4月1日(土)2日(日)栃木県にある国際サーキット「「モビリティリゾートもてぎ」にて、全日本ロードレース選手権が開幕しました。
このレースにスピードマスターのエンジンオイル「PRO-BIKE」をご使用いただき参戦された「MATSUBA RACING PROJECT &RS-ITOH」の参戦報告です。
日時:2023年4月1日(土)2日(日)
レース名:全日本ロードレース選手権「ST-1000」クラス
会場:モビリティリゾートもてぎ
チーム:MATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOH
ライダー:#14 中村竜也選手
#18 中村修一郎選手
マシーン:Kawasaki Ninja ZX-10R
エンジンオイル:スピードマスター「PRO BIKE」
MATSUBA RACING PROJECT &RS-ITOH参戦報告
全日本ロードレース選手権が開幕しました。
第1戦は栃木県モビリティリゾートもてぎで開催されました。
MATSUBA RACING PROJECT&RS-ITOHが参戦するST1000クラスは年間エントリーが25台、開幕戦にはスポット参戦を含めて28台が挑みました。予選で中村竜也は1分52秒161を記録して14番手、中村修一郎は1分53秒123で19番手となります。
フリー走行から晴天に恵まれていたモビリティリゾートもてぎですが、決勝は気温が下がり、路面コンデションも変化する戦いとなりました。二人は、16番手争いを繰り広げ、最終的に中村修一郎が16位、中村竜也が17位となりチェッカーを受けました。
中村竜也選手
レースウィークのスポーツ走行で転倒してしまいました。
タイムアップしようとしていた時の転倒で、決勝に向けてのうまい流れをつくれないままに決勝を迎えてしまいました。
いつもは、しないスタートミスしてしまい、取り戻そうとした2コーナーでリヤが流れてハイサイドで転びそうになって20番手まで順位が落ち、そこから、ポジションを挽回して行きました。
バイクのセッティングを出せていなかったので、挙動が大きくなりペースを維持するのが難しく、辛いレースになってしまいました。
次戦のSUGOでは、今回の課題をクリアして挑みたいと思っています。
中村修一郎選手
開幕前のテストで走った3月12日のスポーツ走行で、転倒してしまい、右の鎖骨と左ひざの肉がえぐれてしまうケガをしてしまいました。
それでも、待ちに待ったフル参戦ですし、ポイント獲得という目標を達成できなかったことは、とても残念ですが、参戦出来て良かったと思っています。
次戦までには、ケガを直して、今回より良い状態で挑み、ポイント圏内を目指します。
井筒アドバイザー
開幕戦はいろいろな意味で、難しいレースになります。
特に、もてぎは、カワサキ車には、マシン特性的に難しいサーキットのひとつでもあるので、予選順位を決勝で超えることが出来たことは、よく頑張ってくれたと思います。
竜也は、レースをしっかりと走り切ることが出来た。
修一郎はケガをしている中でもチェッカーを受けることが出来ました。
だが、目指しているところは、そこではないので、チームもライダーもレベルアップしていかなければならないのは、変わらない課題としてあります。
開幕戦を終え、次のSUGOで良い流れを掴めるようにしたいと思っています。
黒川監督
昨年よりもST1000クラスのレベルが上がっていることを感じました。
ふたりは自己ベストを更新してくれましたが、それでも歯が立たなかった。
この現実を受け止めて、成長出来るようにサポートを出来たらと思っています。
竜也は、課題をクリアすること。
修一郎は、ST1000の初戦を終えたばかりなので、これからだと思っています。
次戦のSUGO戦までに、出来る準備をします。