2017年 鈴鹿8時間耐久レース SSTクラス2位 総合22位
今年で40回目を迎えた夏の風物詩国内最大のバイクイベント『鈴鹿八耐』が7月27日(木)~30日(日)に鈴鹿サーキットで開催されました。世界中からトップライダーが集結し、急激な天候の変化や、昼から夜へ刻々と変わる時間すべてに危険が潜み、常に緊張感に支配される8時間。
そんな過酷なレースで、スピードマスターのエンジンオイルを使用したチーム、KRP三陽工業&RS-ITOHが総合22位 205LAP SSTクラス2位となりました。
スピードマスターオイル使用チーム
KRP 三陽工業&RS-ITOH #3
岡村光矩選手(JSB1000クラスにフル参戦中)
石塚健選手(全日本J-GP2クラス参戦中)
柴田陸樹選手(全日本J-GP2クラス参戦中)
TEAM JP,DFR & RS-ITOH 83
渡辺一樹選手(スーパースポーツ世界選手権に参戦中)
マーク・アチソン選手( ワールドスポーツバイク参戦中)
新庄雅浩選手(2017 JUN PanDelta 優勝)
魔物が棲む鈴鹿八耐
多くの人々が、『鈴鹿八耐には魔物が棲む』と口にします。これは、鈴鹿八耐への険しさを表す言葉です。
今回、スピードマスターのエンジンオイルを使用している2チームにも、魔物が忍び寄ってきました。
27日(木)の公式予選時に、TEAM JP,DFR&RS-ITOの2番手ライダー、マーク・アチソン選手が1コーナーを抜けてS字コーナー手前で転倒。 ワールドスポーツバイク参戦中で、普段は安定した走りのマーク選手がまさかの転倒。左肩を脱臼してしまい日曜日の決勝は、欠場を余儀無くされました。マシーンは転倒時、フロントからスポンジ壁に激突し、大きな損傷を追ってしまいました。
また、29日(土)の練習走行時に、KRP 三陽工業&RS ITOの柴田陸樹選手がダンロッップコーナーで転倒。転倒時に脳震盪を起こし、翌日の決勝は大事をとって欠場となりました。
決勝は、両チーム共、2名での戦いとなりました。
ピットウォーク
『鈴鹿八耐』ではレースだけではなく、多くのイベントが催され、そのイベントの一つとして29日(土)夜のナイトピットウォークや決勝当日朝のピットウォークが行われ、ライダーのサイン会にレースクィーンが華を添えていました。
華やかなピットウォークは表の顔。その裏では、クラッシュ時のマシーンの修復作業、1秒でも早く走る為のマシーン最終セッティング、タイヤ交換作業の練習等をチームメカニックが総力を結集し寝る間を惜しんで取り組んでいました。
鈴鹿八耐決勝
気温30度 湿度80%という蒸し暑い中、多くのモータースポーツファンの熱い視線のもと、11:30にルマン式で8時間におよぶ過酷なレースがスタートしました。
KRP 三陽工業&RS ITO#3は、37番グリッドからスタートし、順調に順位を上げていきました。結果、総合22位 205LAP SSTクラス2位という堂々たる結果でチェッカーを受けました。
たいするTEAM JP,DFR&RS-ITO #83は、23番グリッドからスタートし、着々と順位を上げていき、一時はベスト10を狙えるのでは?という調子で上がっていきましたが、またもや『鈴鹿八耐』の魔物が、、、
予選、フリー走行を通して安定した走りをしていた新庄選手がまさかの転倒。マシーンの修復作業を余儀なくされ、一時は60番近くまで順位を落としたものの、そこからは怒涛の追い上げを見せ結果総合46位 191LAP 完走致しました。
スピードマスターのエンジンオイル
KRP 三陽工業&RS ITO#3、SSTクラス2位
SSTクラス(スーパーストッククラス)とは改造範囲が限定され市販車の性能をそのまま活かして戦うクラスです。
すなわち、一般ユーザーにもっとも近いマシーン状態で国内でもっとも過酷なレースで結果を残せた事は、スピードマスターのエンジンオイルが本物である事を証明出来た事と思います。