FOMULA DRIFT JAPAN Rd.4 OKUIBUKI
8月27日（土）〜28日（日）滋賀県の「奥伊吹モーターパーク」にてFDJ2(フォーミュラードリフト）が開催されました。FDJ2は、FORMULA DRIFT JAPANの下部リーグとしての位置づけとなります。全6戦のシリーズ戦となり、シリーズランキングの上位10名には来シーズン（2022年）のFD JAPANライセンスの取得権利が与えられる大会です。
この大会でスピードマスターの油脂類をご使用頂き参戦された塙選手の参戦報告です。
●レース情報
・イベント名：Fomula Drift Japan Pro2 (FDJ2)
・日程 ：2022.8/27(土)～8/28(日)
・会場 ：奥伊吹モーターパーク
＃870 塙 彰拡（HANAWA AKIHIRO）選手
チーム: Y’sFACTORY eternal with SPEEDMASTER
マシーン: S14 SILVIA
●FDJ2 OKUIBUKI
シリーズ前半戦の戦績でシリーズランキング６位につけており、シリーズの折り返しとなるRd.4はチャンピオン獲得へ向け、重要なラウンドであった。
ここまでFDJ参戦で培ったデータを元に足回りやエンジンのセットを調整し挑んだ。
奥伊吹モーターパークはこれまでにD1LIGHTSやJIDC等で走行経験があるが、今回のFDJ2レイアウトの走行は初めてであり現地についてコースを確認したところ想定より小さなコースであった為、ファイナルギアを調整し走行を行った。
イニシエーションまでの加速区間は非常に短く、ゾーン１～３まで一つのR旋回で通過し、1度タイトに振り返してゾーン４を取るというレイアウトであった。【単走】
柔らかいイニシエーションではスタイルジャッジは伸びにくく、見栄えも非常に悪いことから蹴りのフェイントでメリハリをつけた勢いのあるイニシエーションを意識。
それ以降のゾーンや振り返しでは大きな旋回角度を維持できるように走りを組み立てた。●1本目 ： ―点
練習のイメージ通りのイニシエーションであったが思ったように車を止めることが出来ず、ゾーン１で脱輪。その後のゾーンはしっかり通過したが、ゾーン３→４の振り返しでリアの駆動が抜け、ハーフスピンとなった。●２本目 ： ―点
1本目の走行のイメージから練習時よりあからさまにリアのグリップ感が弱く止まらなかった為、イニシエーションをよりメリハリをつけ角度で止めれるようにプランを変更。
プラン通りのイニシエーションが出来、ゾーン1~3まで問題なく通過したがゾーン3⇒4の振り返しで1本目と同様にリアの駆動が抜けてハーフスピンとなった。
本番直前の練習走行よりデフに異常を感じており、このことから振り返しや進入のシチュエーションで車体を上手くコントロールしきれず予選2本とも失敗という形で本ラウンドは終了してしまいました。
大事なラウンドで追走トーナメントに進出できずシリーズランキングは９位に転落してしまったが、本ラウンドでは車両のセットアップ向上やチーム体制等の伸びしろを体感することが出来たため、次戦以降のラウンドでは着実に戦績を残しシリーズ争いに復帰できるよう努力を努めたいと思っております。以上です、引き続きご支援ご声援をよろしくお願いいたします。
