2020 JAF 東北ジムカーナ選手権第1戦・第4戦
先日、2020 JAF 東北ジムカーナ「NSA-2WDクラス」で優勝された宍戸選手の参戦報告をさせていただきましたが、同イベントのSCクラスに参戦された佐藤選手の参戦報告をお伝えいたします。
先週末の7月12日(日)、宮城県にあるスポーツランドSUGO内の西コースにて、「2020 JAF東北ジムカーナ選手権 JMRC東北ジムカーナシリーズ」第4戦と第1戦のWヘッダーにて開催されました。第1戦は、4月5日に予定されておりましたが、新型コロナ感染拡大の影響で延期となっていた為、第4戦終了後の午後に開催されました。
選手車輌紹介
ドライバー:佐藤秀樹 選手
チーム名:SKIPDLWmスピードマスター
参戦車輌:ランサーエボリューション GH-CT9A
エンジンオイル:F1 PRO RACING SPECIAL 10W-60
ミッションオイル:PRO SUPER GEAR 75W90
デフオイル: PRO SUPER GEAR 80W140
正式結果:第4戦 — 3位
第1戦 — 2位
7月12日にスポーツランドSUGO西コースにおいて東北ジムカーナ選手権第1戦及び第4戦が開催されました。
コロナ禍で4月5日から延期されていた第1戦を第4戦と併せてのダブルヘッダーで開催となりました。(第2戦及び第3戦は中止となっています。) 新型コロナウイルス対策としてマスク着用及びソーシャルディスタンスの確保など感染対策を行った上での開催です。 当日のスケジュールは1本の練習走行、最初に第4戦を2本、第1戦を2 本という流れで、かなりタイトスケジュールです。全参加台数は第1・4戦とも35台のエントリーです。当日の天候は梅雨のまっただ中というこもあり、終日雨模 様。土砂降りになってコースが一部冠水し、一時中断する場面もありました。路面状況は当然ながらウェットコンディション。雨が降ったりやんだりで、路面状況も変化し一様ではありません。路面温度は15 ~22°Cと低めで、状況を探りながらの一発勝負で走行することなりそ うです。
車両のほうは昨年度から、エンジンをリニューアル。パワー、レスポンスともかなりよい状態に仕上がってます。
前日にはエンジンオイ ルはもちろんハイパワーエンジンに定評のあるスピードマスターF1PRORACING SPEC IAL 10W-60、駆動系オイルはスムーズなシフトフィールにしてくれるPRO SUPER GEAR 75W-90、80W-140に交換を行い本番に備えました。そして今回から初の油圧サイドブレーキを投入し、前日にセッティング。走れる状態にはなったのですが、まだまだ 改良の余地があるとがわかりました。 当日の朝の練習1本を終え、感触をつかんだところでいよいよ決勝です。
【第4戦目1本目】
気合いを入れてスタート。路面にラバーがのっており最初のコーナーではフロントの接地感が驚くほどなく、かな り慎重なコーナリングが必要となりました。前半の八の字ターンセクションでの入りでサイドの効き方が思ったよ りも遅く、浅い旋回となってしまい痛恨のバックギアとなり、大幅なタイムダウンでゴール。
【第4戦2本目】
順番待ちの間、雨も強くなってきて、最終コーナー路面の水に足をすくわれスピン。結果的によい走りができな かったのですが、他の方のミスに助けられ3位という結果でした。
そして午後にダブルヘッダーの第1戦が開催されました。コースは第4戦のパイロンターンのレイアウトと周り方2カ所変更に なったのみで基本的なコースはほぼ同様です。車両の車高調整を行うとともに午前中ダメだったところを集中的に完熟歩行で 確認しました。
【第1戦1本目】
雨模様は変化ありませんが集中力を高め、スタートします。前半の8の字ターンセクション、サイドレーキの効き方もわかって きてうまくクリアできした。その後もうまくクリアしていったんですが、最終コーナーを抜けスラローム手前でスピン。ここ は少し攻めすぎてしまいタイムダウン。1本目は終了です。
【第1戦2本目】
いよいよ最後の1本です。後がないのでミスはできません。スタートはタイヤをうまくころがし慎重にスタート。8の字も成 功!コース後半の270度ターンでパワーオーバーとなりすぎてしまいここでタイムロス。後半はうまくクリアできたものの、 トップから0.8秒落ちの2位という結果でした。
次回参戦は8月22~23日の北海道で開催される全日本ジムカーナ第4戦です。気持ち切替え次戦がんばりたいと思います。
次戦の全日本ジムカーナ、さらなるご活躍応援しております。