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FDJ3 Rd.3レーシングサービスワタナベ Jr☆ZEGRACE 前田選手 参戦報告

2025 FDJ3 Rd.3 エビスサーキット 西コース

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7月6日(日)福島県にある東日本のドリフトの聖地と呼ばれる「エビスサーキット 西コース」にて「FDJ3(フォーミュラ・ドリフト・ジャパン3)Rd.3」が開催されました。

「FDJ3」は、「FDJ2」の下部リーグとしての位置づけとなります。全6戦のシリーズ戦となり、シリーズランキングの上位10名には来シーズン(2026年)のFDJ2ライセンスの取得権利が与えられます。
審査方法はFORMULA DRIFT JAPANFDJ2と同様、各クリッピングゾーンにパイロンを設置し予選はスタイル、ライン、アングルを3名のジャッジで確認。決勝は予選上位16名のトーナメントで、追走方式のチェイスバトルでの対戦となります。

この大会にスピードマスターのエンジンオイル、ミッションオイルをご使用頂き参戦された14歳の前田選手の参戦報告です。

ドライバー:前田 慶選手 14歳
チーム名:Racing Servise WATANABE Jr☆ZEGRACE
マシーン:USED PARTS TADOKORO VE86
エンジンオイル:スピードマスター「F1 PROレーシングスペシャル 10W60」

リザルト:単走予選10位
決勝  8 位

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前田選手レポート

7月5日(土)練習日
第2戦鈴鹿ツインではウェット路面に苦戦した事もあり、車のセットアップを大幅に変更して、低μ路面にも対応させました。
エビスサーキットは初めてですが、シミュレーターでの事前練習とFDJ、FDJ2での動画でイメージを構築。
朝一の路面はウェット。
他の選手がスピンを喫する中、安定してライントレースしつつ、高得点を期待できる走りを纏める事が出来ました。
ドライになってからも問題無く良い走行が出来ていた為、タイヤと車の温存を考え、早い段階で切り上げました。

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単走 予選(晴れ)
・1本目
前日練習で良い走りが出来ていた為、それ以上を求めて挑んだのですが、1コーナー(1ゾーン)への進入スピードが速すぎ、脱輪。
2ゾーンから先は良い走行でしたが減点の為、63ポイント。
TOP16には残れる点数を出す事が出来ました。

・2本目
他の選手が点数を上げてきていたので、更なる高得点を目指し挑みました。
課題の1ゾーンは完璧ではなかったですが無事通過、2ゾーンはまずまず、残り最後まで纏めましたが細部が足りなかったようで79ポイント。
1本目の点数を上回る事が出来ましたが、単走優勝を目指していたので悔しさは残ります。
予選10位通過。
無事に追走トーナメントへ残る事が出来ました。

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TOP16 前田 慶 VS リッキー・ペレス
予選7番手、リッキーペレス選手との対戦は、リッキー選手が上位の為、後追いスタートとなります。
RUN1
非常に綺麗なラインを通り、素晴らしい先行を見せたリッキー選手に対し、若干ラインは小さいものの車間距離の詰め具合は、審査員を唸らせる後追いとなりました。

RUN2
先行という事で100点を目指した進入で1ゾーンは完璧でしたが、後追いのリッキー選手が車を止めきれず接触。
それでも姿勢を乱すことなく最後まで走り切った結果、アドバンテージを得る事が出来、GREAT8へ勝ち上がる事が出来ました。

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GREAT 8 前田 慶 VS 茂木 真那斗

RUN1
茂木選手は同年代、15歳高校生と14歳中学生という10代対決。絶対に勝ち上がりたいという気持ちの高ぶりがありました。
1ゾーンで茂木選手よりも角度をつけ、速いスピードで進入し、軽く接触。
茂木選手は接触の影響をものともせず素晴らしい走行となり、後追いとして車間距離は詰めれたがラインが甘くなってしまいました。

RUN2
恐らくアドバンテージを取られているであろう事から、先行で100点の走りを目指しましたが、進入スピードが若干速すぎ、ライントレースの為に角度を付け過ぎた為、失速してラインが小さくなりました。
その為後追いの茂木選手と軽く接触。若干影響はありましたが、そのままラインと角度をキープして最後まで走り切りましたが、1ゾーンでの接触の原因を作った事と、後追いの茂木選手が離れたけれども綺麗なライントレースをした事で敗北となりました。

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結果
単走予選:10位
決勝:8位

チーム監督兼スポッターの田所氏が負傷で不参加の為、急遽結成されたチームで挑んだRoundになりましたが、事前に用意をしていたおかげで最低限の結果を残す事が出来ました。
いつもサポートをしていただき有難う御座います。
期待に応えられるよう、チームRSワタナベJrで決勝対決出来るように、次戦:日光サーキットへ挑みます。
これからも宜しくお願い致します。

 

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