2021年JMRC東北ジムカーナ選手権 第1戦
4月11日(日)福島県にある”ドリフトの聖地”と呼ばれる「エビスサーキット」のジムカーナコースにて東北6県のJAFに登録されたモータースポーツクラブ・ライセンス取得者で構成されたJMRC東北「2021 JAF東北ジムカーナ選手権 第1戦」「2021JMRC東北ジムカーナシリーズ第1戦」が開催されました。
「JAF全日本ジムカーナ選手権」にも参戦され、常に表彰台の常連「佐藤英樹選手」が同大会に参戦され、2021開幕戦、見事優勝!幸先良いスタートをきりました。
佐藤選手の参戦報告お送りします。
開催日:令和3年4月11日
開催場所:エビスサーキット ジムカーナコース
天候:1try-晴れ 30℃ 2try-晴れ 35℃
選手車輌紹介
ドライバー:佐藤 英樹 選手
チーム名:SKIPDLWmSPM(スピードマスター)ランサー
参戦車輌:ランサーエボリューション GH-CT9A
エンジンオイル:F1 PRO RACING SPECIAL 10W-60
ミッションオイル:PRO SUPER GEAR 75W90
デフオイル: PRO SUPER GEAR 80W140
参加クラス:SAC-4class
正式結果:第1位
2021年の東北ジムカーナ選手権も開幕となりました。
2月に発生した福島県沖を震源とする震度6強の地震により、土砂崩落によりエビスサーキットが被災しました。
当初開催を予定していた西コースは今現在復旧作業が進められており、旧南コース(ドリフトスタジアム)コースに変更しての開催となりました。
また、東北でも新型インフルエンザ等対策特措法に基づく、まん延防止等重点措置地域となっている地域もあり、出場したくても出場できない選手もいる中、主催者、エントラント、皆が感染対策を行い協力しあっての開催となりました。
全台数は32台でそのうち私が参加するSAC-4クラスは4台のエントリーです。
旧SAクラスのほとんどの方がラジアルタイヤのTW280クラスへ移行したため、かなり少なめの台数での勝負となりました。
今回のジムカーナコース(ドリフトスタジアム)での開催は十数年ぶりのため、前日練習を行ったのですが、最初の1本目で、いきなりのパワーダウン、タービンブローしてしまいました。 急遽タービンの手配を行って交換が終了したのは15時頃、テストしたかったスプリングに交換、1本走ったところで練習時間が終わってしまいました。交換したタービンのブーストを調整しきれず、パワーはいつもの8割程度になってしまいました。バネの感触はもうちょい硬くてもいい感じでした。それよりも 路面勾配、傾斜がかなり急なために見た目とタイヤのグリップがかなり違うので、この辺の読み方が重要で明日の勝負につながりそうです。明日に備え、エ ンジンオイルもスピードマスターF1 PRORACING SPEC IAL 10W-60に交換。 スプリングも交換しました。本番当日。天候は晴れ。昨日と同じようなコンディションです。練習と似たようなレイアウトに最後1箇所の360度ターンです。
第1ヒート。
路面温度も30度となりタイヤはMコンパウンドを使用。スタートダッシュは良好。1コーナーもグリップがよいです。
④、⑤、⑥番パイ ロンは大きなS字なのですが、登り勾配で、出口は逆バンクです。
登り勾配のため、アクセルオフだけでは前荷重にならず少しアンダーぎみでクリア。
外周から⑨番でサイドを少し引いてうまくクリア。
⑪番のターンもかなりの下り勾配でのターンをぐっとスピードを落として遅めのサイドでクリア。
今まできたコースを戻っていきます。下り勾配で逆バンクとなるのコーナーは抑え気味クリア。
最終のターンもコンパクトにまとめてゴール。
1分13秒でトップタイ ム。
と思ったところ⑦番パイロンにわずかながら接触していたようで1本目はパイロンペナルティーで3番手。
ミスなく走れば入賞できそうです。
気を取り直して2ヒート目がんばりました。結果的に1本目の生タイムにはおよびませんでしたが、1分15秒前半のでのオーバーオールタイムタイムでの優勝とな りました。
エンジン、足回りがまだ完璧な状況でないため、全日本戦に向けて 煮詰める作業を更に進めて上位入賞を、目指しがんばっていきたいと思います。
スピードマスター F1 PRO RACING SPECIAL 10W60
今回の大会「2021年 東北ジムカーナ選手権 第1戦」にてSAC-4classで優勝した佐藤選手、ランエボ(GH-CT9A)その車輌で使用したF1 PRO RACING SPECIAL 10W-60は車輌エンジン本来のパワー以上の力を発揮させ、特に高温時の耐久性に特化したエンジンオイルです。
ベースオイルは、特殊高粘度エステル+高粘度PAOによる構成で他社とは圧倒的に違う最高級素材を使用しております。さらに、Caサリシレート系清浄剤(特に高温時に作用)を配合し、高温時の油圧低下と酸化を防止する為、連続した超高温下においても、長時間初期性能を維持し熱ダレを防止する為、ジムカーナやドリフト競技、スプリントレース、サーキット走行等のレーシングユースを重視した設計ですが、ストリート使用でも一般的な交換サイクルでOKです。
厳選されたエステル系ベースストック材は、多くのレーシングオイルに使われ高性能オイルの代名詞とされています。
しかしながら、一部ではエステルには「高級ながら短命なオイル」と言われる声もあり、長期間での使用は不向きとの見解も存在します。エステルベース材料の中には、完全エステル結合せずに余分な酸を残していたり、構造上で弱い結合部分が持っていたり、使用する脂肪酸が酸化に対して極端に弱いなどの材料も存在するためと推測されます。
これに対して、発売当初よりエステルにこだわり様々な材料をためした中から、常に最良の材を選択することで過酷な使用条件下での長期間での使用に耐えうる性能を実現しています。
そのため、STOP&GOの多い渋滞や長距離移動、ワインディング等の急激な温度変化にさらされるストリートユースにおいても通常の交換サイクルで使用可能なオイルに仕上げています。
この機会にぜひ、一度お試しいただければと思います。
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