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【ギヤオイルの選び方】ギヤオイルの基礎知識

トランスミッションオイルの役割

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ギヤオイルは、ギヤの歯面と歯面の間に入り、金属同士が直接接触しない様に油膜を形成されるとともに、配合された添加剤が金属表面に強固な皮膜をつくり摩擦や摩耗を減少させる役割をします。
ギヤの歯面と歯面がきつすぎると、抵抗が大きくなり、パワーダウンや燃費の悪化に繋がります。逆に歯面と歯面の間が大きすぎると、歯当たり等によりパワーダウン、燃費の悪化に繋がります。この隙間を埋めるのがギヤオイルの役割なのです。

トランスミッションは、速度や負荷によって使用するギヤを随時選択しなければならず、ギヤ選択をスムーズに行うためにシンクロ機構が組み込まれているため、これに考慮した添加剤が配合されます。また、低温でのシフト操作を考え比較的粘度の低いギヤオイルが設定されています。

リヤ・デフには通常ハイポイドギヤが採用されていることから高い極圧性能が必要とされ、ハイポイド専用のGL-5油が設定されています。
また、LSD装着車にはLSD性能を付与されたギヤオイルが必要となります。

各駆動系へのギヤオイル性能要求

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<マニュアルトランスミッション・トランスアクスル>

アニュアルトランスミッション、トランスアクスルは、ドライバーのシフトフィーリングを最適化し、ミッションの寿命を最大限に伸ばすことが必要です。
FF車では、トランスミッションにファイナルドライブユニット(ファイナルギヤとデファレンシャルギヤで構成)が内蔵されているため、マニュアルトランスミッション要求性能に、さらにデファレンシャル要求性能が必要です。すなわちミッション、デフを同じオイルで潤滑させるため、双方の摩擦性能のバランスが必要となります。

<デファレンシャルギヤ>

デフは、コーナリング中の挙動を安定させるため、状況に応じて内輪と外輪に回転差を与える差動装置で、デフギヤ、ベアリングの保護とシール材の保護が必要となります。

<LSD>

LSDは、悪路走行やスポーツ走行において、デフの作動がデメリットになる場合があるため、走行状況に応じて作動を制限する差道制限装置で、摩擦システムを組み込むことによって伝達されるトルクが変化します。そのため、デファレンシャル要求性能に加えてさらに摩擦システムへの適切な摩擦性能(チャタリング防止)が必要となります。

<ギヤオイルに求められる性能として>

上記な各駆動系の要求性能を満たすとともに、正常分散性、消泡性、酸化安定性、防錆性、部品素材やシール材との適合性など、非常に多くの性能が求められます。

ギヤオイルの交換時期

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ギヤオイルは使用しているとエンジンオイルと同様劣化していきます。ギヤオイルが劣化するとギヤの入り方が悪くなり、ギヤの摩耗や異音の発生など不具合が発生する可能性が高まってしまいます。エンジンの伝達をきちんと駆動系が作用しないとパワーダウン、燃費の悪化にも繋がります。これら劣化の原因は熱と酸化と水が原因です。ミッション内には多くのギヤとギヤが噛み合いながら廻ることにより100度を超える発熱を発生します。その後冷めたミッション内壁には、空気中の結露が付着し、オイルに混ざります。結果オイルの劣化に繋がります。大切な愛車を守るためには定期的なメンテナンスが必要になります。また、

オイル交換の時期は、ドライバーの乗り方、条件によって大きく変わってきます。
一般走行の場合の、ギヤオイル交換サイクルは2万キロを推奨されています。 しかしながら、ドリフト走行、ジムカーナ走行、サーキット走行など過酷な条件下では交換サイクルがより短くなります。

ギヤオイルの場合、ドライバーの方々の使用用途やLSDの状態(近年では機械式LSD装着車両)や相性の問題であったり、ドライバーのフィーリングによって何が好ましいかが変わってきます。
スピードマスターでは、日本製にこだわり、ドライバーの方々の様々な走行状況(一般走行〜サーキット走行、ドリフト、耐久レース等)に応じたラインナップをしております。(スポーツ走行で熱的に厳しい場合に、ブレンドでの使用商品も取り揃えています。)

この機会にぜひ、一度お試しいただければと思います。

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