全日本モトクロス選手権 第5戦 北海道大会/新千歳モーターランド
「D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2024 第5戦 北海道大会」が、2024年6月22日(土)〜23日(日)に北海道の「 新千歳モーターランド」にて開催されました。
この大会にスピードマスターのエンジンオイル「PRO BIKE 10W40」をご使用頂き、兄弟で参戦する佐野雄太選手、壮太選手の参戦報告です。
佐野雄太選手
チーム:カワサキ プラザ前橋
マシーン:Kawasaki KX250 2024年式
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:晴れ
IA-2クラス:33台
レースレポート
【予選】
今大会は1日開催で予選はタイムアタック方式で行われました。
得意のタイムアタック方式だった為、自身を持って序盤からタイムを出す事を意識して走りました。
しかし、深いサンドコースを攻略する事が出来ず、中々タイムを出す事が出来ませんでした。
ラインを試行錯誤し、序盤から中盤に掛けてタイムは徐々に上がりましたが、20番手付近のタイムでした。
ラスト3周でもう一度アタックをし、ベストタイムを更新し17番手で予選を終えました。
【決勝/ヒート1】
スタートグリッドは予選の順位で選択します。
イン側から17番目のグリッドを選択しました。
スタートの反応、加速は良かったものの、1コーナーでイン側から出たライダー達に押し出される形で1コーナーをターンしました。
1周目の混戦を17番手で通過しました。
ハイスピードコースの為、抜かしどころが少なかったので迷いなく一気に抜かす事を意識して走りました。
前が混戦だった為、5周目には15番手、8周目には11番手に順位を上げました。
前のライダーを追いかけますが、中々ペースを上げて走ることができず、11番手のままゴールしました。【ヒート2】
ヒート2もヒート1と同じグリッドからのスタートとなりました。
スタート反応が悪く出遅れてしまい、20番手付近でのスタートとなりました。
しかし荒れた路面に手こずり、序盤の混戦を抜け出す事が出来ず、ペースを上げられませんでした。
レース中盤の9周目に混戦を抜け17番手に順位を上げましたが、焦りと荒れたコースにミスを連発してしまい、19番目で順位を落としてしまいました。
その後追い上げることもできず、19番手のままゴールしました。
【次戦の課題】
今大会の反省点としては、コースに対する対応力、スピードが足りなかった点等ありますが、先ずは練習通りの走りが出来なかった事です。
テーマではありますが、どの様な意識を持てば練習通りの走りが出来るのか?次戦までは3ヶ月のインターバルがあるので、日頃の練習、トレーニング、日常生活において計画的に自分に厳しく準備を進めて参ります。
【エンジンオイル PRO BIKE 10W-40 インプレッション】
今大会のコースは広大なサンドコースで、エンジン回転を引っ張って乗る場面が多くなりましたが、熱ダレもなくゴールまで全開でエンジンが回ってくれ安心できました。
佐野壮太選手
チーム:カワサキ プラザ前橋
マシーン:Kawasaki KX250 2024年式
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:晴れ
IA-2クラス:33台
レースレポート
【予選】
予選は、20分間の練習走行中のタイムアタック形式で行われました。
上位26台が予選通過です。
九州大会でのタイムアタックの反省を活かし、自分より速いライダーに追走してタイムを出す事をテーブルにしました。
しかし追走するも、深いサンド路面に苦戦し、中々タイムを出す事ができず、最終周にタイムを更新できず27位でフィニッシュ、ラストチャンス決勝へまわりました。ラストチャンス決勝:10分+1周のレース形式で、上位4台が決勝へ上がります。
気持ちを切り替えて集中しスタートに望みます。
1コーナーをトップで通過し、そのままトップで周回、落ち着いてミスすることなくトップでフィニッシュ。
決勝へ上がります。
【決勝/ヒート1】
ラストチャンスからの決勝なので、グリット選択は最後の方になり、アウト側からのスタートです。
スタートの反応が悪く、出だしが遅れてしまい1周目を18位で通過しました。
まだ中盤争いの集団の中で、十分にポイント圏内を狙えるポジションだったので、焦らずパッシングポイントを見極めて攻めます。
しかし中々前車を上手く抜くことが出来ず、焦りが出てミスを繰り返してしまい、22位でフィニッシュとなりました。【ヒート2】
ヒート1でのスタートの失敗を活かし望みます。
反応良くスタートを切れ、1コーナーを最前列でターン。
しかしイン側のライダーから押しだれてしまい、2コーナーでは中盤付近まで落ちてしまいました。
1コーナーをもっと切り込んで攻めるべきでした。
1周目を19位で通過、ヒート1同様の展開の中、十分に上位を狙えるポジションだったので攻めます。
しかし荒れた路面の中思った以上に体力を奪われてしまい、冷静に走ることができず、転倒を繰り返してしまい、22位でフィニッシュとなりました。
【次戦への課題】
今大会を終えて、やはり体力不足が露呈したと感じました。
レース中盤差し掛かる頃からのミスや転倒、集中力が切れてしまうなど、恥ずかしい展開でした。
次第6戦まで約3ヶ月のインターバルがあります。
再度1から体を作り直すにも十分な時間があると思うので、前半戦を戦って浮き彫りになった、自分の弱さとしっかり向き合って、残り3戦、戦い抜ける体とテクニックを身に着けて行きます。
【エンジンオイル PRO BIKE 10W-40 インプレッション】
路面は火山灰からなるサンド質で、周回ごとに変わる程ボコボコに荒れてきます。
アクセルワークも難しくなり常に全開でしたが【スピードマスター PRO BIKE 10W-40】を入れたエンジンは、そんな過酷な状況でもガンガン走ってくれました。