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全日本モトクロス選手権 第7戦 佐野雄太選手 参戦報告

DID 全日本モトクロス選手権 第7戦 HSR 九州大会 HSR九州(熊本)

10月8日(日)「D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 2023 第7戦」が 熊本県の「HSR九州」にて開催されました。

今大会はIAクラスのみで日曜日だけの1DAY開催で行われました。

この大会「全日本モトクロス選手権 第7戦」にスピードマスターのエンジンオイル「PRO BIKE」をご使用いただき「IA-2クラス」に参戦された佐野雄太選手の参戦リポートです。

佐野雄太選手

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チーム:ジュニアライダースフリーダムナナ

マシーン:Kawasaki KX250 2023

エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40

コースコンディション:雨/マディ

IA-2クラス:39台

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レースレポート

【予選】

今大会は「IA クラス」のみで日曜日だけの1DAY開催でした。
また予選も練習走行中のタイムアタック予選となり、決勝ヒートは20分+1周の2ヒートで行われました。
その後「IA1クラス」「IA2クラス」の総合15位が混走して行われる「IAオープン」のクラスも開催されました。
また、レース当日は雨も強く降っておりマディコンディションで難しいコンディションでした。
予選は2クラスで、各クラス上位10台が決勝進出です。
残りの10台はラストチャンス予選での選出です。
タイムアタック予選は今期3度目ということもあり、普段の練習から対策をしっかり行い落ち着いて臨むことが出来ました。
降り続く雨の為、序盤からペースを上げて早めにタイムを出すことを意識していましたが、変わる路面コンディションも悪くミスをしてしまい、序盤ではタイムを出すことが出来ませんでした。
一度落ち着きリズムを整え、もう一度タイムアタックをし4番手タイムを記録しました。
その後もアタックしましたが、コンディションも悪化しタイムの更新はなく4番手で予選を終えました。

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【決勝】

●ヒート1
決勝グリッドは予選に順位順で、1コーナーへの距離が近いイン側を選択しました。
スタートバーを越える瞬間トラクション不足でリアタイヤが滑ってしまい、加速に繋げられませんでした。
1コーナーを落ち着いて処理し、コーナー立ち上がりには15番手付近に順位を上げました。
2周目は13番手で通過し、3周目には12番手に順位を上げました。
4周目に入り前のライダーも近かった為ラインを変えスピードを乗せようとしたところ、ジャンプ着地にあった泥沼にフロントをとらえてしまい、激しく転倒してしまいました。
怪我はなかったもののマシンの損傷がひどくレース続行が不可能となってしまいリタイアをしました。
気持ちを切り替えヒート2に臨みます。

●ヒート2

ヒート2もヒート1同様イン側のグリッドを選択しました。
スタートは上手くいき、1コーナーを10番手付近で通過しました。
前も混戦だった為、1周目から攻めた走りを意識しました。
しかし、1周目のコース終盤のセクションで転倒してしまい、19番手で復帰をしました。
その後立て直し順位を上げていき15番手争いをしていたところ、再度転倒をしてしまい20番手に順位を上げてしまいました。
スピードに乗るフィニッシュライン直前での転倒だった為、再スタートで加速しきれずもう1つ順位を下げてしまいました。
時間切れでフィニッシュとなりました。

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次戦への課題

今大会は前回大会の不甲斐ない結果を踏まえ、タイムアタックの練習や、ヒート形式での練習を多く行い臨みました。
練習の甲斐あり、雨の中でのタイムアタック予選で後半の路面状態が悪化していくなかでも、好タイムを出すことが出来ました。
しかし決勝では、ミスや転倒も繰り返し結果に繋げる事が出来ませんでした。
反省点、次への課題としては、自分のメンタルをコントロールし、常に平常心でいる事です。
難しい事ですが、日頃に生活からそれらを意識し、ストイックに取り組んでまいります。
残り2戦とレースが続くので自分を戒め臨んでいきます。

エンジンオイルインプレッション

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エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40

火山灰のコース路面は、雨の為マディコンディションで半クラッチを多用したり、重たい泥がバイクにまとわりつき、エンジンへの負担の心配もありましたが、全くエンジントラブルも事なくレースを完走する事が出来ました。

 

 

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