日本のモトクロスレース最高峰、日本のモトクロストップライダーが参戦する「全日本モトクロス選手権第4戦」が6月5日(土)6日(日)宮城県「スポーツランドSUGO」にて開催されました。
「全日本モトクロス選手権」のトップカテゴリー「IAクラス」に昨年度より昇格した「佐野選手」がスピードマスターの油脂類をご使用いただき参戦しました。
佐野選手参戦報告
ライダー:佐野雄太選手(19歳)
チーム:ジュニアライダース
マシーン:KAWASAKI(カワサキ)KX250 (2021式)
エンジンオイル:スピードマスター「PRO BIKE 10W-40」
レース開催日:6月5日(土)6日(日)
レース名:D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ2021 第4戦 SUGO大会
会場:スポーツランドSUGO(宮城)
天候:晴れ
コースコンディション:マディ→ドライ
参加台数:39台
【エンジンオイルについて】
レース直前まで雨が降り、その後晴れて一気に気温が上がり、高温多湿、高負荷が掛かる重い路面状態でしたが、PRO BIKE10W-40は低回転から高回転まで安定したエンジンフィーリングで安心してレースに集中できました。
【レースレポート】
スポーツランドSUGOは高低差のあるハイスピードコースとテクニカルコースが複合されたコースです。朝方までの雨で、コースコンディションは悪く大幅なコースカットで大会は始まりました。私は開幕戦で点灯し左膝を負傷しましたが、今大会までにはしっかりと体調を整えレースに挑みました。
予選は2クラスにて、各クラス上位15台が決勝進出です。予選時間は10分間です。予選のスタートグリットの選択順は現時点でのランキング順で。私は15番目でした。雨による路面の悪さを考え、私はほぼ中央の位置のグリッドを選択しました。
スタートバーが倒れクラッチミートした瞬間。グリッドの整地が不十分だった為、リアがスピンしスタートが出遅れました。スタートバーを超え3速に入れ加速し1コーナーに突っ込みましたが、出遅れた分他車に飲み込まれ、1コーナー15番手でターンをしました。
私は雨によるマディコンディションは得意としており、慌てず丁寧に、加速のメリハリを意識し、テクニカルコースに新入していきました。
1台1台、前車のラインを予測し丁寧にクリアしていった際、8コーナー手前で前車がよろけてきて、接触し、私は転倒してしまいました。
ちょうど上り坂での接触転倒でリカバリーに時間が掛かり、最後尾からのリスタートでした。その際予選通過ラインの15位とのタイム差は約40秒となってしまいました。
残り時間8分程度だったのですが、絶対届くという気持ちのみで走っていましたが、焦るあまりライン取りが中途半端に甘く、一時は16秒差まで縮めましたが15位には届かず予選落ちとなりました。
【次戦への課題】
最後尾になった際、単走にもかかわらず予選通過を意識しすぎてスピードを乗せるラインを見定められず、ベストタイムを出せなかった事、またそれにより、焦ってペースが上がらなかった事です。
次戦まで約3ヶ月のインターバルがあります。現在の自分の位置を省みた際、今一度全てをリセットし、心身ともに鍛え上げ、強い自分を作り上げます。