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2020 JAF東北ジムカーナ選手権 宍戸選手参戦報告

 2020 JAF 東北 ジムカーナ選手権 第4戦 & 第1戦

スクリーンショット 2020-07-16 09.38.06新型コロナウイルスの影響により、モータースポーツは中止、延期を余儀なくされておりましたが、緊急事態宣言が解除され、東北地方でもソーシャルディスタンスを守り、マスク着用等、万全な新型コロナウイルス感染対策のもと、開催されるようになってまいりました。

先週末の7月12日(日)、宮城県にあるスポーツランドSUGO内の西コースにて、「2020 JAF東北ジムカーナ選手権 JMRC東北ジムカーナシリーズ」第4戦と第1戦のWヘッダーにて開催されました。第1戦は、4月5日に予定されておりましたが、新型コロナ感染拡大の影響で延期となっていた為、第4戦終了後の午後に開催されました。

この2戦に参戦され、2戦ともに見事、優勝を果たした宍戸選手の参戦報告お伝えいたします。

選手車輌紹介

ドライバー:宍戸政宏(ししど まさひろ)選手
チーム名:BSササキ スピードマスター インテグラWM
参戦車輌:HONDA(ホンダ)インテグラ タイプR (96SPEC)
エンジンオイル:スピードマスター PRO RACING 5W30

2020 JAF 東北ジムカーナ選手権 第4戦スクリーンショット 2020-07-16 09.39.25のコピー

参戦クラス:NSA-2WD
天候:雨  1本目19℃  WET  2本目 21℃ WET

新型コロナウイルス対応で延期されていた、東北ジムカーナ選手権がようやく再開されました。
本来、4月の開幕予定でしたが、直前で延期となり、本日の第4戦から今シーズンの開幕を迎えました。
当日は、今までとは異なるソーシャルディスタンス、マスク着用と今までとは様変わりした状況が会場では見られました。

今期開幕の舞台は、宮城県スポーツランドSUGO西コースで普段はレーシングカートが盛んなコースです。
天候は、梅雨真っ只中で終日雨のコンディションとなり、気温は21℃と暑くない状況でした。

前日に、「スピードマスター PRO RACING 5W-30」を入れてフィーリング向上を確認出来、決勝には不安無く挑むことが出来ました。
コースは、地方選手権らしく、前半に難易度が高いテクニカルターンセクションが設定されて非常に攻め甲斐があるコース設定となりました。

【決勝1本目】

雨は、小雨ながら、コースのライン上にはカートのラバーが路面に残り非常に滑りやすい状況でした。私のクラスは規則で「一般のラジアルタイヤ*」の為我慢の走りを強いられました。*ブリヂストン RE-71Rを使用
前半区間のテクニカル8の字ターンは、傾斜路面に置かれたパイロン間隔が狭く一つのミスも許されない状況下で、回し込む事が出来ましたがやはり練習不足でタイミングがズレてしまいました。
中盤〜後半は滑る路面でやや抑えながらロスしない様に走行し、ライバルのミスも有りましたが暫定TOPタイムで折り返しです。

【決勝2本目】

やや気温が上がりましたが雨は、小雨でほぼ同じコンディション。
1本目のタイムを落とした、テクニカルをほぼ完璧に決めた事で気持ちに余裕が生まれ落ち着いて走行する事が出来ました。
ライバルには約3秒の差を付けて優勝を飾る事が出来ました。
約8ヶ月間、大会から離れており久々の競技会で少々緊張もしましたが、優勝出来てホッとしております。
今回使用したエンジンオイルは、高回転が売りのホンダ VTECエンジンとの相性も良く、軽い吹け上がりで満足しています。レスポンスが大事なジムカーナ競技では、タイムに貢献していただけると実感しています。

スクリーンショット-2020-07-16-09.38.56

2020 JAF 東北ジムカーナ選手権 第1戦

2020-07-16-09.40.49

参戦クラス:NSA-2WD
天候:晴れ  1本目21℃  WET  2本目 18℃  WET

第4戦の午後に、延期されていた「第1戦」が開催され初のダブルヘッダー開催となりました。

ダブルヘッダー開催となった「第1戦」

コースは先に行われた第4戦をベースにパイロンターンのL/Oが変更されました。
午後になっても天候は回復せず、時折雨脚が強くなり進行がディレイになる状況でした。

【決勝1本目】

スタートラインで待機中にディレイとなり、10分以上待たされてしまい集中力の維持が難しくオフィシャルからの説明も無く、集中出来ずにスタートした為、前半テクニカルで大きくミスを犯し、後半も精彩を欠く走りで、厳しい1本目となった。
ライバルがペナルティが有り暫定TOPも生タイムでは2番手タイムで2本目の巻き返しは必須の状況。

【決勝2本目】

出走前にパドックで集中力を高め、大きくミスをしたテクニカルターンのイメージをしっかり行いました。
霧雨でしたが、路面グリップは大きく向上はしていない為攻め過ぎない走りも要求される難しい路面コンディションでした。
落ち着いてスタートし、テクニカルターンをしっかり決めてほぼミス無く走りきり、大幅タイムアップでTOPタイムを維持。
ライバルも攻めた走りではあったが、ペナルティがあり、第4戦に続いて第1戦も優勝する事が出来2連勝を飾れました。
エンジンオイルも全く不安無く、最後までこうレスポンスで走りを支えてくれました。

不規則な開催スケジュールでしたが、実質開幕2連勝とシリーズの主導権を握る事が出来ました。
残り3戦がカレンダーで予定されておりコロナウィルス拡大せずに、開催出来る事を願って、次回イベントへの準備をしていきます。

スクリーンショット 2020-07-16 09.41.55

 

厳しい環境の中、見事2戦優勝おめでとうございました。

次戦8月30日にスポーツランドSUGO西コースで行われる「第5戦」も優勝!、期待しております。

 

 

 

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