D1 LIGHTS Rd.5 EBISU Rd
11月14日(土)15日(日)の2日間、福島県二本松市にある「ドリフトの聖地」と呼ばれ海外のドリフトファンも多く集まるエビスサーキット・西コースにて「EBISU DRIFT (D1グランプリ、D1ライツ)」が開催されました。
初日の14日(土)は2020年「D1ライツシリーズ Rd.5(第5戦)」の開催となりました。
この大会でスピードマスターの油脂類をご使用いただき参戦した塙選手の参戦報告です。
【選手、車輌紹介】
●#35 塙 彰拡 選手
チーム名:BUY NOW JAPAN SPEEDMASTER(スピードマスター) VT
マシーン:FactoryHANAWA RX-7
エンジンオイル:スピードマスター 「RE TUNING 7.5W-55」RX-7 ロータリーエンジ ン専用設計
ミッションオイル:スピードマスター「Racing gear 80W90」
デフオイル:スピードマスター 「Racing gear 140」
【参戦報告】
D1 LIGHTS 第5戦エビスラウンドに参戦してまいりました。
舞台はエビス西コースで近年のドリフトコンペティションでは多く用いられてきているコースですがD1関連のレースでは初の開催。今回はD1GPと併催イベントとなりました。
普段から走っているコースではないため、データが少なく前日練習の段階よりファイナルギアや足回り等を調整しながら徐々にペースを上げていきました。
これまでのラウンドでの反省を踏まえ課題を抽出し対策を繰り返してきた甲斐もあり、走りの精度は高く高得点が狙える状況まで車も走りもブラッシュアップすることが出来ました。
<単走1本目 96.5点 (ゾーン減点-2)>
練習の通り鋭い振出と車速を意識し走行。
ほぼ狙い通りの進入とスピードであったが上手く減速の程度とラインの修正がマッチせずギリギリでゾーン2のインクリップを通過しきれず減点となる。
減点を抜いたベース点は98.5と当日の単走優勝を狙えるスコアであった。<単走2本目 95.8点 (ゾーン減点-2)>
若干1本目の進入でベストな走りに対して振出の鋭さと角度が甘く、角度をつければケースバイケースであるが止められる可能性が高い為、そこを意識した走りへシフト。
狙い通りに振り出すことが出来、角度も充分であったが車速が乗りすぎてしまったことで減速が不十分となってしまい1本目同様にゾーン減点の対象となってしまう。<総評>
今回のラウンドはこれまでとは異なり、車両トラブルや走りに対する車への不安がなく挑むことが可能であり、走りの質を上げることに集中が出来た。
セットアップの方向性やこれまでの積み上げが間違っていないことを確認でき、自信へとつながる貴重なラウンドとなった。
車両に関する完成度が高まった今、残るは本番でしっかり決められるための練習や意識が重要となるため、次戦ではそこにも意識を集中し、結果へと繋げられるように努力いたします。
あともう一歩のところで追走進出ならず、非常に残念でした。
しかしながら、車輌の精度も上がり、塙選手自身も非常に志が高く、近い将来「D1 GP」のチャンピオンを目指しています。
仲間への感謝や尊敬、情に熱い塙選手へ、大会後、”ヌマスピ”さんがインタビューを行いましたので近々にアップ予定です。