2024 D1 GP Rd.3/4 TSUKUBA DRIFT
前回の奥伊吹戦から1 ヶ月が経ちました。今回の筑波戦は梅雨時期の開催のため、雨の心配がありました。
やはり練習の金曜日は終日雨が降り、水溜りができるほどの路面での走行となりました。
ですが土曜、日曜は天候としては不安定ではありましたが、ドライ路面で走行出来ました。
今年もチケットは完売となる大盛況での開催となりました。
早速ではありますが、6/29,30 に開催されました筑波戦の結果をまとめましたので、ご報告させて頂きます。
●開催日開催地:2024 6.29/30
●開催地:筑波サーキット 茨城県下妻市村岡乙159
●入場者数:4,567 名 (3日間合計)
【結 果】
田所:RD.3 単走16 位 総合 16位
RD.4 単走15位 総合 15位
岩井:RD.3 単走13 位 総合 13位
RD.4 単走24 位 単走敗退
38 台エントリー
#51 岩井 照宜(TERUYOSHI IWAI)選手
チーム名:TEAM レーシングサービス ワタナベ
マシーン:Projectμ HID信玄 RIZE WORKS 7(RX-7 FC3S)
エンジンオイル:スピードマスター「RE Tuning 7.5W-55」
23 年シーズンずっと感じていたエンジンの不調が奥伊吹で再発してしまい、現地で対策出来ないかと色々試していたところ、全然考えていなかった点火コイル不調を発見し、イグニッションプロジェクトさんに点検して頂いたところ、不調が見つかり対応して頂きました。
そのおかげで筑波では終始気持ちよく走る事が出来ました。
対応して頂き、本当にありがとうございました。
それと同時に、エンジン出力を少しでも上げるためにタービンハウジングに加工を施してみましたが、こちらの方はあまり効果がありませんでした。
次戦エビスまで時間があるので、ターボ自体を交換する方向で行こうと考えています。
金曜日は雨の走行になりました。
去年の筑波戦から使わせて頂いているブリックRS ですが 、雨の走行は筑波でも非常に良い感触で走れました。
雨量がすごくて大きな水溜りが出来てしまっているところではさすがにハイドロのような症状が出てしまいましたが、それ以外の場所では良い感触でした。
もちろんサーキット路面なんでそこもあるとは思います。
奥伊吹の雨の感触よりもスピードが高いにもかかわらずかなり良い印象でした。
セッティングとしてダンパーの減衰力、タイヤ内圧の調整を繰り返しながら走行しました。
主にリアを調整しましたが、今思うとフロントとのバランスがいまいちよくなかったのかなと反省しています。
土日は晴れで走行出来ましたが、走行数が少なく練習での得点は良くありませんでした。
ですが単走1 本目に点数が出て追走に残る事は出来ました。
追走はベスト16 で敗退となってしまいました。
日曜日の単走も土曜日と同じ走りを目指しましたが、進入の距離感を合わせる事が出来ず、単走敗退となってしまいました。
土曜日に関しても点数こそは出ましたが、とても自分で決めたと思えず、偶然のようなものだったと思っています。
路面状況の変化に対応するのに時間がかかりすぎて、再現性のある走りが土曜、日曜と全然する事ができませんでした。自分のずっと持っている課題なので、改善できるよう練習法を見つけなければいけません。
エビスまで時間を大事にし、出来る事をやっていこうと思います。
#43 田所 義文(YOSHIFUMI TADOKORO)選手
チーム名:TEAM レーシングサービス ワタナベ
マシーン:USED PARTS TADOKORO VE86 (TOYOTA AE86)
エンジンオイル:スピードマスター「F1 PROレーシングスペシャル 10W60」
D1GP 筑波ラウンド参戦してまいりました。
筑波ラウンドは毎年開催されており、スピードレンジも高く審査区間が長いサーキットであります。
自分の中ではあまり得意なサーキットでは無いので、筑波を想定した足回りテストを事前に行い、筑波戦に臨みました。
実際に走ってみると持ち込みセットも良くギア比の変更も必要無く、タイヤのエアー圧の調整と確認でチェックランを走る事が出来ました。
DOSS の得点が確認し、点数の低い所を伸ばす為の走りの方向性を決めて予選に臨みました。
ミスすることなく走りきれて、ラウンド3 と4 両日とも予選を通過することができました。
予選通過はできましたが、15 位16 位と言う結果でしたので、今後は予選ももう少し良い順位で通過できるようにしていければ良いと感じました。
今後の課題として、追走も視野に入れた練習をもっとやっていきたいと思います。
筑波サーキットは普段走れないので、シミュレーターをしっかりと活用し、事前に走り込んで行けたことが今回は良かったと思います。
車両トラブルはいくつか出ましたが、メカニックの迅速な対応により走りきることができました。次戦向けて車両をしっかり修理して望みたいと思います。
以上が筑波戦での結果報告となります。
次戦エビスまでは2か月と時間が空きますが、この時間を使って2台とも次戦に向けてしっかりと準備を行い、成績向上に向けて取り組んで参ります。
筑波戦でのご声援、本当にありがとうございました。
TEAM レーシングサービス ワタナベ