FOMULA DRIFT JAPAN Rd.4 SUGO
フォーミュラードリフトジャパン Rd.4 SUGO国際コース
●レース情報
・イベント名:Fomula Drift Japan
・日程 :2023.7/21(金)~7/23(土)
・会場 :SUGOインターナショナルレーシングコース
●参戦体制
・チーム :T’s square with GOODRIDE DGR
・車両 :eternal SPEEDMASTER Z4 (BMW Z4)
・エンジンオイル:スピードマスター F1 PRO RACING SPECIAL【10W-60】
●FDJ Rd.4 SUGOインターナショナルレーシングコース
シリーズ全6戦で争われるFOMULA DRIFT JAPANの第4戦。
いよいよシリーズも折り返し、シリーズ前半戦で得られたデータから、チームとしての強みや弱みが把握できており、それらを具体的対策していくことで、より強い体制を構築することを目標に置いたラウンドであった。
ドライバーとしてZ4に乗りなれていなかったことや、駆動系に対する懸念からトラクションを掛けすぎないセットアップとしていたが、SUGO ラウンドより「勝ち」を意識したセットアップに変更した。
想定されるSUGOレイアウトに合わせたセットアッププランを事前にチームで作戦立ててから挑むことで、12本と少ない練習走行のなかでトラクションと操作性を両立させるセットアップを追走トーナメントでの強さも意識したうえで導き出すことが出来、自信をもって予選に挑んだ。
【予選】
●1本目 : 78点
車のセットが決まっており、気持ち的にも余裕がある為、伸び伸びと走りきることが出来たがゾーン2⇒3の走らせ方がイメージ通りにはいかず、予選確定のスコアではあったが、伸びしろを残した単走1本目となった。●2本目 : 78点(16位通過)
1本目より更にスコアを伸ばし、上位での予選通過を目指すためには、主に以下2点の走りに関する改善点があった。
・進入位置と角速度の調整
・ゾーン2⇒3のアプローチ修正上記項目を意識した2本目の走行では、進入位置を若干奥にして、さらに振りの角速度を上げることでスタイルとアングルジャッジを伸ばすことを狙ったが、角度がつききるまで若干不安定になりその分だけラインが大きくなってしまいゾーン1で1本脱輪となってしまった。
ゾーン2⇒3のアプローチはイメージ通りに修正が出来たが、ゾーン1での脱輪減点もあり1本目と同じ78点というスコアで予選16通過となった。
【追走トーナメント】
●BEST32 #5 田中 友紀選手
おなじGOODRIDE タイヤを装着する田中選手との対戦。
旋回速度等はほぼZ4 と同等であった為、進入の位置取りをイメージトレーニングし、本番に挑んだ。
しかし、対戦1本目の先行出走時にドライブシャフトが破損。5分間ルールの中で修復をチーム総出で試みたが、間に合わずリタイアとなり敗退。
【総括】
✓予選 :16位
✓総合 :21位
✓シリーズランキング :25位
これまでのシリーズ前半戦では予選通過やBEST16進出など着実に戦績はステップアップしてきていたが、追走でのバトルで勝ち上がれてはいなく、今回のラウンドではチームとして「勝ち」を意識したセットアップや、ドライバー自身も攻めを意識して走ることで、より良い戦績を自らの力で掴みにいこうとチームで結束していた。
結果としては増大したトラクションに駆動系が耐え切れず決勝トーナメント中にリタイアとなり非常に悔しいラウンドとはなったが、チームのポテンシャルは確認できる重要なラウンドとなった。
残る2戦(奥伊吹モーターパークと岡山国際ラウンド)では、ドライバーとして練習を積み重ね、車両もトラクションに耐えれるよう対策を施すことで、確実に勝ちを実力で掴み取りたいと思っております。