10月28日(土)29日(日)埼玉県の「オフロードヴィレッジ」にて「D.I.D 全日本モトクロス選手権 第8戦」が開催されました。
この「全日本モトクロス選手権第8戦」にスピードマスターのエンジンオイル「PRO BIKE」をご使用いただき「IA-2クラス」に参戦された佐野雄太選手、「IB-OPENクラス」佐野壮太選手の参戦報告です。
佐野雄太選手
チーム:ジュニアライダースフリーダムナナ
マシーン:Kawasaki KX250 2023
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:雨・曇り/マディ・ドライ
IA-2クラス:46台
レースレポート
【予選】
今大会のレースフォーマットは、15分の3ヒートで行われました。
また土曜日の朝には集中豪雨に見舞われ、予選はマディコンディションの中で行われました。
予選は2クラスで、各クラス上位15台が決勝進出です。
予選はスタートの反応も良く1コーナーを3、4番手で通過しました。
しかし2コーナーでの多重クラッシュに巻き込まれ12番手付近でリスタートしました。
ラインも少なく難しいコンディションの中落ち着いて走り、周を重ねるごとに順位を上げ7番手でゴールしました。
【決勝/ヒート1】
決勝グリッドは予選の順位順で、選択します。
ヒート1はスタート時振られてしまい出遅れ15番手付近で1コーナーをターンしました。
狭い抜きどころの少ないコースの為1周目から果敢に攻めました。
しかし、1周目の3コーナーで前車のクラッシュに巻き込まれ、26番手で復帰しました。
通常より短い15分のレースの為、ラインを周ごとに変え、ペースを上げ走りました。
2周目には21番手に順位を上げ、予選同様周を重ねるごとに順位を上げ、レース後半の8周目に14番手に上がりました。
その後もペースを落とさず12、13番手のライダーが目の前でしたが時間が足りず14番手でゴールしました。【ヒート2】
ヒート2はスタートの反応も良く、10番手付近で1コーナーをターンしました。
1周目またもや前車のクラッシュに巻き込まれてしまい、28番手でリスタートしました。
復帰後前との距離が開いてしまっていましたが、様々なラインをトライして周毎に順位を上げ、最終ラップに19番手に順位を上げゴールしました。
ヒート3に向け気持ちを冷静にし切り替えて臨みました。【ヒート3】
ヒート3はスタートの反応は良かったものの、その後の加速が上手くのせられず20番手付近で1コーナーをターンしました。
ヒート1、ヒート2の反省を踏まえつつも一つでも順位を上げようと攻めたライディングを意識しました。
1周目は17番手を通過し、周ごとに順位を上げ6周目に14番手に上がり前を追いかけていたところ、8周目に入ったところでチェーンが切れてしまい、走行不能でリタイヤとなりました。
【次戦への課題】
今大会は、地元関東大会という事もあり、事前から乗り込みをしっかりと行い、好調の中迎えた大会でした。
上位入賞、表彰台獲得を目指していましたが、自分のミスにより順位を大きく落としてしまいました。
反省点としては、予選から続いた前車クラッシュの巻き込まれで、1周目のライン取りのレパートリーの少なさや、視野の狭さや、追い上げの際のパッシングのタイミングが遅いことです。
次戦は最終戦の為、気持ちを切り替え今回の反省点を改善して良い結果で締め括れるよう取り組んで参ります。
エンジンオイル インプレッション
土曜日明け方から豪雨に見まわれコースはマディ状態でした。
ジャンプセクションが多数あるこのコースはアクセルワークが重要ですが、3ヒート最後までレスポンス良く反応してくれて安心して走れました。
佐野壮太選手
チーム:ジュニアライダースフリーダムナナ
マシーン:Kawasaki KX250 2022
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:雨・曇り/マディ・ドライ
IB-OPEN クラス:43台
レースレポート
【予選】
予選は2クラスで、各クラス上位15台が決勝進出です。
予選はスタートを10位できり、一周目を7位で通過しました。
当日の朝の雨の影響でマディコンディションでしたが、落ち着いて走り1台ずつ抜かしていき5位でフィニッシュしました。【決勝/ヒート1】
ヒート1、スタートは中盤位でしたが、前車の動きを良く見てさばき、4位で1コーナーをターンしました。
しかし、1周目の3番手争いで前のライダーが転倒し、それに巻き込まれ12位で復帰しました。
レース序盤は混戦の中で、思うようにペースを上げられませんでした。
しかし、数台パスしたところで気持ちも落ち着き、レース中盤の5周目からラップタイムも2秒上げ周ごとに順位を上げ、8周目には7位、次の週には2台パスし5位に上がりました。
レース終盤も前を目指したのですが、前との距離もあり追い上げきれず5位でゴールしました。
【ヒート2】
ヒート2、スタートから1コーナーで他車の動きにのまれてしまい、13位で1周目を通過しました。
このままでは今までのレースシーンと同じなので、冷静に前車の動きを読み、2周目に5番手、4周目に4位に順位を上げた時には前とのライダーとの差は5秒ほどありましたが、何としてでも表彰台を獲得したかった為、必死に追い上げました。
6周目には3位に順位を上げ、さらに上を目指しレース終盤の10周目には2位に順位を上げます。
ラスト1周、トップの背中が見えていた為、ベストラップと変わらないラップタイムでレース終盤まで周回し、トップとの差が1秒まで縮めましたが、時間が足りず2位でゴールしました。【次戦への課題】
今大会は地元関東大会ということもあり、しっかりと準備を積み重ね、自信を持って走ることができました。
また、追い上げのペースも良く表彰台を獲得する事ができました。
次戦が最終戦の為、気を引き締めて優勝を狙い取り組んでいきます。
エンジンオイル インプレッション
予選時にはレース朝の降雨の影響もあり、マディコンディションでした。
狭いコースでタイトなコーナー、ジャンプセクションがたくさんあり、エンジンにも負担のかかるコンディションでしたがトラブルなく走ることが出来ました。