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往年の名車【クラシックカー】がカッコイイ!

2018 エンデュランス筑波ミーティング

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10月21日(日)筑波サーキットにて、日本クラシックカー協会(JCAA)主催の筑波エンデュランスミーティングが開催されました。
「クラシックカー」「ヒストリックカー」「旧車」と呼ばれる半世紀程前の往年の名車が現役バリバリ!筑波サーキットにエキゾーストノートが響き渡る白熱のバトルは圧巻です。

エンデュランス筑波ミーティングとは?

年代、チューニング、フルチューン等のレギュレーションに別れ、6つのカテゴリーによって争われるレースイベントです。

メインレースは『Fスプリントレース』1970年までの車両によって行われるフルチューニング車両によるレースです。排気量は1600ccまでのクラスと2400ccまでのクラスで別れます。
1970年というと、実年齢で48歳!野球界のイチロー、サッカーのキングカズと同世代!
48年前の車両が現役でサーキットを走るのは見た目も走りも迫力満点です。

20181023155802002018102315581600F1クラスでは坂本住也選手の「B110」スピードマスターコミネサニーが見事クラス優勝!総合3位でした。
また、F2クラスでは小松原猛選手の「TA22セリカ」スピードマスターFFDカメリアセリカで予選トップからのポールトゥウイン!後続を大きく引き離しクラス、総合優勝を飾りました。

年々人気を集めるカテゴリー「TSカップ」
こちらはKP61スターレットとB310サニーのフルチューニング車両によるお往年のマイナーツーリングを彷彿とされるレースです。フルグリッド26台のエントリーがありました。
「スクーデリアSPMサニー」蘇武選手、「竹内カッターSPMサニー」小泉選手、「ビコーワークスビルズサニー」金沢選手等が、スピードマスターのエンジンオイル、ギヤオイル をご使用いただき参戦いたしましたが接触や車両トラブル等もあり、残念ながら今回は表彰台は逃してしまいました。
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現在、日本における新車登録から13年経過した乗用車は13%程度。25年になると,なんと0.8%、さらに50年となると0.1%まで減少し、まさに絶滅危惧種状態です。
ヨーロッパの多くの国では、『古いものを大切にしよう』という美学に基づき、建築物や美術品に対し大事にされています。「旧車」「クラシックカー」「ヒストリックカー」に対しても同様で、自動車税や保険の減額など、様々な優遇処置を行い大切に守っています。
日本の場合、新車登録から13年を超えると自動車税、重量税など大幅に上がり、維持しずらくなってしまうのは非常に残念な現状です。

旧車に対しては、壊れやすくトラブルが多くて乗りづらいのでは、という先入観を抱く人は少なくないだろうし、経年劣化や故障時の部品供給の不安などあるものの、それ以上の所有感、満足感、深い愛情やイベントを通しての様々なオーナーとの出会い等、近年の車とは違う満足感が得られことと思います。

 

 

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