2024 全日本ロードレース選手権第6戦 スーパーバイク in 九州
9月7日(土)8日(日)大分県の国際サーキット「オートポリス」にて、「2024 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 スーパーバイクレース in 九州」が開催されました。
この大会にスピードマスターのエンジンオイル「PRO-BIKE」をご使用頂き「ST-1000クラス」に参戦された「MATSUBA RACING & RS-ITOH」中村竜也選手の参戦報告です。
日時:2023年9月7日(土)8日(日)
大会名:2024 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦「ST-1000」クラス
会場:オートポリス
チーム:MATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOH
ライダー:#13 中村竜也選手
マシーン:Kawasaki Ninja ZX-10R 2023
エンジンオイル:スピードマスター「PRO BIKE」
【レースレポート】
全日本ロードレース選手権ST1000クラスに参戦するMATSUBA RACING & RS-ITOHは、3戦目の戦いとなるオートポリスに挑みました。今大会はST1000クラスが2レース開催されました。
8日に予選が行われ、ベストタイムがレース1、セカンドタイムがレース2のグリッドに適応されます。ポールポジションは代役参戦の羽田太河(ホンダ)、中村は予選13番手となります。
セカンドタイムは14番手となりました。
決勝は酷暑となりレース1決勝の優勝は羽田となり、2位に國井勇輝(ホンダ)、3位に岩戸亮介(カワサキ)が表彰台に登りました。
中村は12位でチェッカーを受けました。
レース2決勝は國井が勝ち、2位羽田、3位に國峰啄磨(ホンダ)となりホンダ勢が表彰台を独占しました。中村は11位でレースを終えました。
中村竜也 選手
「上位を目指していましたが、単独での走行となり、厳しいレースになりました。
状況に合わせてマシンをアジャストして挑んでのですが、思うようにペースを上げることが出来ませんでした。
悔しい気持ちを切り替えて、次の岡山国際に挑みますので、応援をよろしくお願いいたします」
井筒仁康アドバイザー
「前半戦の戦いを終えて鈴鹿8時間耐久を挟んでの今大会でした。
他メーカーのマシンですが、鈴鹿8耐参戦したことで成長を感じる走りをしてくれたと思います。
今回は事前テストが台風で中止になったにも関わらず、予選では自己ベストを更新し、決勝もそのタイムで周回できたことでアベレージタイムは1~2秒上げることが出来ていました。
転倒もなくなっています。
でも、目指すものは、もっと、上のレベルなので、ここから、成長を止めずに現状の壁を打ち破って行けるようにライダーもチームも考えていかなければと思います」
黒川治監督
「昨年に比べてベストタイムは向上しレース内容も良かったと思います。
鈴鹿8耐参戦が良い方向に繋がったように感じます。
成長という意味では、それが見られた大会になりました。
苦手と言っていたオートポリスですが、事前テストがない中でも成果をあげることが出来たことは良いことだと思います。
更に、もう一つ、上のグループに上がることができると良いと思います。
タイムが拮抗していますしチャンスがあると思います。
そのためには、マシンの状況、自分の望むセッティングを明確にする必要があります。
チームはそれに近い状況のマシンにするように努力します。
残り2戦となりましたが、その理想に向ってチーム一丸となり、応援して下さる皆様にワクワクして頂けるレースがしたいと願っています」