2021 D1 Lights OKUIBUKI rd
4月24日(土)・25日(日)の2日間、「フォーミュラードリフト」や「JAFジムカーナ」等も開催される中部地方、関西地方のモータースポーツファンにお馴染みの滋賀県「奥伊吹モーターパーク」にて2021年D1GPの開幕戦「OKUIBUKI DRIFT」が開催されました。
初日となる24日(土)には2021年「D1ライツシリーズ」開幕戦の追走トーナメントと、2021年グランツーリスモD1グランプリシリーズ開幕戦が、翌25日(日)には2021年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第2戦が実施されました。
また、この2日間に先駆け、23日(金)はD1ライツの単走が行われ,この大会に参戦された塙選手の参戦報告です。
昨年までは「BUY NOW JAPAN スピードマスター with VT」から「RX-7」にてD1 Lightsに参戦されていましたが、今シーズンからは、チームも、マシーンも変わり心機一転された塙彰拡選手。
【選手、マシーン紹介】
●#35 塙 彰拡 選手
チーム名:Y’sFACTORY eternal × REOS
マシーン:SPEED MASTER × VITOUR SILVIA S14
【参戦レポート】
2021年「D1LIGHTS」の開幕戦OKUIBUKI ラウンドは「D1GP」との併催イベントということもあり、多くの観客が現地及びYouTubeで観戦するBIGイベントとなりました。
今シーズンよりS14シルビアに車両チェンジしたこともあり、開幕に向け足回りのセット等を進めて本番に挑みました。
前日練習にてファイナルギアの確認や足回りのチェックを実施。新規投入車両であることから、まだ完璧にセットや対策を終えられていない箇所があり、また多少のトラブル等はあったものの、メカニックの迅速な対応により本戦日を迎えることが出来ました。<1本目>
前日練習の時点で3速が入りにくい症状が頻発しており、慎重なシフトワークを意識するも進入手前の2から3速へのシフトアップが上手くいかずフラツキの減点となる。
点数が入らないことが明らかである為、インフィールドの振り替えしなどで練習時と異なり低い路面温度となった現時点でのグリップを確かめるように走り、想定よりも少しグリップ力がないことを確認。
2本目の組み立てをイメージした。<2本目>
2本目では問題なくシフトアップが出来、練習でまとめていた走りを狙い進入するもきわどく第一アウトゾーンを通過できず1点減点となる。
以降のセクターは無難にこなすが、ゾーン不通過の減点と全体の印象点が伸びず予選通過となるスコアの獲得には至らなかった。●総括
一定の足回りのセットアップは終えていたが、実戦に持ち込むことでネガな部分が多く明らかになるラウンドとなった。
パワーや足回りの部分に大きな伸びしろを秘めている為、次戦の名阪スポーツランド戦に向け、車両のアップデートとセットアップを進め、残るシリーズ7戦を有意義に戦えるように準備を進めていこうと思います。開幕でのスタートダッシュを決めることが出来ませんでしたが、チームとしてのポテンシャルを確認できる重要なラウンドとなりました。