D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ2024 第4戦 SUGO大会
「D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2024 第4戦 SUGO」大会が、2024年6月1日(土)〜2日(日)に宮城県の「スポーツランドSUGO」にて開催されました。
この大会にスピードマスターのエンジンオイル「PRO BIKE 10W40」をご使用頂き、兄弟で参戦する佐野雄太選手、壮太選手の参戦報告です。
佐野雄太選手
チーム:カワサキ プラザ前橋
マシーン:Kawasaki KX250 2024年式
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:曇り
IA-2クラス:41台
レースレポート
予選
今大会は天候も悪くマディコンディションでのレースでした。
予選はレース形式の10分+1周で行われました。
スタートグリッドはランキング順で決める事ができます。
スタートグリッドは1番1コーナーに近い1番イン側のグリッドを選択しました。
スタートの出だしは良かったものの、うまく加速に繋げられず、1コーナーを15番手付近で通過しました。
滑りやすいコンディションだったので、冷静さを意識して走りました。
2周目に10番手に順位を上げました。
しかし3周目に転倒をし、13番手に順位を下げてしまいました。
その後順位を挽回しようと意識して走りますが、ミスを繰り返してしまいペースを上げる事が出来ませんでした。
最終ラップに11番手に順位を上げゴールしました。決勝【ヒート1】
ヒート1のスタートグリッドは予選の順位順で決められます。
スタートグリッドはイン側を選択しました。
スタートの出だしで滑ってしまい大きく遅れてしまいました。
1コーナーでの混戦をうまく抜け出し、10番手で1周目を通過しました。
ペースをあげてさらに順位を上げていこうとしたところ、ミスを連発してしまい14番手まで順位をさげてしまいました。
雨が降ったり止んだりしてとても難しいコンディションでした。
レース中盤まで中々前のライダーをパスする事が出来ずにいましたが、ライン取りを大きく変え、レース終盤の11周目に11番手に順位を上げました。
その後も前との差を詰めますが、時間が足りず11番手でゴールしました。
轍が深く刻まれていたので、しっかりとコースを下見をしヒート2に臨みます。
【ヒート2】
ヒート2もヒート1同様イン側のグリッドを選択しました。
スタート出だしは良い反応だったものの、上手く加速に繋げられず1コーナーを20番手付近でターンしました。
ヒート2開始直前からの豪雨によりコースコンディションはとても悪くなっていました。
序盤の混戦を冷静に走り、2周目には14番手、4周目には10番手まで順位を上げました。
前のライダーも近かった為更にプッシュしましたが、5周目に転倒をしてしまい11番手に順位を下げました。
その後順位を取り戻そうと、焦りが出てしまい転倒を連発してしまいました。
レース後半、23番手まで順位を下げてしまいゴールしました。【次戦への課題】
今大会は、得意なコースという事もあり自信を持って臨んだ大会でした。
しかし、土曜日の公式練習から気持ちが空回りしてしまい、本来の自分の走りをする事が出来ませんでした。
自分の気持ちの弱さからこのような結果を招いたと思います。
次戦に向け、日々の練習、トレーニングは勿論ですが、日々の生活にも目を向けて自分に厳しく取り組んで参ります。
【エンジンオイルインプレッション】
今回は雨の影響で、轍も深くマディコンディションで半クラッチの使用や低いギアでの走行が求められる場面が多かったですが、両ヒートとも熱ダレを起こすことなく、ベストなパフォーマンスを発揮できました。
佐野壮太選手
チーム:カワサキ プラザ前橋
マシーン:Kawasaki KX250 2024年式
エンジンオイル:スピードマスター PRO BIKE 10W-40
コースコンディション:曇り
IA-2クラス:46台
レースレポート
【予選】
台風の影響でマディコンディションのレースでした。
上位13台が予選通過です。
予選ではイン側のグリッド選択しました。
スタートの反応良く1コーナーを7位でターン、予選時間が短い為序盤から攻め1周目を6位でターン、前車を追いかけ攻めますが、3周目にスリップし転倒し10位に落ち、ポジションアップできずに10位で予選通過となりました。【決勝】ヒート1
今大会のレースフォーマットは雨の為25分+1周の2ヒート制で行われました。
予算と同じイン側からのスタートです。
スタートダッシュが決まり1コーナーを5位でターン、その後上りのストレートで転倒したライダーに接触し転倒。
最後尾からのリスタートでした。
まだ前が詰まっていてポイント圏内に戻る為、追い上げようとするも、気持ちだけが焦ってしまい空回りし、雨の中のスリッピーな路面で何度も転倒とミスを繰り返してしまい、ペースを上げられず25位でゴールとなりました。
ヒート2
予選、ヒート1と好スタートを切る事ができていたので、そのイメージと自信を持ってスタートを切りました。
出だしでミスをしましたが、SUGOの1コーナーの混戦のすり抜けも得意としているので、すぐに頭を切替えて、しっかりとラインを見極めて進入しましたが、上手くすり抜けることが出来ず中盤付近で2コーナーをターンしました。
雨がふっておりコースコンディションはかなり悪い状態だったので、ミスがなく落ち着いて走ればチャンスが来ると頭では理解していましたが、周を重ねるごとに、どんどん焦ってしまい、転倒やミスを重ねてしまいました。
そして転倒した際にブレーキを破損してしまいそのままリタイヤとなりました。次戦への課題
今回のレースを通して好スタートを切ることができ、それは自信となりましたが、その後のレース内容で気持ちの面での弱さで原因で、負けてしまいました。
次戦の北海道大会まで2週間とわずかな時間ですが、心身共にしっかり限界まで追い込んで、準備していきます。
エンジンオイルインプレッション
長いアップダウンが特徴のマウンテンコースです。
終日マディコンディションで、重い粘土質の路面はエンジンに負担がかかりますが、【スピードマスター PRO BIKE 10W-40】を入れたエンジンは、熱ダレもなく最後まで守ってくれました。