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FDJ(フォーミュラードリフト)Rd.3 塙選手 参戦報告

FOMULA DRIFT JAPAN Rd.3 FUJI SPEEWEY

フォーミュラードリフトジャパン Rd.3 富士スピードウェイ

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●レース情報
・イベント名:Fomula Drift Japan
・日程    :2023.6/9(金)~6/10(土)
・会場    :富士スピードウェイ

●参戦体制
・チーム :T’s square with GOODRIDE DGR
・車両  :eternal SPEEDMASTER Z4 (BMW Z4)
・エンジンオイル:スピードマスター F1 PRO RACING SPECIAL【10W-60】

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●FDJ Rd.3 FUJI INTERNATIONAL SPEEDWAY

シリーズ全6戦で争われるFOMULA DRIFT JAPANの第3戦。
前戦のエビスラウンドでは予選不通過という悔しい結果であり、そこで浮き彫りとなった自身の弱さや戦略の脆さを今回の富士スピードウェイラウンドに向けて対策し、チームとしても車両のリアラジエター化による重量バランスの改善やフロントの足回り仕様変更といったアップデートを盛り込み万全の体制で挑んだ。

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Rd.3は他のラウンドとは異なり、金曜日に練習走行と予選⇒土曜日に追走トーナメントを行う2DAY開催である為、朝早くから練習走行が始まるが、コースインと共に制御関係のトラブルが発生し練習走行時間を殆どを車両の修繕とチェック走行に費やすることとなった。
自身の初走行となる富士スピードウェイであったが、SIMでのトレーニングを行っていたことに加えて、チェック走行でコースレイアウトや路面の感触等の情報をある程度得ることが出来たので走りの組み立てに不安はなく、またメカニックによる迅速かつ適切な修復により不安の無い状態で単走のスタートラインに着くことが出来た。

【予 選】

●1本目 : 74点

出走直前に小雨が降りドライとハーフウェットが混在する路面となり、出走直前の路面状況をスポッターから詳細に確認し出走した。
車両はメカニックの修繕により完調であったが、この本番の一本が富士スピードウェイでの初ドリフトとなるため、ギア比や路面を探りながらの走行となったが、前戦のエビスではラインが小さく守りの走りとなり敗退した為、深くゾーンをとりアクセルを踏むことを意識して走行し、ゾーンは全体として深くとれたが、振り返しが若干ぬるかった為にインクリップを外してしまった。
しかしこの走行で多くの情報を得ることが出来たため、チームで作戦を練り直し2本目に備えた。

●2本目 : 83点(24位通過)

1本目の反省として主にはゾーン1⇒2の振り返しの鋭さと角度であった。
ここが改善できれば自ずとインクリップも取れてゾーン3の旋回も自然な流れに出来るためである。また1本目の100R走行時の感覚からより車速を乗せたラインでの攻めた単走を意識し、基本的にはイメージ通りに走りきることが出来たが思ったよりもスタイルジャッジが伸びきらず83点で24位通過という結果となった。

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【追走トーナメント】

●BEST32 #100 アンドリューグレイ
対戦相手の車両トラブルにて不戦勝

●BEST16 #36 TMS 高橋 和己選手との対戦
高橋選手には開幕戦の鈴鹿ツインサーキットで敗北しておりリベンジマッチとなった。
後追いスタートでの対戦となるが、相手は大会最速レベルの車両であり100Rの旋回で離されないことが非常に重要となる為、戦略としては早めに100Rのインについて旋回する高橋選手の走路妨害にならないように意識しつつも加速出来るポジションをとり、テールトゥーノーズでイニシエーションに向かうことであったが、100Rでの車速が上手く合わず高橋選手を軽くプッシングしてしまいその反動でイニシエーションが遅れてしまいゾーン1で2脱輪し全体的に離されてしまう展開となった。入れ替えの先行では単走以上のクオリティの走りをしないとOneMoreTimeに持ち込めないと覚悟し、単走よりもより加速を意識して100Rを加速したところギア比的に回転数に余裕がなくなりゾーン1を深く通ることが出来ず、ベストな単走とはならなかった。
一方で後追いの高橋選手も終始距離は保ちながらであるが追走を成立させたため、高橋選手の勝利となった。

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【総括】
✓予選        :24位
✓総合        :16位
✓シリーズランキング :30位

Rd.2 EBISUでの予選落ちが悔しく、ドライバーとしてもチームとしても気を引き締め直して挑んだRd.3で初のBEST16進出を掴めたことはチームとしても非常にうれしい結果であった。
また、今回のラウンドはトラブルも多かったがチームで一丸となり気持ちを切らさずに勝負に挑むことが出来、残るシリーズ後半戦に向けてチームの士気や団結力を高めることが出来る重要なラウンドとなった。

しかし今回も強豪チームを倒し、勝利を掴むことが出来なかった為、ドライバーとしても練習を重ね、車両としても乗りやすいセットアップから勝てるセットアップへの移行を行うことで、次戦Rd.4 SUGOでは必ずオーディエンスが沸くかっこいい単走と追走で、このFOMULA DRIFT内での存在感を増して行きます。
引き続き、塙 彰拡の応援をよろしくお願いいたします。

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