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2020年 JAF ジムカーナ 選手権 第5戦 工藤選手参戦報告

JAF 全日本ジムカーナ 選手権 第5戦 北海道・オートスポーツランドスナガワ ジムカーナコース

㈯後半2

2020年度の「全日本ジムカーナ選手権」は、コロナウイルス禍の影響で、当初予定されていた3/29第1戦モテギから5/31第4戦福島エビスサーキットまで開催中止となり、ようやく8月22日(土)~23(日)「2020年JAF 全日本ジムカーナ選手権 第5戦」 が北海道の「オートスポーツランド スナガワ ジムカーナコース」にて開催されました。

昨年度「全日本ジムカーナ ランキング 」5位。昨年末のジムカーナのトップランキング選手のみでの戦いの「2019 JAFカップ オールジャパン ジムカーナ」で見事優勝を果たした工藤選手の参戦報告をレポートします。

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開催日:822日(土)〜23日(日)
開催場所:北海道「オートスポーツランド砂川」

天候:晴れ 外気温:28℃  路面温度:48℃

コンディション:ドライ

チーム:YHwmxITO SPM(スピードマスター)シビック

ドライバー:工藤典史選手

車両:シビックType-R   車両形式:ABA-FD2

クラス:ジムカーナPN-2クラス

エンジンオイル:スピードマスター PRO RACING 5W-30

㈰パドック2020年は昨今のコロナ影響で全てのモータースポーツカレンダーがシーズン後半密集型に変化。

「全日本ジムカーナ」も同様に今回8月末を皮切りに、11月初旬の4戦でシーズンを争う。

8
22~23日北海道にある「オートスポーツランド砂川」は北海道で数少ないジムカーナ専用の
コース設定を備えるが、石の飛び出たアスファルト路面は人呼んで「ヤスリ路面」とも言われ、
グリップが高い反面、タイヤの攻撃性が非常の高いコースでもある。
コロナ影響下の中、参戦を断念する選手も居るのは残念だが、参加する選手はマスクや消毒液
を持参し、夜の会食や行動を控えるなど、運営・参加双方とも強固なソーシャルディスタンス体制。
 
自分は金曜練習から挑み、昨年9月発売のADVAN A08Bのコンパウンド追加版「SPEG G」を装着し、いつもと違う季節の砂川でセットアップを行った。
土曜日の公開練習は朝の最低気温15℃、最高気温28℃だが湿気が少なく、本土に比べると秋の終わりの様な気温。コース設定の運気もあり、昨年チャンピオン2名に続く3位で手応えを掴む。
 使用エンジンオイルはスピードマスターのPRO RACING 5W-30低温から高温までエンジンピックアップが良く、決勝前日に新油に交換する事で決勝でエンジンパワーをストレス無く発揮する事が出来る。
決勝当日、天気予報は連日の晴れのドライコンディション。朝の最低気温15℃は前日と同じ。
公開練習に比べ後半セクションに難易度の高いターンが2か所設定され、コース運気は一気に低迷の状況となってしまうが、可能性に賭けて攻めるしかない状況。
㈭前半2

第一ヒートは前半区間タイムは3位、後半区間タイムは8位と、コース設定想定内の戦況となり、総合4位で何とか入賞圏内に残る順位。後半だけで軽量FFFR勢に1秒の遅れを取るも、そこは第二ヒートで起死回生のミラクルターンを決めて挽回するしかない。第二ヒート日射&気温上昇で先走の「PN1クラス」はタイムアップが難しい状況のまま、自分の「PN2クラス」が始まる。自分に自信を持って挑んだものの、高速ブレーキングで失敗してしまい、前半区間で大きくタイムロスをしてしまい、タイムアップならず・・・遅れを取った後半区間タイムは0.4秒タイムアップし、不得意部分は攻略できていただけに、得意部分での大失敗は自責の念しかない。

その後ラスト2の仲川スイフトターボはタイム更新せず3位。この時点でのトップは昨年PN1クラスチャンピオンを取った小俣で、昨年このPN2クラスチャンピオンの山野が、同車種アバルト124スパイダーでラストゼッケンにて出走し、ベストタイムを更新して優勝という流れが恒例だったが・・・今回はそのシナリオが通用せず2位止まりとなり、小俣のクラス移籍後開幕戦デビュー初優勝となった。

表彰台を逃した悔いは大きいが、冷静に見ると昨年ランキングの順当な順位・・・これで終わる訳には行かない!次戦の第6戦九州恋の浦ラウンドに向け、モチベーションチューニングして戦いたい。

㈬前半1㈮後半1㈮前半3㈫ドラ&マシン

工藤選手、素晴らしい走りもう一歩のところお疲れ様でした!

スピードマスター エンジンオイル

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今回、工藤選手の車輌はナンバー付車輌です。ジムカーナの競技車輌は、JAFの厳しい騒音、排ガス規制をクリアし、ドライブやワインディングを楽しむ一般ユーザーの車輌と大きく変わりません。

その車輌で使用したスピードマスター PRO RACING 5W30 は車輌エンジン本来のパワー以上の力を発揮させ、特に高温時の耐久性に特化したエンジンオイルです。

ベースオイルは、特殊高粘度エステル+高粘度PAOによる構成で他社とは圧倒的に違う最高級素材を使用しております。さらに、Caサリシレート系清浄剤(特に高温時に作用)を配合し、高温時の油圧低下と酸化を防止する為、連続した超高温下においても、長時間初期性能を維持し熱ダレを防止します。
ジムカーナやドリフト競技、スプリントレース、サーキット走行等のレーシングユースを重視した設計ですが、ストリート使用でも一般的な交換サイクルでOKです。
何故ならば、多種類あるエステルの中で、こだわり抜き、様々な材料をテストを繰り返した中から、時代に合わせ常に最良の材を選択することで過酷な使用条件下での長時間使用に耐えうる性能を実現しました。

この機会にぜひ、一度お試しいただければと思います。

 

 

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