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2024 D1 GRANDPRIX Rd.1/2 Team RS Watanabe参戦報告

2024 D1 GP Rd.1/2 奥伊吹ラウンド

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Rd.0の「モーターファンフェスタ富士」から約3 週間、開幕戦は恒例となった、滋賀県の「奥伊吹モーターパーク」にて2024 D1GPの開幕戦が開催されました。
去年から外国人選手の参戦が増えてきて、今年も多くの外国人選手が参加される事になりました。そしてD1 ライツからD1 に参戦される選手もいます。
去年よりさらに参加台数が増えたことで、D1 グランプリはより盛り上がっていく1年となりそうです。
走行は木曜日任意練習走行から開始しました。
天気は木、金、土曜と快晴、日曜日は朝から雨の天気となりました。

早速ではありますが、5.11/12 に開催されました奥伊吹戦の結果をまとめましたので、ご報告させて頂きます。

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●開催日開催地:2024 5.11/12
●開催地:奥伊吹モーターパーク 滋賀県米原市甲津原 奥伊吹
●入場者数:4,374 名(3日間合計)

【結 果】
田所:RD.1単走30 位 RD.2 失格 単走敗退
岩井:RD.1単走24 位  RD.2 単走19 位 単走敗
41 台エントリー

#51 岩井 照宜(TERUYOSHI IWAI)選手
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チーム名:TEAM レーシングサービス ワタナベ
マシーン:Projectμ  HID信玄 RIZE WORKS 7(RX-7 FC3S)
エンジンオイル:スピードマスター「RE Tuning 7.5W-55」

 

前回の富士でアライメントの課題や失火症状の問題が出てしまって、その対策を考えなくてはいけないと思っていたのですが、アライメントを先行したら、部品の加工やアライメント測定に時間がかかってしまい、失火に対しての対策は出来ずの状態で奥伊吹に臨みました。
木曜日の任意走行で、アライメントは良い方向であることは確認できました。
まだ少し一定の角度で戻ろうとしたり、ハンドルが切れ込んでしまっ たりの癖が残っていますが、方向としては良いと思います。
トー、フロント、リアの減衰力の調整を何回か行い、少し感触を整えました。
失火に関しては木曜日の途中から症状が出るようになってしまい、現地で出来る対策は施したのですが、結果としてはその対策では不十分でした。
ですが、現地で色々な方にアドバイスを頂いたり、現地で今までとは違った対策にチャレンジしたおかげで少し原因はわかってきたような気がします。
対策の方向性もつかめて来た気がするので、対策し続けていきます。
走りに関しては、来る前から理想としていた走りは出来ませんでした。
去年と同じ走らせ方ではいけないと思っていたのですが、癖が抜けなかっ たのと、壁に対するリスク、そして終わってから思うのは、大したことも無いのに何故か良くわからない気負い的な気持ちがずっとあり、とにか くダメなラウンドになってしまいました。

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土曜日の単走は失火症状が直線で出てしまい、力の無いままの走行でした。
しかしそれよりもいけなかったのは、気温が上がったことによりリアタイヤのグリップが想像よりもかなり上がってしまい、うまく振り出すことが出来ませんでした。
気温の事は予想して内圧は変えていたのですが、 かなり予想を超えていました。

日曜日の雨はタイヤのグリップを去年よりかなり感じる事が出来ました。
練習では恐怖心もあり全然走る事が出来なかったのですが、あまりのダメさに吹っ切れたのか、本番のウォームアップから本番2本、計3 本を点数を右上がりでまとめる事が出来ました。
走りとしては全然点数は出せずダメだったのですが、気持ち的にはやりたいことはある程度形に出来たと感じています。

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木曜日からのログを確認しても平均角度、旋回速度どれもかなり上がっているのでタイヤ、セット共に去年よりは確実に良くなっています。
ですがほかのチームより伸びしろが少ないのは間違いないので、まだまだ運転、車体の改善をしていかなければなりません。
まだ始まったばかり、しっかり反省して気持ちを入れ替えて筑波に向かって準備していきます。
奥伊吹も応援頂き、ありがとうございました。

#43 田所 義文(YOSHIFUMI TADOKORO)選手

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チーム名:TEAM レーシングサービス ワタナベ
マシーン:USED PARTS TADOKORO VE86 (TOYOTA AE86)
エンジンオイル:スピードマスター「F1 PROレーシングスペシャル 10W60」

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本年も、皆様のおかげでD1GP に出場ができることができることを心より感謝申し上げます。
今回奥伊吹のコースは、昨年同様のレイアウトでした。
本年度から、指定ゾーンをタイヤで通過するように変更されました。
昨年までのデータを生かし、ギア比や足回りを奥伊吹に合わせ調整をしていきました。
持ち込みセットも決まっており、練習走行では審査員からも評価を受ける走りができておりました。
途中で配線にトラブルが出てエンジンが吹けなくなりましたが、メカニックによる作業で解決することができました。

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ラウンド1 は自分で思っている以上に得点が伸びず、ゾーンも通過することができず敗退となりました。

ラウンド2 は、コースインウォ―ムアップでリアタイヤのハブボルトが折れてしまい、走ることができませんでした。

ハブボルトに関しては、チーム内で確認したところ締め忘れではなく、ハブボルト自体も昨年新品に交換しており、まさか折れると思っておりませんでした。
今後のことを考えしっかりと車両の方を点検して、次回の筑波戦に臨みたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

以上が奥伊吹戦での結果報告となります。
まだまだ始まったばかり。次戦筑波、約1 ヶ月半後となりますが、この時間を使ってしっかりと準備して筑波に臨みたいと思います。

奥伊吹戦、ご声援頂きありがとうございました。

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