】
走り慣れたコースということもあり、練習走行から及第点となる走行を行うことができ、更に高みへと繋がるセットアップに専念することができました。
練習走行終盤では更に完成度も高まり、上位通過にも期待が持てました。
ですが、最終の練習走行によって発生した駆動系トラブルの影響により本領を発揮できず、予選敗退となりました。
レースレポート
5月17〜18日 練習走行
練習走行では昨シーズンの走行データを基にファイナルギヤの選定、足回りのセットアップを行いました。
走行をするごとに調整・変更を行いながら完成度を高めていくことができ、走りに対する確かな手応えを感じておりました。
ですが最後の走行において駆動系トラブルが発生し、修理を要することとなりました。
診断の結果、ファイナルギアとトランスミッションが共に破損していることが判明しました。
ファイナルギアは予備部品にて対応できましたが、トランスミッションは手持ちでの予備部品がなく、弊社店舗より運搬してもらうこととし、修理作業に取り掛かりました。
5月18日土曜日 予選走行
予選走行1本目 DNS
練習走行で発生した駆動トラブルの修理作業のため予選1本目をキャンセルすることとしました。予選走行2本目 路面:ドライ 0ポイント
店舗よりトランスミッションが到着し、メカニックの作業により出走直前に修理作業が完了しました。
ですがファイナルギヤを交換したことにより走行のリズムが狂い、ゾーン2付近でハーフスピン気味になってしまいました。
その後の走行は立て直したもののゾーン2での失敗がスピンと判定され、0点となりました。
その結果、ノーポイントとなり、予選敗退となりました。
ドライバーコメント
練習走行では好調の走りを維持しており問題なく予選に臨めると想定しておりました。
ですが、車両トラブルからメカニックの必死の修復作業に応えることができず、不甲斐なさと申し訳なさを同時に感じるラウンドとなりました。
一方でチームが一丸となりマシンを修復する姿は団結力を強く感じることができました。
次戦のエビスラウンドに向け、更にドライバーとして精進しチームの頑張りを結果に結びつけ、スポンサーやファンの皆様に恩返しができるように頑張りたいと思います。
今後ともT’s square Racing Teamと塙彰拡を応援よろしくお願いいたします。
SUMMARY
いつもT’s square Racing Teamをご支援いただいておりますことを重ねて御礼申し上げます。
今大会は練習走行でのトラブルが大きく影響したラウンドとなりました。
原因は強度の弱いファイナルギヤを選択するしか出来ない状況であったと考えております。
次戦においては適正なファイナルギヤを使用し、更には強度と性能を兼ね備えたOS技研製のシーケンシャルミッションの導入を決定しており、現在搭載作業を行っております。
チームとしてすでに次戦を見据えており、万全の体制で臨みたいと考えております。
皆様に最高のドキドキとワクワクをお届けするために我々は邁進して参ります。
引き続き T’s square Racing Teamと塙彰拡の応援をよろしくお願いいたします。