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2022 全日本ラリー選手権 第3戦 久万高原ラリー 岡田選手参戦報告

4月29日(金)〜5月1日(日)に「2022年 全日本ラリー選手権 久万高原ラリー」が愛媛県の久万高原にて開催されました。

全日本ラリー選手権は全8戦を日本各地で行われます。ターマック(舗装)やグラベル(未舗装)の他、冬季にはスノー(積雪)路面で競技会がおこなわれることがあります。優秀な成績を修めた選手にはドライバー部門とコ・ドライバー部門を設けて表彰しています。参加車両はラリーRRN車両やRJ車両、RPN車両、AE車両があり、これら改造範囲の他に、排気量や駆動方式、トランスミッション形式により、JN1からJN6まで6種類のクラス分けがあります。

今回開催されたレースにスピードマスターのエンジンオイルをご使用頂き参戦された岡田選手の参戦報告です。

開催日:        2022/4/29(金)~5/1(日)
参加イベント名:    全日本ラリー選手権第3戦久万高原ラリー
ドライバー:      岡田孝一 選手
車両形式:       ZC33S
エンジンオイル:    スピードマスター
参加クラス・カテゴリー 全日本ラリー選手権 JN4クラス
路面状況        1部セミウェットからドライ
成績(順位)        JN4クラス2位
参加台数        全参加40台

岡田選手 参戦報告

【LEG1】
昨日(金曜日)の大雨で林道はまだまだ濡れていると判断。ダンロップさんが快く出してくださったニューウェットタイヤ201R を全輪に履きスタート。
SS1をスタートしてみるとほぼドライ!!
しまったと思いながらこじらないようにトレースしていくと、なんとこの201、ドライでも全然走れるではないか!!

SS1フィニッシュ手前で前走車転倒によるキャンセル。

続くSS2(14.21k)ではMを履いている西川君に4.3秒落ち。Wを履いている鮫島君には1.7秒リードすることが出来た。

サービスに戻り路面状況から考えるとドライタイヤに変更だが、本日明日の残り距離を考えたのと201のドライ性能を考えたらと201を前後輪入替でセクション2に挑んだ。
この前後輪入替だが全戦唐津までだとリアは215までしか入らないため出来ない作戦ではあったが、今回よりリアのトーアウトセッターを外し225が入るようにしていたので出来た。今後はこの仕様で行く予定です。

セクション2はやはりMを履く西川君にはかなわなかったがWを履く鮫島君にはリード出来た。

サービスに戻り満を持して94R M21にチェンジ。前後輪入れ替えられるのでこの6本で明日まで回す予定。
予想通りセクション3では西川君を上まわりトップタイムで走りきれた。

LEG2も予定通りのドライであったのでニュータイヤをフロントに履きフロントタイヤをリアに廻した。西川君との差は16秒ほどあるが2本で46kもあるので行けるとふんでた。

一本目のSS7快調に飛ばしたが中間地点で若干ブレーキに違和感が、この不安を最後まで引きずり西川君に4秒負け。これで一件落着でした。

最終SS8はセクション3のリアタイヤをフロントに履きスタート。今度はブレーキも問題なく94R M21は快調にトレースしてくれた。上がってみると西川君になんと12秒勝ち。

走り終えた94R M21の残り溝を見てみると、セクション2をMで行けば勝てたレースだったような気がした。

唐津の仕様はど真逆なセッティングをしてしまい残念な結果に終わってしまったが、次戦丹後ラリーも楽しみです。

 

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