【開催概要】
日時:令和5年5月19日〜21日
大会名称:FORMULA DRIFT JAPAN 第2戦
会場:福島県 エビスサーキット
優勝:カッレ・ロバンペラ 選手 準優勝:小橋正典 選手 3位:KANTA 選手
●参戦体制
・チーム :T’s square with GOODRIDE DGR
・車両 :eternal SPEEDMASTER Z4 (BMW Z4)
・ドライバー:塙彰拡選手
・エンジンオイル:スピードマスター F1 PRO RACING SPECIAL【10W-60】
成績:予選 34位 不通過 決勝 シリーズランキング 33位
去る5月19日から21日にかけてエビスサーキットにて開催された、FORMULA DRIFT JAPAN 第2戦に参戦してまいりましたので、ご報告いたします。
今大会はWRCチャンピオンのカッレ・ロバンペラ選手が参戦するということでドリフト関係者以外からも大変注目の浴びる一戦となり、我々にとっても非常に重要な一戦であったと感じております。
19日の練習走行開始直後より大きなトラブルもなく順調に周回を重ねることが出来ましたが、天候の悪化に伴い予定より早く走行を切り上げることとなりました。
20日の予選日は予報とは違い朝から雨模様となりました。ウェット路面にて始まった予選の最中にも刻一刻と変化する路面状況に対応することができず、精細を欠いた走行となりました。
その結果69ポイントにて34位となり、単走予選敗退となりました。
5月19/20日 練習走行
車両状態のチェック、ドライバーの順応の確認から始まり、徐々に精度をあげて周回を重ねていきました。
大きなトラブルもなく順調に周回を重ねることが出来ましたが、降雨のため午後の走行を取りやめ、翌日に備えることとしました。翌日は予報とは違い朝から雨模様となりましたが、落ち着いてウェット路面への対策を行うことができました。
5月20日土曜日 予選走行
予選走行1本目 路面:ウェット 69ポイント
降雨量こそ弱まったもののウェット路面での走行となりました。
ですが走行順までにホームストレート上の路面状況が好転していたため、振り出しポイントまでの車速が想定よりも速くなってしまいました。
そのためアウトゾーン1にてコースアウトしてしまい、その影響が大きく、点数を伸ばすことができませんでした。
予選走行2本目 路面:ドライ 69ポイント
1本目走行後に雨も上がり急激に路面が乾き始め、走行時には完全なドライ路面となり、切り替えが必要な難しい状況になりました。
無難に走行を行うことができ、振り出し位置の設定から走行ラインまで概ね想定通りの走行を行うことができましたが、ライン、アングル、スタイルの全てに特筆した走行とはならず点数を伸ばすことができませんでした。
その結果、34位にて予選不通過という、非常に悔しい結果となりました。
【ドライバーズコメント】
多くのスポンサー様やファンの皆様にサポート頂いたにも関わらず、単走予選を通過することができず、無力感と同時に皆様へ申し訳ないという気持ちでいっぱいです。
今大会はとても悔しい結果となりましたが、開幕戦よりもZ4のセットアップも進み、また私自身とZ4のシンクロ率も大きく向上してきたことを実感できたため、結果には繋がらなかったものの、大きな手応えを感じることができた一戦となりました。
第3戦に向けチーム一丸となり車両のアップデートを含めた体制の強化に努めてまいりたいと思います。
引き続き T’s square Racing Teamと塙彰拡の応援をよろしくお願いいたします。
【まとめ】
今大会は予選不通過というあまり早い敗退となってしまい、誠に申し訳ございません。
今回の敗因は綺麗に走行するということを意識しすぎたために「無難」な走行になってしまったことと感じております。
その為、綺麗に走行できたとしてもスタイルポイントを伸ばすことが出来ず、高得点に繋がらないと判断いたしました。
次戦に向けてはライン点数に重きを置いていたマネジメントから脱却し、よりアグレッシブに走行すること目指したいと考えております。
そのためにドライバーのスキルアップはもちろんのこと、車両のアップデートも含め、出来うる手段を講じて参ります。
’’塙が走れば何かやってくれる’’皆様に最高のドキドキとワクワクをお届けするために我々は邁進して参ります。
引き続き T’s square Racing Teamと塙彰拡の応援をよろしくお願いいたします。
T’s square Racing Team
代表 高木康裕
【次戦FDJ Rd.3 FUJI】
6月9日(金)10日(土)富士スピードウェイで行われる「FDJ Rd.3」より、「T’s square with GOODRIDE DGR所属」「SPEEDMASTER GALS」として「MAIKA」がデビューとなります。
自身も「S15シルビア」を操る大のスポーツカー好きで、これからドリフトにも挑戦したいらしく、サーキットとスピードマスターをより華やかにしてくれるでしょう。
チーム、ドライバー共々、応援よろしくお願いします。