9月10日(日)秋田県大仙市「新協和カートランド」にて「東北ジムカーナ選手権 第6戦 MSC あきたスーパースラロームDIREZZA 桃豚Cup」が開催され、この大会にスピードマスターのエンジンオイル類をご使用され参戦された工藤選手の参戦報告です。
開催日:9月10日(日)
開催場所:秋田県大仙市「新協和カートランド」
イベント名:東北ジムカーナ選手権 第6戦 MSC あきたスーパースラロームDIREZZA 桃豚CUP
天候:晴れ
コンディション:ドライ
参加クラス:PN3 class
ドライバー :工藤典史選手
エントリー名:YHwmxITOスピードマスター スイフト
エンジンオイル:スピードマスター PRO RACING 5W-30
今年はタイヤ的に苦境の全日本選手権同様、地元の東北選手権も全く同じ状況。
特に東北PN3クラスはシリーズランキング上に3台のスイフトスポーツが居て、1台は今シーズンチャンピオン獲得ドライバーでもある。
上位陣2台はBSタイヤで自分だけがYHタイヤ装着という形勢。5月に同コースの東北選手権第3戦に出場した際は雨のウェット勝負で全く歯が立たずにこの2台に大敗した5位だった・・・
しかし、ADVAN NEOVA AD09を極めつつある昨今はドライ路面なら勝負出来ると考え、ある意味リベンジの挑戦となった。
地方選手権も任意参加の前日練習会からの参加が定番で、前日がっちり走り込むドライバーが多い中、自分はタイヤ冷間&温感の感覚だけ確認する走行3本とし、翌日の体力温存に備えた。
9月とはいえ真夏日の続く状況下、たった1分30秒のコースを3回走るだけでも準備と後片付けで、かなり疲労が溜まってしまう。今回のPN3クラスは全10台で全日本同様にFR車のトヨタGR86、スバルBRZなどが居るが、FF車スズキスイフトスポーツが全体的に成績安定の感。
そこに今回ミニクーパー6AT車が初参加となったが、重量級FFでもハイパワーなのでコース設定によっては強敵となる展開。
エンジンオイルは2週間前の全日本で交換していた信頼のスピードマスターPRO RACING 5W-30。本来は新油にしたい所だが、地方選手権では少々贅沢な戦略になるので、今回は変更無し。
移動中も土曜練習も油温やエンジン音などに変調は無く、このままでいつものパワーが期待できた。
決勝当日は蒸し暑い朝から第一ヒートは少し曇りの中でアタック。
少しタイヤグリップ厳しい区間があり、その場の中間タイムはベストタイムであったが、ゴール時点では前走のミニクーパー鈴木のタイムを破れず2位タイム。
しかし、最終ゼッケンのチャンピオン巻口がキッチリベストタイムを更新して第一ヒートは3位で折り返す。上位2名はBSタイヤ装着の他、地元秋田勢のベテラン強豪で、ある意味アウェー戦。第二ヒートは気温上昇で各車タイムダウンの中、冷静に第一ヒート失敗部分だけ修正し、何とか自己タイムは0.2秒更新・・・しかし、第一ヒート上位陣タイムを破れず3位となった。
現状のタイヤ戦況としては上出来の表彰台ゲットは素直に嬉しく感じたし、最高ポテンシャルは出し切った感。
次回は全日本第8戦は鈴鹿南ラウンドの前週に東北選手権第7戦MSPラウンドも開催される状況。
青森八戸と三重鈴鹿の連戦は体力・費用的にも大変厳しいが、挑戦は続けないと衰えてしまうのも事実。
まずはジムカーナ休戦の週末にメンテナンスを敢行するつもりだが、その週末は地元SUGOでスーパーGT開催と、クルマ好きな自分への誘惑が(笑)。いずれ戦いは止めません、今後もご支援を応援をよろしくお願い致します。