JCAA TSUKUBA MEETING ENDURANCE 2019
10月20日(水)茨城県の「筑波サーキット」 コース2000にてJAPAN CLASSIC CAR ASSOCIATION主催の「JCAA 筑波ミーティング エンデュランス 2019」が開催されました。
JCAA 筑波ミーティング エンデュランス 2019」とは、年式(〜1970年、〜1975年)毎に生産されたノーマル車両、チューニング車両、フルチューニングされた車両等にクラス分けされ行われるレースです。
蘇武選手 参戦報告
今回のレース内「TSカップ」に、スピードマスターのエンジンオイルをご使用頂き蘇武選手が参戦されました。
「TSカップ」とは、310系サニー、61系スターレットにて行われ排気量、改造範囲によりクラスが分かれます。
ドライバー:蘇武喜和選手
チーム:スクーデリアヒタチSPM(スピードマスター)コミネ
マシーン:B310 サニー
エンジンオイル:スピードマスター F1プロレーシングスペシャル 10W60
ミッションオイル:スピードマスター プロスーパーギア80W140
デフオイル : スピードマスター プロスペシャルギア80W250(プロショップオンリー)
10月20日(日)筑波サーキットTC2000で行われた「2019 JCAA 筑波ミーティング エンデュランス」のTS CUPに参戦しました。「スクーデリアヒタチSPM(スピードマスター)コミネ サニー」での参戦は昨年から3回目になります。
初参戦ではポールポジションを’獲得したものの、決勝は表彰台に届きませんでした。参戦2戦目では総合7位と結果に繋がっていない為、何としても、勝ち星が欲しいレースとなりました。
前日の土曜日からサーキット入りして各所のチェックを兼ねたテスト走行を行いました。
10月後半とは思えない気温の上昇でしたが、予選決勝を想定した走行は共にフィーリングが良くてごたえのあるテストとなりました。
日曜日は秋晴れの中、気温はぐっと下がってタイムが出そうなコンディションでの開催となりました。
エントリーは27台で、エントリー受付が締め切られてしまう程、大人気の「TS CUP」はコース上も大混雑となってしまう為、間合いを取ってコースインしました。
しかし、そこは前日練習のような吹け上がりは無く、トラブルが発生していました。
バラつくエンジンをごまかしながらやむ終えずアタック開始。
2アタック目に第2ヘアピンでスロー走行車両に引っ掛かってしまったものの1’03.294で総合3位に付けました。
悔しい予選になってしまいましたが、エンジンチェックも兼ねて早々に終わらせてピットに戻ります。
後にメカニックの懸命な作業でキャブレータトラブルが発覚して、決勝に向けてパーツの交換をして備えました。
パドックでは完調に戻ったエンジンも実走してみないとチェックは出来ないので、実質ぶっつけ本番で決勝を迎えます。
決勝は15ラップ。気温も下がってきた15:00にスタートしました。
しかしスタートを切るとエンジンは完調ではなくパワーが80%ほどしか出ていなかった為、ライバルに先行を許してしまいました。
4位に順位を落として周回を重ねて行きます。
5ラップ目の1コーナーから第1ヘアピンまでコース上にオイルが出たことから3位に一気に追い付きバトルが始まりました。
コーナーはこちらのペースが良かったもののバックストレートに出ると5〜6車身は離されてしまい、またコーナーで詰めてインフィールドでバトルという展開が続きました。
何度か並走まで行ったものの抜き去るまでは至らず、最終的にて総合4位 TS-Eクラス3位でチェッカーを受けました。
クラシックカーレースならではのトラブルでエンジンパワーに悩まされてしまいましたが、スピードマスターのエンジンオイルはとても安定していて、エンジンに関しては10ラップも接近戦をしていた為、油温の上昇はありましたが、油圧の低下は全くなく安定していました。
ミッションについては「ガラスのミッション」と言われるほど壊れやすいサニーのミッションですが、フィーリング変化もまったく無く安定したバトルを可能にしてくれました。
結果はトラブルに振り回されてしまいましたが、ドライバー、メカニック共に出来る事を精一杯やって戦えたのは、過酷な条件の中でも安定したコンディションで戦えたのはスピードマスターオイルのお陰です。
レース結果に対してはもちろんこのまま終わる訳には行きません。悔しさをバネにして問題点を洗い出し、来年の「TS CUP」に向けて準備を進めて行きたいと思います。
心強い応援ご声援ありがとうございます。
今後とも応援よろしくお願いします。
蘇武選手、お疲れ様でした。
さらなるご活躍期待しております。