2020年の全日本ジムカーナが開幕いたしました。
コロナ禍で延期されていた大会で、2020年の事実上の初戦となります。 主催者、エントラント、皆がコロナ感染対策をしっかり行った上での開催です。私自身も他の方へ迷惑をかけてはいけないと思い、参加する2 週間前からの体温管理、移動中や宿泊先の感染対策を行い参加しました。

全日本選手権への参加台数は76台でそのうちSCクラスは7台のエントリーです。 今回、砂川のコースは初めてなので、金曜日に練習を行いました。思ったよりもグリップが悪く(でもタイヤはかなり減る)、タイヤを縦に使う走り方が必要なことがわかりました。またコース後半のテクニカルセクションも路面がグリップが異なり、この辺の感じをつかむことが勝敗の分かれ道となりそうです。 土曜日の公開練習では前半セクションの高速コーナーで突然のスピンでコースアウト。車両は準備万端にしてきたつもりなのですが、ここにきてACD(アクティブセンターデフ)のチェックランプが付いてセンターデフがフリーとなる現象が発生して、スピン。なんとか修復をこころみるも、チェックランプが出たり出なかったりで、安定感がありません。明日はチェックランプが出ないことを祈るばかりです。 明日の本番向け、エンジンオイルF1 PRORACING SPEC IAL 10W-60、 駆動系オイルをPRO SUPER GEAR 75W-90、80W-140に交換しました。

そして本番当日、気持ちのよい秋のような快晴です。コース設定は前半には4速にも入るコースジムカーナ、後半は連続的なパイロンターンが あるテクニカルセクションです。第1ヒート。スタートダッシュは良好 で、昨日スピンした外周も今日は安定しています。前半のインフィール ドを回るセクションでの立ち上がりでトラクションがかからずタイムロ ス。テクニカルセクションでの540度ターンでもトラクションがかから ずタイムロスしてしまいました。トップから約3秒の差で5位。入賞圏内に入るためには前半区間で2秒以上詰めなくてはなりません。慣熟歩行でタイムロスしたセクションを確認して2ヒートへ。 第2ヒート。前半のインフィールド立ち上がりのアクセルワークに気をつけて走行したものの、タイムアップは1秒前半。結果的に他の方のタ イムアップにより順位は6位という結果になりました。次回の全日本戦までにACDの修理行ってがんばっていきたいと思います。