will raise racing RS-ITOH 2020年チーム体制発表会
2月26日(水)東京都港区西麻布にて『will raise racing RS-ITOH』の2020シーズン全日本ロードレース選手権に向けてのチーム体制発表会が開催されました。
例年は、多くのスポンサー、関係者がお集まりの中で行われておりましたが、「新型コロナウイルス感染症」の拡がりに伴い政府からのイベント自粛、縮小要請方針に従い、メディア含め一部の方のみで行われました。
全日本ロードレース選手権の最高峰「JSB1000」クラスは、昨年に引き続き、ベテランの柳川明選手が起用されます。
2020年シーズンより新設される「ST1000」クラスは、若手の伊藤和輝選手が起用されます。
そしてこのチームを監督としてまとめるのが、全日本JSB1000、鈴鹿8耐のチャンピオン等数々のチャンピオンを獲得した井筒仁康氏が努めます。
JSB1000クラス 柳川明選手
マシーン:ZX10RR 2019
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE
昨年に引き続き#87 柳川明選手が「JSB1000」クラスに参戦します。
柳川明選手は、モータースポーツファンならご存知の通り、97年からカワサキのワークスライダーとして「スーパーバイク世界選手権」に参戦しデビューシーズンで優勝するなど、常に世界のトップライダーと互角の走りを見せる他、カワサキのMOTO GPマシンの開発にも関わる日本を代表するトップライダーの一人です。
2年目の2020シーズンは予選、決勝とも表彰台という結果を残す事を目標とし、プライベーターとしてもトップを目指します。
2020シーズン「JSB1000」クラスは、暫定ではありますがエントリーが17台。そのうち、カワサキのマシーンで参戦するのは#87 柳川選手のみの参戦ですのでカワサキファンの方々も是非、応援お願いします。
また、個人の結果も勿論の事、今まで世界のトップカテゴリーで戦ってきた経験をチーム作りに活かす他、若手の育成にも力を注いで行きます。
ST1000クラス 伊藤和輝選手
マシーン:ZX10RR
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE
昨年はスポットで「JSB1000」クラスに参戦していた若手の伊藤和輝選手(19歳)が、今シーズンより新設された「ST1000」クラスに参戦します。
昨年末マレーシア「セパン国際サーキット」で行われた2020年の「鈴鹿8耐トライアウト」も兼ねたEWC「セパン8時間耐久」では、伊藤和輝選手は、柳川明選手、井筒仁康監督と共に参戦し、見事「鈴鹿8耐」の参戦を獲得しました。
伊藤和輝選手は2000年生まれの19歳。2000年というとチーム監督の井筒監督がカワサキのエースライダーとして「全日本スーパーバイク」のタイトルを獲得し日本の頂点に立った年。これも何かの縁かもしれません。
素晴らしい活躍を期待しております。
スピードマスター PRO BIKE
will raise racing RS-ITOHから参戦する2台のマシーンのエンジン性能を極限まで発揮し、保護するのはスピードマスターのエンジンオイル「PRO BIKE」です。
ベースオイルに特殊高粘度エステルを使用した耐熱性および耐久性に特化したスピードマスターのハイエンドモデル100%化学合成油です。
MA規格適合で、湿式クラッチの滑りを最大限抑制しトルク伝達を改善、パワーアップを体感します。完全ノンポリマー処方でせん断による粘度低下が少ないため、新油に近いフィーリングを長時間維持します。
レーシングユースや常に油温の高いエンジンにオススメです。
昨年どの日本国内最高峰レース『2019 MFJスーパーバイク全日本ロードレース選手権(開幕戦モテギ)』においては、すべてのクラス計約120台がエントリーし、そのうち実に14台もの車両がスピードマスターのエンジンオイルをご使用いただきました。
また今シーズンも各チーム、ライダー共に継続してご使用頂きます。
レーシング設計ではありますが、ストリート、ツーリングでも通常の交換サイクルでご使用いただけます。
カワサキ、ホンダ、ヤマハ、スズキ等のスポーツ系バイクをはじめBMW、ライアンフ、ドカティ、KTM等へもおすすめです。