第36回 FMSCマウンテンラリー2024
大会名:2024 九州ラリー選手権 第4 戦「第36回 FMSC マウンテンラリー 2024」
開催日: 6 月22 日~23 日
開催地: 佐賀県吉野ヶ里町
ドライバー:津野 裕宣選手
コドライバー:岡崎 辰雄選手
車輌:ミツビシ ランサーエボリューションⅩ
エントリー名:WM宮尾石油SPMランサー
エンジンオイル:スピードマスター PRO RACING 10W-60
ミッション,トランスファー,デフ:スピードマスター PRO SUPER GEAR 80W-140
天候: 雨
路面状況:ウエット
参加クラス RH1(クラスエントリー数10 台)全36 台
※ 結果 RH-1 クラス 3 位
6月22日~23日 佐賀県吉野ヶ里町、吉野ヶ里歴史公園を拠点に、九州ラリー選手権 第4戦が行われました。
選手権クラス36台RH1クラス10台にて開催されました。
梅雨に入り雨は予想していましたが、実際に雨になるとやはり嫌なものである。
走るのはいいのだが準備等々が非常につらい。
今回の第4戦が終わると少しのインターバルがある、いい形で前半戦を折り返したい。
第3戦はやっと晴れ開催でありましたが第4戦は再び雨。
今回は、1本の林道を1ステ8.91km2本、2ステ9.32km2本とちょっと長めのSSを合計4本で争われます。
久しぶりのゼッケン1、コースはおおむね中低速のテクニカルな道、好きな林道である。
先ずはSS1、車と自分の様子を探り探りスタート悪くはないが今一つ・・・車が前に進んでないとコドライバー岡崎選手から、だいたいこの言葉を言われる際タイムは悪い。
しかしなんとSS1はベストタイム。
続くSS2、SS1と同じく順送で2本目、スタート後はリズム悪くいま一つであったが中盤以降リズムを取り戻し走れ出した。
調子乗って走っていると右コーナーでブレーキロックそのまま法面に・・・数年前のセントラルラリーでのリタイヤ映像がフラッシュバック、しかし前回と違うのは車速が低い、何とかコースに復帰し数コーナー走行の感じだと真っすぐ走るし何とか走れそう、コドラ岡崎選手に、そのまま行きますと伝え走り続けました。
結果1本目より0.6秒UP。
1本目が遅いのか刺さった2本目が途中まで速かったのはわかりませんがしかし他選手は当然2本目なので当然タイムUP、刺さりはしたが3番手タイム上出来である。
1ステを終わり0.3秒差で1位折り返し、2ステは少し距離も長く個人的にも好きな方向であるので気持ちを入れ替えサービスへ。
サービス前のTCで時間あったので車から降りSS2での刺さり具合を確認、バンパーとナンバーには損傷あるが盛り土に刺さったので大した損傷はなかった、ただ左フロントタイヤ一部リム落ちし空気がかなり抜けている。
よく走れたなぁと思いつつ運がまだ向いているといい方向に考えTCインそしてサービスへ2ステが始まるころには少し雨も弱くなり路面も1ステよりは状況は良くなっていた、タイヤがどうかなぁと思いながらSS2をスタート予感は的中、トップの選手より16.6秒も遅い。
SS4に向かう途中雨が再び強く降り始めた、気持ちを入れ替え再チャレンジ。
スタートするもスタート後2kmほど走行すると急に加速しない、ブースト計を見ると正圧になっていないタービンブローかパイプ抜けかわからないまま残りを追いつかれるかと思いながらなんとかSSゴール、タイムは散々であるが何とか動けているのでフィニッシュラインを切れるようにスタート地点に戻りました。
何とかたどり着け上位選手のリタイヤ等ありまさかの3位フィニッシュ。
ポイント的に大きな3位でした。
次戦、第5戦に向け車を修復し次戦に良い報告ができるように準備を進めていきます。
今回もエンジンオイルはPRO RACING 10W-60、トランスファー、ミッション、デフオイルは、PRO SUPER GEAR 80W-140を使用させていただきました。
低回転から高回転まで使用の多いラリーでエンジンへの負担軽減、安心感を実感してます。
今回は雨の中、湿度も高く高温と条件の悪い中全開走行をしました。
車に負担もかかりましたが、エンジン、駆動系共トラブルが出ることなく走り切る事ができました。皆様も是非体感してみてください。