2025 FDJ3 Rd.1 TsUKURUMA CIRCUIT NASU
4月20日(日)栃木県の「つくるまサーキット那須」にて「FDJ3(フォーミュラ・ドリフト・ジャパン3)」が開催されました。
「FDJ3」は、「FDJ2」の下部リーグとしての位置づけとなります。全6戦のシリーズ戦となり、シリーズランキングの上位10名には来シーズン(2026年)のFDJ2ライセンスの取得権利が与えられます。
審査方法はFORMULA DRIFT JAPANやFDJ2と同様、各クリッピングゾーンにパイロンを設置し予選はスタイル、ライン、アングルを3名のジャッジで確認。決勝は予選上位16名のトーナメントで、追走方式のチェイスバトルでの対戦となります。
この大会にスピードマスターのエンジンオイル、ミッションオイルをご使用頂き参戦された14歳の前田選手の参戦報告です。
ドライバー:前田 慶選手 14歳
チーム名:Racing Servise WATANABE Jr☆ZEGRACE
マシーン:USED PARTS TADOKORO VE86
エンジンオイル:スピードマスター「F1 PROレーシングスペシャル 10W60」
リザルト:3位
前田選手 参戦リポート
19日練習
初めてのサーキットですが、過去動画やSIMで予習をしていた為に、比較的スムーズに走行が出来ました。
40分×4回の枠がありましたが、2回目でかなり良い走りが出来た為、走行をキャンセルしてマシン整備を行い、ドライバーはイメージトレーニングで次の日に備えました。
スポッター視点では、普通に走れば上位で通過できる走りであったので、壊すリスクを避ける為に走行中止を判断しましたが、ドライバーはまだ走りたかったようです。
20日予選
60台→16台のみ予選通過【1本目】
気合の入り過ぎで姿勢を乱し、スピン判定で0点。
ミスをした原因は限界を超えるようチャレンジした事にありました。
本来なら点数を確保した後の2本目でするべき事ですが、経験の少なさからミスとなりました。【2本目】
自分が出せる一番の走りを決める事が出来、85点・全体3位という上位での予選通過となりました。
予選の挑み方として守る所、冒険する所の判断が出来ていないので走りの組み立て方を、今後の課題として次戦に向かいます。【追走決勝】
ベスト16は#666黒田選手との対決で先行・後追共にアドバンテージを得て勝ち上がり。
ベスト8、#74酒匂選手とも同じ様にアドバンテージがあり勝ち上がり。
ベスト4、#707飯島選手との対決はお互いに差が無く、ワンモアタイムで再戦。
再戦時、後追では50/50だったので、先行で振出の鋭さを増す挑戦をしたものの、アングルが付きすぎて若干の戻り判定となり、ベスト4敗退。
予選3位通過に対し#135皆川選手が予選12位通過だったので、3位表彰台を確保する事が出来ました。【次戦への課題】
予選1本目での冒険、各対戦での細かなミスなど、致命的なミスにはならなかったのですが、大きなミスとなる可能性がありますので、次戦以降に向けて走りの精度を上げて、走り方の組立を確立していきます。
競技初参戦ですが、最低の目標としていた3位表彰台を獲得する事が出来て良かったと思います。
次戦は5月6日鈴鹿ツイン。
こちらも目標は優勝。最低でも3位表彰台の確保を目指し、挑戦していきます。これからもどうぞ宜しくお願い致します。