D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 2025 第4戦 中国大会
「D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025 第4戦 中国大会/グリーンパーク世羅」が、令和7年6月14日(土)〜15日(日)に広島県の「グリーンパーク世羅」にて開催されました。
この大会にスピードマスターのエンジンオイル「PRO BIKE 10W40」をご使用頂き、兄弟で参戦する佐野雄太選手、壮太選手の参戦報告です。
佐野雄太選手 レポート
チーム:カワサキ プラザ前橋
マシーン:Kawasaki KX250 2025年式
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:雨/晴れ
IA-2クラス:42台
レースレポート
【予選】
予選はレース方式で行われました。
コースコンディションは当日の雨でマディコンディションでした。スタートグリッドはアウト側を選択しました。
スタートは反応は良かったですが、1コーナー進入で滑りやすい路面にフロントを取られてしまい6番手で1コーナーをターンしました。
1周目に順位を挽回しようとしますが、焦りが裏目に出てミスを繰り返し、8番手に順位を下げました。
1つでも順位を上げようと走りましたが、限られたラインの中でペースを上げる事が出来ず、7番手でゴールしました。
【決勝/ヒート1】
アウト側のグリッドを選択しました。
反応は良かったですが、アウト側から被せきれず6番手でスタートをきりました。
1周目のペースを上げることを意識して走りましたが、ラインミスが多く8番手に順位を下げてしまいました。
中々序盤のペースを上げ切る事が出来ず、徐々に前方集団から話されてしまい5周目に9番手に順位を下げてしまいました。
その後、レース終盤までペースを上げきれず単独走行になり9番手のままゴールしました。
【決勝/ヒート2】
ヒート2もアウト側のグリッドを選択しました。
スタートの反応も良くアウト側からまくることが出来4番手でスタートしました。
後方からのプッシュもありましたが、表彰台を狙える位置だったので前だけを意識して走りました。
3周目に5番手に順位を落としてしまいましたが、ラインを参考にして前を追いました。
レースラスト3周目に疲労によりミスをし、ラップタイムを落としてしまったタイミングで、6番手のライダーに抜かされてしまいました。
最後まで攻め続け、6番手でゴールしました。
【次戦への課題】
今大会のコースは事前からコースを乗り込んで、校長の中迎えた大会でした。
予選からヒート2まで目まぐるしく変わるコンディションに苦戦をしてしまい、目標であった表彰台に立つことが出来ず悔しい結果になってしまいましたが、着実に成長をしていると感じたレースでした。
次戦までは約3ヶ月のインターバルを挟むので、練習、トレーニングを積み重ねて参ります。
【エンジンオイル インプレッション】
今大会のコースはマウンテンコースで、ハイスピードなレイアアウトでした。
また土曜日は雨、日曜日は雨が上がり気温も高くハードな気候でした。
どのヒートもエンジンを高回転まで回し、クラッチも多用する場面が多かったですが、【スピードマスター PRO BIKE 10W-40】を入れた私のマシンは、最後までトラブルなく走り切る事が出来ました。
佐野壮太選手
チーム:カワサキ プラザ前橋
マシーン:Kawasaki KX250 2025年式
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:雨/晴れ
IA-2クラス:42台
レースレポート
【予選】
雨の路面でスタートが出遅れてしまい、最後尾で1コーナーを通過しました。
その後冷静にパスをし、16位で1周目をターン。
2周目には15位に上がりましたが、路面状況を気にしてしまい、ペースを上げられず予選通過ラインの15位争いから抜け切れず、最終ラップに14位で予選通過しました。
【決勝/ヒート1】
今大会は30分+1周×2ヒートのフォーマットです。
予選順位が下位なので、スタート位置はあまり好条件ではありませんでした。
スタート反応は良かったのですが、1コーナー手前で集団に飲み込まれてしまい、20位で1コーナーを通過しました。
その後中盤の混戦を早い時間帯でポジションアップを図ろうと思い、2コーナーで前車をアウトから抜かそうと仕掛けましたが、他のライダーと接触転倒してしまいました。
その後もまだ巻き返す事ができると思い、果敢に攻めていきましたが、気持ちだけが空回りしてしまい、ミスと転倒を繰り返し28位でゴールとなりました。
【決勝/ヒート2】
スタートが出遅れてしまい、最後尾で1コーナーに進入します。
ヒート1の反省から、1,2周目に果敢に攻める中にも、冷静さを失う事が無いようにする事を意識し、1周目に21位、2周目に20位と着実にポジションアップしていく事が出来、15位まで上がりました。
しかし転倒で21位まで落としてしまいました。
その後あきらめずに追い上げを図りましたが、21位でゴールとなりました。
【今大会の反省と次戦への課題】
今大会に向け事前前合宿を組み、徹底的に乗り込みました。
ヒート2では結果として、良い結果を残すことができませんでしたが、レース内容としては、着実に進歩を実感できました。
開幕戦前週での頭部へのケガの後遺症も良くなり、久しぶりにレースのみに集中する事ができました。
しかしこんな順位ではまだまだ足りない点も多くあります。
次戦まで約3ヶ月のインターバルで、しっかりと準備を重ね、更に上位に食い込み、成長できるよう取り組んでいきます。
【エンジンオイル インプレッション】
このコースは標高500m近くにある山を切り崩した、ハイスピードのマウンテンコースです。
当日は雨からの晴天でエンジンにとても負荷のかかる展開となりましたが、どんな外気状況でもストレスなくマシンが走ってくれる【スピードマスター PRO BIKE 10W-40】は集中してレースができました。